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【#WJ19】週刊少年ジャンプ2024年19号感想【寿司いくら】

アンケ1:魔々勇々2:ツーオンアイス3:アンデラ



ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
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【#wj19】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ19号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【"最強"、セクシーに見参!!】

【#wj19】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ19号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【魔々勇々最終回……!!くぅ……!!】


●僕のヒーローアカデミア 419話

表紙
アニメと40巻と人気投票と1億部と……なんか色々お祝いの表紙&巻頭!
緑と紫……ヒロアカといえば結構この色のイメージあるわ。
てか左の人物……もう何て名前で呼ぶべきかも分からんのだけどめちゃくちゃ今週の本編先出ししちゃってんじゃん!
死柄木にしては顔違くね?って思ったんだよな。
巻頭カラー
人気投票恒例のトップ10扉絵!
相変わらず絵うますぎて絶句する。
休載込みとはいえ週刊連載しながら描けるクオリティじゃないのよ。
トップ10のメンツは概ねいつもの顔ぶれ……ってなんで障子くんが!??(投票時期って障子くん大活躍くらいのタイミングだったっけか)
ちなみに集計ミスがあったっぽくて公式アカで声明が出てました。AFOが8票しか入ってないのとかおかしいもんね。おもろすぎるもんそれは。

本編
復活のAFO。
今回は死柄木の運命がいかにAFOによって下拵えされてたかが明かされる回。
「先生が何を言っているか わからない」
死柄木にとってあまりにショッキングで理解したくないという表現のはずなんだけど、普通にAFOのワードチョイスがムズすぎるせいでそう言ってるようにも見えてちょっと面白くなっちゃった。
あと個人的に日曜24時過ぎのわたしがベロンベロンに酔ってたせいでマジで何を言ってるかわからなかった。
ただまあ要は「全て仕組まれていた」という話なんよね。どのくらい全てかというと元あった個性抜いて親父にもストレスかけて改悪版"崩壊"を植え付けたくらいの全て。
バキバキに砕け散る死柄木の描写も合わせてあまりにもエグい………
しかも現実に戻って微かに残る死柄木の余韻を、死柄木の代名詞でも家族そのものでもある"手"で雑に黙らせるという尊厳陵辱っぷり。堀越先生、筆乗りすぎじゃないですか?
最終目標へと移行するAFOを止めようとするデク……
デク………腕が………!!!
肉体的損傷だけじゃなく、OFAをすでに全て手放しているという事実も含めてあまりにも絶望的………
と、そこに現れるのが瀬呂、砂藤、尾白──クラスメイトたち!!
デクがここまで繋いだ戦い、最後はA組のみんなで総力戦か!!?とブチ上がっていたらさらにラストには……相澤先生………!!
出てき方カッケェ……!のみならず、「ワープゲートから出てきた」……!??
ってことは黒霧・白雲問題も解決してからの参戦なのか……!?
だとするとここの続きより先に遡ってそっちの話やりそうだなあ!?


●SAKAMOTODAYS 161話

四ツ村さんについて話す神々廻と周。
そら周は知りたいし神々廻は何も言えんよな……お互いキツいなこれは。
今の神々廻&周が、かつての四ツ村さん&神々廻と重なる構図で、神々廻が四ツ村さんの気持ちを知るっていう皮肉。
まあ……四ツ村さん生きてんだけどね……
そこにリーパーの強襲!
え!?神々廻さんここでこんなダメージ負うの……!?リーパーもまだ元気だし熊埜御も追いついてくるし絶望感すご……
からの突如下から現れる丸ノコ。
今週のサブタイトルの「サメ」ってこれかよ!?
足場ごと引き摺り込まれたリーパー、まさかの瞬殺。仮にもそれなりに引っ張ったネームドキャラがこんなにアッサリ……!!
「暗い狭い部屋でなァ… 生きたまま細かく切り刻んでやる…!!」ってついさっき言ってたのを自分で回収しちゃったリーパーさん。
這い出てくるのはもちろん大佛。殺し方も怖いし出てき方も怖いし(しかも読切と被ってる)その後の間違いブチギレも怖い。怖すぎ。
神々廻さんをこんなにしたヤツは今あなたにバラバラにされたよ。
ラストは南雲とスラー……あるいは赤尾。
内なる赤尾を知った南雲、どうなるんだこれ……?

