Bリーグ2021-22シーズン第6節大阪エヴェッサVS茨城ロボッツの個人的な試合展望
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Bリーグ2021-22シーズン第6節大阪エヴェッサVS茨城ロボッツの個人的な試合展望

能政夕介(nose yuusuke)

開幕から1ヵ月が経過したBリーグ。先週は水曜日のナイトゲームもあり、また天皇杯3次ラウンドもありました。バスケットにとっては熱いシーズンがまだまだ続きそうです

ホームの大阪エヴェッサは現在西地区8位。上位は7勝2敗で並んでおり、まだまだ連勝次第で順位の入れ替えもおきそうです

東地区は6勝3敗で4チームが並ぶ混戦状況。茨城はまずは連敗を止めて今季初となるアウェイでの勝利を目指す

この試合はバスケットLIVEにて放送されます。解説は根間洋一さん。実況は能政夕介でお届けしていきます

※加執・修正の可能性もあります。あくまでも個人的な見解です

今季の両チームについて

大阪エヴェッサ(3勝6敗で西地区8位:681得点/726失点)

大阪は開幕から三河、京都、島根、信州、富山と対戦。島根戦までは1勝1敗で戦ってきたが信州戦で連敗。そして水曜日のナイトゲームの富山戦で敗戦し今季最多の3連敗中

今季はアルバルク東京から竹内譲次や三遠からインサイドで違いを見せることができるカイルハント。アウトサイドで仕事ができるペリーエリスや青木を含め8名が新加入

怪我で離脱している橋本や万全な状態ではない選手がいる中で、新加入選手を含めたチームの融合が問われる。特に3連敗中は失点が多くなり3試合の平均失点は87.3点と今季の平均失点(80.6点)を大きく上回る

大阪は昨季の結果から天皇杯は4次ラウンドから参戦。従って少しフレッシュな状態でチームの構築を行うことができたはず

経験や実績が豊富な選手も多くいるので、選手層の厚さをどれだけ試合の展開の中に反映させていくか。真価が問われる11月のスタートになりそうだ

TOの数はここまでリーグの中でも4番目に少なく安定したボール運びができている一方で、FGの成功率は43%とリーグ3番目に低い数値になっている

ゴールへのアタックを増やし、確実に得点を取りきる事と、いかに相手にボールを持たれる時間帯をコントロールできるか。攻守においての課題についての変化をしっかりとコートで体現したい   

茨城ロボッツ(1勝8敗で東地区11位:652得点/760失点)

昨季B2から悲願のB1昇格を勝ち取った茨城は初のB1リーグの舞台に立っている。今季は降格がないレギュレーションだが、その中でどこまでB1で自分たちのバスケを展開できるか?

スタートしたシーズンは秋田、滋賀、宇都宮、三遠、三河と対戦。苦しい開幕6連敗も粘り強く戦いリードを奪う試合もあった

三遠戦で初のB1勝利も現在は2連敗中。アウェイでの初勝利に向けて天皇杯での勝利を糧に繋げていきたい

今季は北海道に8年在籍した多嶋やリバウンドに強いジェイコブセン。経験もある谷口などシーズン当初は5名の新加入選手がいた

西川の契約解除はチームにとっては残念な結果だが、今いるメンバーでどれだけ茨城らしさを見せていけるかは楽しみなポイントでもある

天皇杯は3次ラウンドで敗退も、FE名古屋やレバンガ北海道に勝利。富山に敗れるも接戦のゲームだった

リーグ戦はリーグ最少の得点数が課題も、アウトサイドのシュートが好調の平尾や福澤をはじめ外国籍選手との組み合わせがはまれば得点も伸びてくるはず

経験豊富な選手も多いので、チームとしての土台をつくりながら勝利の経験を積んでいきたい

両チームのメンバー編成

大阪エヴェッサの2021-22シーズンロスター(★が新加入選手)
★青木龍史(岩手から加入)
★ケドリック・ストックマン・ジュニア ※特別指定(日本国籍:横浜より加入)
エリエット・ドンリー(日本国籍)
★ジャワラジョセフ(日本国籍:FE名古屋から加入)
★ザック・モーア(日本国籍)
中村浩陸
橋本拓哉 ※インジュアリーリスト(右足アキレス腱断裂)
★竹内譲次(A東京から加入)
合田怜
★カイル・ハント(三遠から加入)
ディージェイ・ニュービル
★木下誠(名古屋から加入)
アイラ・ブラウン(帰化選手)
★ペリー・エリス(外国籍選手:愛媛から加入)

ヘッドコーチは天日謙作HCが指揮。bjリーグ時代には3連覇も達成。2019シーズンから復帰。過去2季で西地区2位へ押し上げている

大阪は8名の新加入メンバーとの融合を目指す。橋本が先日新たなケガのリリースも発表。早く回復することを願うばかりです


茨城ロボッツの2021-22シーズンロスター(★が新加入選手)

遥天翼
福澤晃平
★多嶋朝飛(北海道から加入)
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
マーク・トラソリーニ
★エリック・ジェイコブセン(外国籍選手)
★ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ(アジア特別枠)
平尾充庸
鶴巻啓太
★谷口大智(広島から加入)

