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過去世と現世が織りなすシンフォニー

 あの時のわたし
 今のわたし
 二つを手のひらの上に乗せたとき
 何を感じるのだろうか

日が経つにつれて
あの時の、あの感覚が薄れてきていく

けれども
わたしのコアの部分で
今世と過去世
二つのエネルギーが混じり合いながら
共鳴しはじめている

これまで表現してはいけないと
重い蓋を被せてきた。

ところが
セッションを受けてから
その蓋が暖かいお部屋においた
アイスクリームのように
とろけ始めている

わたしの中にいる
思いや感情たちが言葉になろうと
決めたのかもしれない

完全には溶け切らない蓋の隙間をするりと抜けて
あたりを見回しながら
そろそろっと飛び出してくる。

小春日和
暖かい日差しを浴びて
思いっきり伸びをするように

書かなくちゃ
ではなくて
自発的に言葉になっていく

もう過去世という幻想を手放そう

今世のわたし
2023年の今を生きているわたしを
大切にしよう

過去のこだわりを外して
思ったまま感じたままに
生きてみよう

そんな気持ちが強まっていく

ふと気づく

自分のことをとても愛おしく感じ
そんなわたしがいることを

自分を愛おしく感じること
自分を愛すること

わたしはそれを求めていたのだ

それは
わたしがずっと、ずっと、
伝えたいと思っていたことだったのだ


過去世のわたし
現世のわたし

長い年月をかけて
やっと一つにつながった


もういちど
過去世と現世のわたしを
手のひらにのせてみる

二つの世界が交じり合い
新しい私へと生まれ変わろうとしている

太さと繊細さ
強さと弱さ
優しさと冷徹さ

なよたけのように
泥の中に咲く蓮の花のように

変幻自在に姿を変えていく


過去世と現世が奏でる異次元のオーケストラ

ドラムのように躍動感あふれるリズム
ヴァイオリンのような繊細な響き
フルートが奏でる幻想的な音色

全ての音色が共鳴して一つに交わりあい
美しい世界が拓かれていく

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