●呪術廻戦 256話

「黒閃」について語る五条。
①拳を強化する呪力
②相手にぶつける呪力
③その両方を担う呪力
………③は何!??
③は①と②が混ざってるだけじゃないのか!?
でもこういう冷静に考えるほど全然わからんみたいな説明って呪術廻戦読んでるな〜って感じするんだよな。
まあ要は思ってるより黒閃を狙って出すのってマジでむずいんだよって話ね。だから今の宿儺ってスゲーのよ……って話になると思いきや……?
戦闘描写。
虎杖、真希、脹相のチームワーク、各々良い動きしてて見応えあるな〜。
でもそれ以上に黒閃連発しまくる宿儺がバケモンすぎる。ここから調子上げんのは無しじゃん。
虎杖、突如宿儺に0距離で放つ「穿血」。うおやっぱ明確に赤血操術が使えるようになっとる。いうても「百斂」がまだ上手くできないらしいからもう残弾無しかな。脹相に「ゆ"う"じつ"か"え"っ!!」で手渡してたのはこの百斂だったわけね。
拳を振りかぶる虎杖……の対処を妨害するラルゥ!!「こっちを向いて(キューティーハニー)」、名前もふざけてるし宿儺がハート目になっちゃってるのちょっと面白すぎる。てかこれ魔々勇々のミネルヴァの能力と取り回し似てんね。
さあそうして隙が出来たところにお見舞いする虎杖の「黒閃」……!!!
ここまで主人公がバシッと決めるの久しぶり……思えばこの漫画全然主人公の活躍ないな………
「虎杖悠仁が 覚醒する」
さすがにアチアチすぎる。
てかここで最終休載て!嫌だが!?

●あかね噺 105話

2連続センターカラー第2弾。
かめはめ波を繰り出すあかね、鳥山先生追悼イラストなんだろうな。明るい表情なのがいいね。
タイトルロゴとかアオリとか10巻発売中とかもドラゴンボールめっちゃ意識されてていい仕事してる。
本編
泰全師匠の高座の後、楽屋でのお話。
師匠からあかねへの謝罪もあり、流れとしては当然師匠はあかねに推薦を……とここでクソアフロこと全生師匠襲来。
無粋極まりない働きかけをする全生に対して「はじめまして!阿良川あかねと申します!!」とグイグイいけるあかね強え~。デフォルメめっちゃ効いててかわいい。
……とか思ってたらキリッとして「口出し無用でお願いします」よ。つ、強え……クソ度胸だなあかね。
そこに助太刀してくれるような形で泰全。
「私は阿良川あかねに二ツ目昇進の推薦を与えます」
うお言ったッ!なんなら
「…彼女は成り得ます」「一生師匠をも唸らす "真打"に」
とめちゃめちゃ肩持ってくれてる。ありえんくらい気に入ってくれてんじゃん……嬉し……
そしてさらに志ぐま師匠も登場……!!
言うて泰全師匠も真打だけど、全生と師弟関係にある以上対等な言い合いができてなかったところに、バチバチに対等な志ぐま参戦はアツい。
「とっとと失せろ」
カッケぇ~~~……!!
歴戦の強者の圧がとにかく感じられる睨み合い。普段人格者の志ぐま師匠のここまで強い怒りが込められた攻撃的なセリフってのも良すぎる。
恰好つかなくなって言い訳しながらすごすご逃げ帰る全生のダサいことダサいこと。
建物出た後の発狂、ざまあみろすぎて気持ちえ~~!これこれ、これがずっと見たかったのよ。すっきり。
さらにラストには畳みかけるようにまいける兄さん。
「俺の真打昇進試験の日取りが決まりました」
なぜこれを全生に……?
全生が審査?をまた担当したりするって話なのかな。それ相応完膚なきまでの出来栄えじゃないと認めてもらえなくない??
………ってことはまいける兄さん、完膚なきまでの実力示して真打になるってこと……??だとするとこっちもカッコよすぎなんだが。

