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PARK TO THE FUTURE

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公園情報アプリPARKFULを運営するにあたり、公園の将来や公園の現状の問題について考える機会がおおくなってきましたので、マガジンにまとめておきます。
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#公園

俗都市化:Urbanalizacion 一章より

テリトリアンとは

テリトリアンとは、交通・通信のスケールのおかげで、地域のさまざまな地点で多様な活動を日常的に展開できることができる大都市圏人口である。

コンパクトシティと拡散都市の対照性について

モビリティが都市を特徴づける変数だとすれば、地域に関する新しいパラメーターをもとに集中都市を再構成したものが拡散都市として考えられないだろうか。

魅力的な街とは何か。

そこにしか無いものが存在すること。自然、文化、人、食べ物。など。お金はとても均質的なものなので、魅力を産むことは無い。

当然公園の魅力も同じである。街区公園は面積が限られるからこそ、周辺街区や人の魅力に左右される。

もちろん設備で差別化できる部分もあるだろうが、差別化するまでに至らないことが多い。

街区公園の評価について

ランドスケープの造形美や設備の充実度、清潔さなどで街区公園を評価するのではなく、地域(街区)の健全度を持って評価するべきだろう。

その場合の指標とはいかなるものか。

小さな公園に日本再生の可能性をみている。

儲ける公園、儲かる公園は、より日本の格差社会を加速させる。財政の再建よりも地域コミュニティの再生が今の日本には何よりも大切だ。

働く希望よりも、生きる希望を。

サードプレイス 第11章の一文より

サードプレイス 第11章の一文より

現代の都市環境は、単機能の役割を果たす者としての人々に、必要な物を提供する。それは人をクライアントや客、労働者、通勤者に変え、人間になる機会をほとんど与えない。人を締め付け、拘束する。1つの場所で1種類の活動しか許さず、効率の名の下に、それ以外の活動を阻害する。要するに、都市環境は、昔よりはるかに人間の要求に答えることが少なくなっている。