そもそも「欲求」に善いも悪いもない。
今から10年ほど前の私ならタイトルの言葉に不満を感じただろう。
だってさ、煩悩は身心を悩まし煩わせる心のはたらきといわれ、悪とされているやん。でもどうしても解せなくて現在に至る。
私はこれまでの学びを通して欲求はあっていいと結論づけている。その欲の質やカタチがどうであれ「ある」ものだから、それはそのまま受け入れようという考えだ。またその欲求の根底にある感情や思考がどのようなものであるかに意識を向ける機会になるのではと考えるようになって、自身の欲求を丁寧に観察することで心身と