●アオのハコ 144話

大会の終わり。
針生先輩が空気読んで大喜と千夏先輩2人きり。
千夏先輩、「より好きになったよ!」とか普通にパッと言えるのずるいよな。付き合ったらそんな頻繁に好意を表してくれるのかよ……
ミサンガは結局切れてないのか。上書きしたけどその内容って結局「〜〜次の朝を迎えられますように」なんだよね。先に明らかになっちゃってると切れたときの物語的エネルギー弱くなりそうだけど大丈夫かな。
何にせよ久しぶりのイチャイチャあったけえ……
後半は夏に向けての話。
針生先輩、あんな"退場"って感じだったのにダブルスでインターハイ行くんかい!!先週のわたしの「良いキャラだった……」みたいな気持ち返してくれよ!!
さらに雛ちゃんも久々登場。本っ当に久々だな。夏休みにルンルンでかわいいね。
菖蒲ちゃんとも一緒に花火大会……もしかしてメガネモテモテフィールド展開ですか??ちょっとやだな……

○アンデッドアンラック 202話

引き続き全言語死理取り。
「キモは後攻の選択」
ってのはマジでそうで、うまくやれば先攻のワードに対処しつつ次の攻撃に繋がる語尾を作れるんよね。
"とはいえ粉塵爆発の直撃すら効き目が無い敵をどうやって倒す……!?"というのがこの戦闘におけるメインのフック。
「どうにか上手いこと追い込んで"ん"を言わせるんかなあ」という読者の予想を先回りして封じてきていて、あくまでバトル的謎解きをやっていく心づもりみたいだ。
物理ダメージは効かず、7000の言語を操るのでルール勝利も限りなく不可能。うーむ、隙がなく強敵に見えるな……
一方その頃風子たちは戦闘機っぽいやつらから妨害を受け釘付けに。おそらく上位十理の"戦争"とかそういうやつのジュニアって感じかな。
上位十理、太陽からは出られないけど手下を操れば干渉は可能か。言われてみればそうだ。
再び場面はニコイチvsランゲージへ。
4ターン目後攻、ランゲージは
「Wall→Lance of Longinus」。
「理屈よりロマンが大事なのよ」
考えてみれば科学と語学だからめちゃくちゃ理系vs文系、理屈vsロマンって構造になってるのか。
さらに5ターン目先攻のランゲージ。
「Lance of Longinus→Shen long」
神龍……!!タイミング的に多分鳥山明先生追悼要素なんだろうな。めちゃくちゃ自然に本編に組み込まれててすごい。ちなみにその後のイチコのセリフ「むむむ こっちだてぇ……!!」で誤植しっかりしなさい!「しんりょう」は読み方として間違ってないらしい。はえー。
5ターン目後攻でイチコが繰り出すのは……
「しんりょう→うみぼうず」
なんかスーモみたいなん出てきた!!しかもめっちゃ弱え!!一瞬で消し炭にされててかわいそう。イチコのイメージが貧困だったばっかりに……
ただそのイチコの方に謎のダメージが。
これもしかして、実在するものは物が壊れるだけで済むけど、実在しないものは魂の一部を使って作られてるとかか?
だからそれが破壊されると魂の一部が削られてダメージ受けるみたいな。ビースト戦で学んだ魂概念からの発展問題みたいなところある。
ニコはそもそも魂という概念を信じられてないからまずそこからなんだよな。ビハインドでかいぞ。
海坊主で一手無駄にした分、6ターン目先攻で神龍をどうにかしなきゃいけない。どうする……?ってところで次は「ず」か「U」。
ん?……「U」………?
これ否定者誰でも呼べるんじゃね??
おいおいおい来たなアツい流れ!誰呼ぶんだイチコ!?とワクワクしている中呼ばれたのはなんと……
不老、ファン=クーロン!!!
……いっちばん面白いヤツ来ちゃった!!大正解すぎる。この後物理なら何来ても返せるじゃん。
架空生物の神龍に勝ちうる存在として呼ばれたのが実在のファンなの笑うし(しかも能力関係ない)、実際寝ぼけ踵落としで龍倒してる?のも笑っちゃうし、何よりアオリがおもろすぎるよね。
「"最強"、セクシーに見参!!」
編集さんからも"面白"として認識されちゃってんじゃん。
ただ、ギャグみたいになっちゃってはいるものの、イチコが知ってる否定者で、この状況を単騎で打開できる強さの奴……ってなると実際最適解ではあるんだよな。
次週は否定者人気投票結果発表。このタイミングでファンをぶっ込んできたってことはもしかしてもしかするか……?

