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アバンギャルディのダンスで浴びる英語の褒め表現【インターネットで学ぶ英語表現5】

英語は日本語に比べて褒める言葉が豊富です。good, great, nice, wonderful, amazing, fantastic, brilliant, fabulous, etc…単語だけでいくつもあるし、それを使った表現も数多くあります。スラングを含めたらもう無数。試しに英辞郎で「素晴らしい」を調べてみてくださいな。

英語の褒め言葉:wonderfulとamazingはどう違う?

この「褒め言葉」の数々、一体どう意味合いが違うのか?と以前ネイティブに聞いたことがあります。答えは「えー、どれも同じ」。厳密に言うと褒める対象によって使い分けているようなのですが、口をついて出てくるので、あまり違いを意識したことがない、のでしょう。それだけ英語(≒英語圏の文化)では、相手を褒めるのが日常。

日本語の褒め言葉:いくつある?

比べて日本では、相手をやたら褒めるということはしませんね。それが日本語にも表れていて、日常的に使う褒め言葉と言えば「素晴らしい」「すごい」「見事」「最高」「ステキ」ぐらい…。

そこで困るのが翻訳です。授賞式やオーディション番組など、みんなが言葉を尽くして褒めているのに「素晴らしい」とか「すごい」とばっかり訳すと白々しく見えてしまう。困った私は若かりし頃、日本語の褒め表現を増やすべく、褒めノートを作ったことがあります。

アメリカで褒めちぎられたアバンギャルディのダンス


さて、日本のダンスチームアバンギャルディをご存じでしょうか。アメリカのオーディション番組America's Got Talentに今年出場し、決勝まで勝ち進んだことで話題になりました。

審査員たちは最初、日本人形のような風貌の彼女たちを若干冷めた目で迎えたのですが、ダンスを見て態度を一変。驚異的で圧倒的(mind blowing)
なパフォーマンスを褒めちぎりまくります。

「日本の魂を詰め込んだ」と本人たちが言うとおり、独創的(think outside the box)なパフォーマンスに、日本の祭り・伝統芸能・ポップカルチャーが見え隠れしています。ぜひ称賛の嵐と共に見てみてください。

◎初登場:岩崎宏美のダンスで会場総立ち

That was incredible!
This was beyond anything I expected.
I love you, girls.
That was genius.

◎準決勝:YOASOBIに日本のポップカルチャーを詰め込んだ

You are so good.
VERY good
.
You guys are amazing.
You are so original and you're my favorite.
This is so different.

◎決勝:アバの曲で阿波踊り!審査員も観客も総立ちで拍手喝采

Your best performance yet.
You guys are so fantastic.
You guys deserve to be in the finals.
This was sensational.
This was the best performance you've done.
That was absolutely brilliant.
Absolutely another superb performance.
You always bring the wow.

辛口コメントの多い審査員がこんなに褒めるのは珍しいです。「すごい」「お見事」「素晴らしい」といった日本語だけでは伝えきれないの、分かりますよね。

残念ながら決勝では破れてしまいましたが、アバンギャルディのダンスは何十回見ても飽きないです。まさにやみつき(addictive)。

番組のYoutubeやアバンギャルディのインスタにも、世界中からの褒め言葉がたくさん書き込まれています。気になる方はこちらもぜひチェックしてみてください。

ではまた来週。

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