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【採用ノウハウ】効果の出る求人広告を作る4つのポイントとは?


こんにちは!

某HRTech会社で主に西日本のマーケティングをしていることみです。

今回は求人広告に掲載するうえで最も大切な、
「原稿作成のポイント」ついて記事を書いてみました!

■求人広告にはどのような内容が効果的か?


みなさんはこれまでに、苦労をして掲載した求人広告で思うような効果を出せなかった・・・
という経験をしたことはありませんか?

陥りがちな状態と望ましい状態(1)


閲覧数や応募数などの効果が平均値よりも下回る企業様の求人広告では、
内容が企業宣伝になっていたり、競合と比較した際に平均水準よりも劣っている情報を打ち出してしまっていることが多いです。

求人広告での母集団形成に課題をお持ちの場合は、まず原稿の作り方を見直しましょう!


■原稿制作の考え方

まず、効果の出る求人原稿を作成するには、「誰に」「何を」「どのように」訴求するのかを戦略的に制作することが重要です。

ここから効果が出る原稿作成の4つのポイントをご紹介します!

■効果が出る原稿作成の4つのポイント

1.「誰に」~ターゲットの明確化~

まず初めに、どういう人をターゲットにするのかを明確にしましょう!

ターゲットの明確化 (1)

こちらはターゲットの能力階層ごとに必要なポイントをまとめた図です。

効果が出る原稿を作成するためにはまず、採用したいターゲットに求める能力を整理して、それが"MUST"なのか"WANT"なのかを分ける必要があります。

この基準が決まれば、原稿内に定性的、定量的情報のどちらを多く入れるべきなのかが浮かび上がってきます。

2.「何を」~ターゲットの理解~

次に、原稿を訴求するターゲットについての理解を深めましょう!

画像3

※参照|HRD株式会社 DiSCとはより
こちらはDiSC理論と各タイプごとに原稿で強調するべきポイントの図です。
DiSCを用いて人の性格や行動パターンなどの特性を4つのタイプに分類することで、求めるターゲットや活躍している社員がタイプなのかを分析でき、原稿内で強調するべき点が浮かび上がってきます。

3. 「どのように」~3C分析を基にした採用戦略の構築~

次に、自社の強みをターゲットに訴求するための戦略を構築しましょう!

3C分析 (1)


自社、競合、求職者の3者を、強み・弱みや、採用ハードル・待遇面、求職者の転職志向性など、様々な角度で分析したうえで、自社の強みを求職者に「どのように」伝えるかを構築します。


4.原稿コンセプトの軸を決める

原稿コンセプト (1)

最後にここまで分析してきた内容をもとに、企業の魅力因子を言語化し、
原稿訴求を「仕事」「会社」「ヒト」「待遇」のどの軸でおこなうのかを決めます。

■原稿事例


このポイントをもとにした原稿例をご用意しました。

原稿事例(before) (1)

原稿事例(after) (1)

ルート配送ドライバー職採用で、下が4つのポイントをもとに作成した原稿です。

≪ターゲット≫
・30代男性で3歳ぐらいの子どもがいるお父さん
・前職はサービス業なのでシフト制の勤務には抵抗なし
・不規則な勤務体系に加えて残業がかなり多いので、転職によって働く時間を減らし家族との時間を増やしたい
≪訴求内容≫
・ルート配送なので勤務時間が固定されている
・働き方が柔軟なので、行事に合わせた休みも取得可能
・実際に休みを取得した社員の例も入れることで、入社後のイメージを持ちやすくしている

■さいごに

ここまでご覧いただきありがとうございます。

今回は求人広告に掲載するうえで最も大切な、「原稿作成のポイント」ついてまとめました!

ご紹介したポイントは、経験者・未経験者問わず活用していただけると思うので、採用活動に役立てていただけると嬉しいです!

今後も人事や採用関連のことで様々な投稿を行っていくので、スキ・コメント・フォローをいただけると嬉しいです!

よろしくお願いいたします!

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