○キルアオ 48話

ヨシツネ・ジョニーに勝利後、サービスエリアへ。
休憩に出た獅童が帰ってこなくておかしい……寝てる……何で……!?
からの突然JARDIN2代目、桜花陽一郎のお出まし。めっちゃ夜桜家みたいな名前だなこいつ。
よく見たら前のページの時点ですでに十三たちのすぐ後ろを歩いててビビる。それに後々出てくる着ぐるみもこの時点でいるな。
陽一郎、円満な家庭も保っているイクメン……露骨に十三と対になるライバル・ラスボスポジとしてデザインされている感がある。
突然駐車場の車が全部爆発。ノレンたちは!?って思ったらそのバスだけは無事。怖え〜。
要はこの場にある車を全部使えなくして追ってこれなくしたわけね。にしても見た目がド派手なのでヤバさが際立つ。
気配消し、車爆破、銃弾撃ち落とし……等々これまでの敵とは違う、流れるような鮮やかな手口に格の高さを感じる。
十三ですらまんまとやり込められ……と思いきや最後は大人の姿でラウンド2!!
こないだ配信で言ってた「大人に戻って2代目とバトルって展開ありそう」がばっちり当たっててうれしっ。

○読切 サダオがいる家

2022年33号『サダオがいる部屋』を経ての掲載。作者は笠屋忍先生。
ジャンプ・ショート・フロンティア作品でアンケ入れてた数少ない作品だったのでパワーアップして帰ってきてくれてうれしい。
てかショートから膨らませて長尺の読切になるのって珍しいかもね。
『部屋』からの変更点としては尺が3倍になったのでヒロインの数も3倍に。単純だけどそれが一番ええ。
『部屋』から続投(JKじゃなくなってるけど)のおっとりお姉さんカナコは当然として、次女のギャル娘マキに三女のクール毒舌レイナと3人とも方向性違ってそれぞれ刺さる人がいそうな感じ。わたしはレイナちゃんに罵られたい。
みんなおっぱいでっけくていいね……
だし、この作家さんが本当に好きなのは尻なんだろうな……とも思った。雑巾がけのシーンとかテレビのセッティングしてるシーンとか。
あと199ページの寝てるマキちゃんエロすぎる。
「自分のせいで大事な人が不幸になる」と気に病んでいるサダオと、そんなサダオを救いに来た優しく温かい三姉妹……というキャラクター性とその魅力がバッチリ圧縮された読切でした。
にしてもYouTuberさんたち、不法侵入に飽きたらず強姦未遂とはヤバすぎるな……

○夜桜さんちの大作戦 221話

あるふぁ、覚醒!
嫌五の開花、マジで活躍させるの難しい類だと思うんだけど内面から直にアプローチできるのは他にない性能よな。
扉崩れて現実のあるふぁがズズズ…ってなるの怖すぎ。
「ちょいマジィかも…」
とか言って嫌五が全然余裕ない感じだからヤバい……?となっていたところに……
太陽帰還……!
あと1週早く帰って来てれば巻頭カラーだったのに……!!
回想の「きっと効くよ」の太陽、カッコいいパパすぎる。この肘ついて横向いて寝かしつけっていうのがそもそもめちゃくちゃパパ。
結果、無事あるふぁを沈静化してめでたしめでたし。いつもキリッとしてるあるふぁが太陽の前では甘えんぼになるの、珍しく年相応さを感じられて良い。
最後には凶一郎とひふみも来てうるせ〜〜!!
シリアス終わってから投入されてるあたり六美の管理が完璧なんやなって。
あるふぁの開花についての詳細はまだ明かされず。「え」「ひょ」からの嫌五の口止め……ってのが不穏よな。太陽に知らせない方がいい開花ってなんだろ。気になるね。