茨城はリチャード・グレスマンヘッドコーチが今季も指揮を執る。B2からB1昇格を達成した。アグレッシブな攻撃の戦術にも長けている。過去は愛媛のHCも経験。今季三遠から西川が加入も、双方合意の基で10月26日に契約解除が発表された

過去の対戦成績(Bリーグ加入後はなし)

bjリーグで2005年シーズンから戦う大阪エヴェッサとNBLに所属し2013シーズンから戦っている茨城

両チーム2016シーズンからBリーグでプレーも、今季から初のB1リーグで対戦する茨城にとってはリーグ戦で大阪エヴェッサと初対戦になる

新たな歴史を刻む一戦。大阪にとっては10月27日(水)以来の一戦。一方の茨城は天皇杯の3連戦(10月30日~11月1日)を北海道で戦い敗れはしたが2勝しチームとしての自信を深めた

フレッシュな状態で迎える大阪と、北海道への移動に加えタフな連戦だった茨城は疲れもあるかもしれないがFE名古屋やレバンガ北海道に勝利。更には調子が上向いてきた富山とも接戦に持ち込めた点は明るい材料だ

大阪はこれまでの自分たちのバスケに対しての積み上げを行ってきたのか。それとも少し変化を見せてくるのか?メンバーも代わった中でどんな戦いが展開されるか楽しみにしたい

個人的な見どころ

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個人的には大阪は得点に至るまでの過程を見ていきたい。個々のタレント性についてはニュービルをはじめコンボガードの合田やインサイドでも得点を取れるカイルハントなどもいる

前述したがとはいえ得点力は現状リーグ下から4番目の75.7点。島根戦はニュービルの活躍もあり92得点を記録も単発の個々の得点だけでなく、チームで意図した形での得点がどこまで伸びるかどうかを着目したい

TO数はリーグの中でも少ないが、相手のポゼッションする時間を減らす工夫や相手のFG成功率を下げる守備も必要になってくる

一方の茨城も得点力でいうと72.4点はリーグ最少。一気にここを伸ばすというよりは自分たちのコンセプトを大事にしつつそれがどれだけ浸透できるかが大切になってきそうだ

天皇杯での2勝はチームにとっても自信や勇気になったはず。特に福澤や平尾は10点近くの平均得点をマークしチームに貢献

ここに多嶋の本来の良さが引き出されれば外国籍選手もより活性化するはず。トラソリーニやタプスコットもジェイコブセンと同じく十分に伸びしろのあるプレイヤーなので、外国籍選手以外の活躍をしっかりつくりながら失点を80点以内に抑えることができれば茨城の勝利も近づいてくる

今季リーグ戦、天皇杯で3勝したいずれも相手の得点を80点以内に抑えている。まだ良さが出し切れていない大阪の攻撃陣だが、その良さが引き出されるか。それとも茨城が自分たちのペースで試合を展開していくか。両チームのPG合田や平尾のゲーム運びも重要になってきそうだ

個人的な注目選手

先ほどは両チームのPGを挙げたがもちろんゲームの展開を左右するキープレーヤーには間違いない。ただ個人的には大阪はカイルハント選手。茨城は多嶋選手に期待をしたい

大阪エヴェッサ #24 カイルハント

今季から三遠より加入の外国籍選手。昨季も3Pは1本も打たず生粋のインサイドプレーヤー。ドライブからのアタックもあり、リバウンドも強い。このハント選手がどれだけインサイドを制圧できるかどうか。そしてボールをコントロールしながら自分で得点のチャンスがある時に確実にモノにし、仲間を活かすプレーまでプレーの幅が広がるように周囲もフォローできれば得点はより積み上げることができるように思う

茨城ロボッツ #8 多嶋朝飛

今季から8年在籍した北海道より加入。直近の5年を見ても平均得点は7得点以上と安定感もある。今季は現状5.6点で特に3Pについては8/33で24.2%は十分に伸びしろがある(昨季は60/190で31.6%)

三遠戦では7アシストや天皇杯では古巣の北海道戦で3Pを3/4含む16点と2桁もマーク。徐々に調子を上げてきている多嶋が活躍すれば他の外国籍選手へのマークも緩めざるを得ない。そうした状況下をつくったときのチームオフェンスも楽しみです

さて、Bリーグも開幕から1ヵ月。年末はオールスターもですし、ウインターカップも含めてバスケの熱いシーズンがやっていきています

皆さんの熱い気持ちを少しでも後押しできるように心を込めて準備して臨みたいと思います。明日明後日共に15時5分からTIPOFF!!

熱戦を楽しみましょう!


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能政夕介(nose yuusuke)

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能政夕介(nose yuusuke)
フリーアナウンサー。司会やスポーツ実況(DAZNでのJリーグ中継等)・ラジオDJ等「コトバで伝える」お仕事。立命→楽天→友人と起業→フリーアナウンサーとしてKotokakeを設立。関西を中心に活動中。http://kotokake.jp/