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ベターとベスト


最近はどんなに気をつけてショーを開催しようとも、『オンラインは無いの?』

動画配信しますと言っても、『ライブ配信じゃないの?』『DVD販売は無いの?』

と気軽に聞かれるようになりましたね。

地味にダメージ!!!


私は仏でも全能の神でもございませんので

簡単に言うんじゃねぇ

と心の中で毒を吐いておりますが、 
やはり皆さんの安心と健康が大切ですし、『少しでも希望に沿う形に』というサービス精神もありますのでね…ごめんねと思うことも多数。

やれるならやっているし、やらないのも意味があるわけで、全体のバランスやリスクを考えながら「ベター」を決めております。もちろん発表会全体としてはベストを目指しながら。

昨日はある生徒さんに
『発表会のフライヤー見て、これ作るのだけでも大変だったんじゃないかなって思って…無駄に配りたくなりました!』

と言われ、ちょっとジンワリきてしまいました。

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コロナ対策についてビッシリ。

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デザインをしてくれたダンサー仲間カデちゃんに『コロナに負けるな!ってナウいね』って言われた裏面。笑

来週沢山持ってくるから無駄に配って…

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まあそんなこんなで、
コロナ禍における芸術文化活動は厳しい状況が続いております。

去年、これからのことを考える中でこれを読んで大変励まされました。

【新型コロナウイルス感染症に立ち向かうアートの現場レポート】

第5回より引用 https://www.nettam.jp/column/arts-covid19/5/ 


「アート、芸術文化にも同様に社会をデザインする力があり、社会課題を解決することもあれば、新たな価値を創造する」

「感度の高いアーティストは、世の中の声なき声をすくい上げる。『炭鉱のカナリア』のように、誰よりも早くそうした社会の問題や新たな価値に気づく感性を持っている。だからこそ、コロナ下で価値観がかわり、先が見えない今、アーティストやアートの眼差しが社会で大きな役割を担うのではないか。そこに芸術文化が進む未来の道筋があるのではないか」

「コロナ禍の中で、これまでは損失をどう補填するかというフェーズでしたが、今後どのように再スタートしていくか。そして、“間引かれた席”でも経済を成り立たせていくか。そのための策が必要になるでしょう」

「実物の情報量は圧倒的だと気づいた。同じことが文化芸術にもあって、そこをクリアにして、かつ「オンラインならではの見せ方」をもっと追求するべきだと思う。」

「生で実物にふれることの価値はやはり普遍的なんだと思います。オンライン・リアルの意義もある一方で、相対的に「リアルの価値」ももっと高まると思う。やはりその価値を届ける術を見出す必要がある。」

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そして最新回のこちら

【コロナ渦における舞台表現への試行錯誤】
https://www.nettam.jp/column/arts-covid19/13/

思わず涙…

皆さん、是非読んでみてください。

●今日の猫様●

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真ん中だけ使って買い替えろって目で見てくるのやめて…

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