○カグラバチ 28話

作戦会議、"蔵"の考察から。
情報収集の甲斐あって"蔵"が現実ではない亜空間にあることが確定。
「上下も果てもない」
のところ、一撃で亜空間なのがわかる絵でいいな。
さらに"蔵"の中に謎の扉を発見。
諸々の情報から見るにこの扉は「非常口」なのではという考察。
カグラバチの作戦会議パートのこの限られた情報から合理性を積み重ねていく感じ、「考察」の描写としての完成度が毎度高いよね。
今回はこの非常口の出口を突き止め、そこから"蔵"に侵入する作戦に。
伯理がちゃんと情報源として役に立ってる。チヒロに呼ばれて駆け寄ってくるシーンの謎の天丼シュールで好き。
かくして楽座市への殴り込み。
目的地は地下墓地こと凪浄苑。伯理が地下墓地って言ってたからそれを根拠にチヒロも下に下に潜っていくのかな。
Mr.イナズマこと裕くんもしっかり保護して終盤は戦闘シーン。
やっぱ暗中の刳雲カッケェな~~!!
暗闇の中で光ってたら的になるよねってのも、「そうだが?(なので空中に放って囮にします)」とスマートな解答が用意されてて嬉しい。当然の疑問に先ア割するだけじゃなくてカッコいい見せ場にすらなってる。
てか刳雲、打ち直したのかと思ってたけど折れたまま使ってるんだ。
「あと数回使えば刳雲は死にます」
そんな寂しいこと言わんと今後もちょいちょい使ってくれ~!
雑魚を蹴散らしてたら灯りが戻って、手練れと思しき敵登場。
……と思いきやラストには緋雪さんも参戦!!
いきなりか~~!!出し惜しみなしで盛り上げてくるねえ!!

●ウィッチウォッチ 151話

カンちゃんがまた魔法でえらい目に遭う回。
今回は対象にあらかじめ設定された通りの行動をとらせる魔法"オタスケジュール"。
「こらええわ」だったのマジで最序盤だけで、けっこうずっとかわいそうだったな……
「トイレ行ってきます」で席立ってからのくしゃみ連打、あまりに地味だけど余計悪目立ちしててかわいそおもろい。
でも一番かわいそうだったのは「ほがらかにうたっておどる」だったかも。
ここだけほんのり尊厳陵辱の香りがする……
そして下校中には一番の危機、「ちんぽする」問題が。
何気にウィッチウォッチでこんなガッツリ下ネタなの珍しいような。
気づいた瞬間の「アカァーーーーーン!!」と、取り押さえられてる時の「なんですのん!なんですのん!」好き。
アオリの「ひと安ちん。」は正直(あ〜〜……ウケようとして欲かいたな)って感じだった。この「うまいこと言ったった」感が透けて見えるとちょっとなー。

●逃げ上手の若君 152話

雫と師直の言い争いから。
「私なんて夜中こっそりファ~してる」
「夜だけか?話にならん 四六時中ファ~してこその執事だろうが」
ファ~is何!??
雫と時行でイメージしてえっちなワードを当てはめると師直と尊氏に置換されるトラップが仕掛けられてるんだが。
師直の進軍を嵐を起こして食い止める雫。
服がはだけてECCHI!
邪魔な味方の公家、師泰・桃井の活躍により顕家軍は敗走。
公家はカスだけど義良(のりよし)親王は器大きいしちゃんと顕家のこと分かってくれてるな。
さらに後半は雫の正体について。
「私は人ではなく神力の塊」
「父様によれば御左口神(ミシャグジ)という存在だと」
神がかり的な何かとかじゃなく神そのものってこと!?だいぶ寝かせておいた驚きの事実の割にはそんな大きな戦でないところで明かしたな……
頼重に見付けられたときの雫、裸なのでSUPER ECCHI!
こういう出自だと、石塔殿が諏訪で見たという天女は雫だったんだろうなという感じよね。
「京を塞ぐ強敵達を この体全て使って倒します」
まあそんなん時行が許すわけないわな!
でも抱きしめられて「ほわああああああああ」はえっちすぎ!!内側を直触りされて頭パチパチて!今回のサブタイ、「雫えちえち欲張りセット1338」とかの方が適切だろこれ。
それはさておき時行の言う通り鍵となっていたのは情報戦だし、まだ雫が犠牲になってまでなんとかしなきゃいけない状況でもないよな。
正体を明かした雫に、正式に仲間になった夏(と玄蕃)と、ここ最近ホットなキャラたちの見せ場って感じになりそうね!

