2019明治安田生命J3リーグ第29節ギラヴァンツ北九州対ブラウブリッツ秋田の見どころを紹介
2019年11月3日はDAZNにてJ3リーグの実況担当です。
ギラヴァンツ北九州対ブラウブリッツ秋田の一戦をJリーグ公式映像DAZNにて実況担当します。北九州は前回のホームいわて戦以来の担当です。
個人的に大好きなミクニワールドスタジアム北九州での試合なので楽しみです!お天気が心配ですが・・それでは個人的な見どころです。
(J3リーグ 実況:能政夕介 解説なし)※追記の可能性あります
順位のと前節の振り返り
★ギラヴァンツ北九州 今シーズンここまで16勝7分5敗の勝ち点55で首位
前節はYSCC横浜相手に先制を許すも逆転勝利。池元、町野のスタメン2人と今季夏に加入した高橋大悟の3試合連続ゴールで逆転勝利。ホームで首位キープの勝ち点3を得ました。
次節以降上位とのアウェイ連戦です。ホームで4連勝を飾り、終盤戦戦いたい北九州。
★ブラウブリッツ秋田 今シーズンここまで10勝9分9敗の勝ち点39で9位
前節はホームで八戸と対戦し0-1の敗戦。7試合ぶりの敗戦を喫しました。
しかしながらここまでリーグでも上位の守備力に、リーグ後半戦では大量得点を奪うなど攻撃も活性化。過去北九州には負けたことがない秋田は弾みをつける勝利をここアウェイの地で狙います。
過去の対戦成績
過去の対戦成績は秋田の3勝、引き分けが2つとJ参入後は2017年からの対戦ですが北九州は秋田にまだ勝利はなし。
今季の4月に対戦した際は0-0のスコアレスドローでした。
2018年は北九州のHでは2-0で秋田の勝利(秋田:江口 直生、藤田と前半で2ゴール)
秋田のHでは1-0で秋田の勝利(秋田:尾本)
2017年は北九州のHでは1-1の引き分け(北九州:花井 秋田:久富)
秋田のHでは1-0で秋田が勝利(秋田:久富)
久富選手は2017年はホーム、アウェイともにゴールを記録。
また、JFL時代にも対戦経験のある両チームは当時のニューウェーブ北九州とTDKサッカー部時代にも対戦し2009年は秋田が2勝。北九州が秋田に最後に勝ったのは2008年まで遡る。
終盤の昇格争いのために首位をキープできるか?楽しみですね。
今シーズンの成績
★ギラヴァンツ北九州 16勝7分5敗 勝ち点46 42得点24失点 +18
先制試合:16試合 13勝2分1敗(16節のC大阪戦は逆転負け)
先制された試合:10試合 3勝3分4敗(20節G大阪U23戦、24節相模原戦,28節のYS横浜戦は逆転勝利)
スコアレスドロー:2試合 7節の秋田、13節の藤枝戦
ホーム: 7勝4分3敗 勝ち点25 19得点 14失点 得失点+5
アウェイ:9勝3分2敗 勝ち点30 23得点 10失点 得失点+13
複数得点:14試合
無得点:4試合
無失点:11試合
最多得点:3得点
最多失点:2失点(7試合)
今季最多連勝は5連勝
★ブラウブリッツ秋田 10勝9分9敗 勝ち点39 36得点29失点 +8
先制試合:11試合 9勝1分1敗(13節の熊本戦で逆転負け)
先制された試合:12試合 1勝3分8敗 (18節のいわて戦は逆転勝利)
スコアレスドロー:5試合(H長野、A北九州、HFC東京U23、H藤枝、A熊本)
ホーム: 4勝6分5敗 勝ち点18 17得点 12失点 得失点+5
アウェイ:6勝3分4敗 勝ち点21 19得点 17失点 得失点+2
複数得点:12試合
無得点:11試合
無失点:8試合
最多得点:5得点(23節の讃岐戦)※中村はハットトリック
最多失点:3失点(3節のいわて戦、8節のG大阪U23戦)
現在4試合連続失点中
今季最多連勝は3連勝
試合のポイント
3連勝で首位を走るギラヴァンツ北九州は4年ぶりのJ2復帰が現実味を帯びてきている。
現在勝ち点55で2位との差は4ポイント。次節が熊本、その次が群馬とアウェイで上位と対戦する北九州にとって連勝を継続して波に乗りたい一戦でもある。
前節は前半に先制されながらも、前半の内に池元のゴールで同点。
そして、町野が8試合ぶりのゴールで勝ち越し。更には夏に移籍加入した高橋大悟のPKで3-1とYSCC横浜に勝利して3連勝を飾った。
そんな好調な北九州と対戦するのは、過去北九州に一度も負けたことがないブラウブリッツ秋田。
2017年にはJ3リーグ優勝に輝いた秋田は現在勝ち点39。前節八戸に1-0で敗戦し7試合ぶりの敗戦を喫してしまった。
ただ、6試合負けなし(4勝2分)と終盤に調子を上げてきた秋田は昇格圏内の2位とは勝ち点差12。
他チームの結果次第ではありますが、目指すは昇格・上位へ。堅い守備をベースに好調の中村を含め北九州を攻略できるか楽しみな一戦です。
北九州は過去勝利経験のなかった沼津にも今季は勝利。夏の移籍で攻撃のバリエーションは増し、チームのスタイルもプレッシャーをかけて奪い戦術も浸透。
一方の秋田もリーグ後半から調子を上げ、攻守ともにかみ合う試合も。特に両ワイドの選手が機能し、前に当てたボールのセカンドボールや2列目の攻撃参加が機能すれば得点力にも期待ができる。
ただし、慎重な試合運びになる可能性も。秋田が5バックを敷いた際に北九州はどのようにその守備を崩していくか?セットプレーでの失点がリーグで1番少ない秋田の守備を、多彩になってきたオフェンスでどのように崩すことができるかも注目です。
また秋田は前半での得点数が多く、後半での得点数は少ない中、どのような試合運びをチョイスするのか?指揮官の駆け引きも楽しみです。
**個人的な注目選手
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現在3試合連続ゴール中の高橋大悟は夏の移籍で期限付き加入。確実にチームを勝たせる存在になっている。
ドリブルからの突破や冷静なパス。裏への抜け出しと前線で多彩な動きを見せる。
特に高橋大悟がつくったスペースを味方が生かすなどチームとしても徐々に形ができつつある。
高橋大悟が自らの突破や、周りを生かしたプレーで勝利を手繰り寄せることができるか?
そして町野も前節は8試合ぶりのゴールを呼び込んだ。
献身的なポストプレーやロングスローも武器だが、高さに加え両足で強烈なシュートを打てることも魅力。
対戦する秋田の和田は同じ横浜FMでもプレー。2試合連続のゴールで勝利を呼び込みたい。
昨年SB起用で驚かせた中村は今季はFWとしてチームを牽引。ここまで10ゴールはチームトップ。
今期は讃岐戦でハットトリックも決めており、高い得点力を誇る。
また得点試合はここまで負けなしと、チームを勝たせるゴールを量産している。
アウェイの地で2試合ぶりのゴールを自ら奪いたい。
そして和田は2試合ぶりの先発。今季は複数得点含む4得点とキャリアハイ。
中盤で多くのポジションでプレーできるユーティリティープレーヤー。
ドリブルでの仕掛けやパスでチャンスをつくれる技術も。北九州の町野や高橋大悟同様に将来性のある選手。
このあと14時からキックオフ!
上位を争う一戦楽しみです。
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