●超巡!超条先輩 9話

センターカラー!
9話で自力センター2回目早すぎる。
出世コースで嬉しい限りだね。
今回の扉絵はステッカー風。冷静に見るとけっこう省エネなイラストなんだけど、かといって見劣りは全然しないしなんならこのステッカー商品化してほしいくらいだよね。ゴリラ巡回ステッカー普通に欲しいわ。
本編
万引き半を捕まえるために交番メンバーでコンビニバイトをする回!
各キャラ、バイト用ルックに変装してるのが新鮮。ポンちゃんツインテかわい~。
超条全部白髪なの違和感めっちゃある。ローボくんのその髪型は……何……!?(すごく元ネタがありそうな気配を感じる)
コンビニバイトでウキウキの超条のショタみすごいな。そこからコンビニバイトの現実を食らって打ちのめされるのもなんか予定調和感ある。
慣れてきてからはバイト自体に超条とローボくんの能力活かしてて「もしかしてコンビニの方が天職なのか…?」とか「店に骨埋める覚悟のカスタムしとる…!!」とかのキレたツッコミがしっかり飛び出てたので満足度高し。
万引き半確保パートでさりげなく熱検知活かしてたのもちょっとした伏線回収みたいで良かったね。
もう何回言ってるか分からんけど、どう見ても一桁話数の安定感じゃねーのよ。

●鵺の陰陽師 45話

冒頭はレベル4の会合。なんか思ってたより人数いるな。
座り方にも個性が出てる。席順による序列とかは無い感じ?
次の目的は「祭祀刀」……この後は各隊長たちが順に活躍していく流れになるのかな。
場面は移り鵺さん。
しれっと烏天狗ついてきてる。あの山にいなくて大丈夫なのか?まあ村壊滅したから逆にもういなくていい感じなのかな。
レベル4たちの発言とは異なり半分アイテムでも鵺さん復活を早めることは可能らしい。じゃあマジで夜行から半分取り返した学郎ファインプレーだ。
居残りさせられる学郎。
……の話を耳そばだてて聞くヒロインズかわいい。
「今日から君を 強制的にめっちゃ成長させたいと思う」
「俺を強制的にめっちゃ成長させて下さい!」
「私達も強制的にめっちゃ成長させて下さい!」
連呼すなーーっ!!みんななんでコレを真剣そのものの顔で言えるんだ。
ともあれ、学郎だけでなくヒロインズも鵺さんによる修行を希望。
そこに課される条件。
「学郎と 二人きりで数日同じ部屋で暮らすことになります!」
こ、これは……「めっちゃ成長しないと出られない部屋」……!?
学郎が一番ビビってて笑う。学郎のこの顔毎回笑うからやめてくれ。
この条件について話し合うヒロインズ。
代葉ちゃんはそもそも問題なし。四衲は強くなりたいので耐えられる。周防先輩は……?
他の2人と違って決心がつかない周防先輩……
ここで先輩を奮い立たせるのはあの戦いの時の学郎。
霊衣を身に纏ってスピード勝負とあっちゃあ周防先輩の土俵。
誰より先に学郎と合流して
「一緒に修行(していいかな!)(しませんか?)
周防先輩はともかく他の2人にも声かける予定だったらしい。
「皆を頼れるようになるって約束したので!」ちゃんとこれを言えるようになったってだけでも大成長よな。
そうして最終的には周防先輩ルートに突入!
「いいよ 別に夜島となら嫌じゃない」
良い表情でドキッとするようなことを……!
代葉、四衲とは既に添い寝済みだから、これで学郎はヒロインズ3人全員と一緒に寝ることになるのか……。
とんでもねえ野郎だぜ!

●僕とロボコ 180話

MCバトル?をする回。ラップバトルとどう違うんだ……?
個人的にラップとかフリースタイルとかが地雷レベルでめちゃくちゃ苦手なので全然わからん。
マッシュルOPに乗っかってる……のか……?
あの曲→R指定→MCバトルっていうチェーンかな。
ガチゴリラもタリーも、ロボコのターンが終わって反撃……と思いきや普通に凹んで敗北なのちょっと笑った。メンタル弱ぇ!
それだけにしっかり応戦したボンドはなんか凄かったね。あれは普通にボンドがMCバトルの超天才ってことでいいの??
大乳輪さんも褒めとるしな。
全体的に韻を踏むのはすごい頑張ってるなという感じでした。合わないネタはある!

○グリーングリーングリーンズ 18話

コンペ編エピローグ。
みんなで焼肉ってのもめちゃめちゃ楽しそうでいいね。水沙さん、食べ盛りの高校生8人分の焼肉代先に出してくれてるのすごい太っ腹だな……結構儲かってる方のプロ選手なのか……?
スコアがどうだったとか、本番と練習の感覚の違いとか……あるいはスライスがどうとかロブがどうとか、ワイワイみんなでお喋りしながら食事するの、いつもわたしがやってるカードゲームの大会の打ち上げもこんな感じでめっちゃ共感した。すごい楽しいんだよな打ち上げ兼感想戦。なんならゲーム自体よりこっちのが楽しいまであるからな……
王賀さんも表情は依然柔らかくならないけど明らかに態度は軟化してて、勝負を通じて絆が深まったのを感じる。力君にわざわざ見せつけるのはやめて差し上げろ。
最後は王賀さんから言われた言葉で夜に起き出していつものゴルフ場に赴く珀。一瞬で寝落ちできそうなくらい眠いのに練習したさが勝つの、ゴルフ好きすぎるだろ……!
でもゴルフ場にはすでに王賀さんの姿も。ゴルフ好きすぎは一人じゃなかった……!
最後は前より少し近づいた距離感で練習に打ち込む二人。
珀と王賀さんのお話だったコンペ編にふさわしい、爽やかで気持ちのいいラストでした。

○Dear Anemone 8話

復活の埜色から。
「スッポンポンやないかい……」
「い…いや…!!絶対にツッコむべき所はそこでは無い……!」
自覚的で笑った。
順序立てて思い出すことでめっちゃあらすじ説明してくれてる。初見さんへの導線……!?
関西弁のスッポンポンに釣られた初見さんへの……(いるのか?)
後半は皆月さんvsカマキリ。
生まれつき適合者だった皆月さんがいかにして力を使いこなせるようになっていったかが語られてからのカマキリさんのターン。
食らいつく直前のカマキリさんのドアップは怖かっこよくてちょっと好き。
でもその後の皆月さんの見せ場のシーンがな〜。
回想シーンに灰色狼(漢字なのもどうなん?種族名として扱うならカタカナじゃない?)の説明に……とだいぶお膳立てして盛り立てたのに、肝心のキメゴマ(「この力の使い方も」と最後の見開き)がどちらも顔隠しちゃってんのがなんでよ!ってなった。
カッコよく決めるシーンなら顔見せてくれって。せめてどっちかだけでも。
なんかこれまでもこの作品ずーっと曖昧にぼやかした情報しか出てこないなーって言ってたんだけど、もしかしてぼかしてるんじゃなくハッキリとした描き方じゃなくなるクセがあるのか……?

○ツーオンアイス 27話

きさはゆの演技終了後。
3回転半、ちょっとケチついちゃったのか。やり終えた瞬間はブチ上げつつ後々の目標としても据え置きできるの偉いかも。
てかあんだけ揃える気のない演技だったとしても上手けりゃ点がつくんだ……というかそれだけ天雪と操ちゃん上手いんだ……
楽屋。天雪と隼馬の対話。
存外険悪にならずに言葉を交わせてるな。天雪、隼馬への印象そんなに悪くないのか実は……?
「君は僕を否定しようとは思わなかったのか?」についても、「周りの想像する王道の未来より行きたい人生が本当にあの演技だってのかなって…」についても、隼馬の誠実で聡明な部分が感じられたからかもしれない。
次は綺更と操ちゃん。
操ちゃん、めそめそしてるか弱き女子かと思いきや天雪への復讐に燃えててかなり見直した。不屈すぎる。表情めちゃくちゃ良い。
そこからはメダル授与。「カップル種目ならではのメダルのかけ方」いいな〜〜!!お互いちょっと照れてるけど照れすぎてないこの雰囲気も良い。この2人の距離感やっぱすげえ好きだ。
そこからは目まぐるしく変わっていく周囲の状況。
きさはゆの指導者は夏夜夏日コンビではなく秦冴さんに。引退してるからそれが確かに一番いいのか。
無何有のもとにも相方が!こりゃまた随分我が強そうな……
ここ操ちゃんじゃあかんのかって思ったけどよく考えたら操ちゃんもうペアやる理由無いか。
天雪およびゴミ女ちゃんはどうなるんだろう。なんかゴミ女ちゃん逆転勝利の気配漂ってるよなこれ。
ラストはテレビ局。
チーフAD木崎さんより後輩AD伊澤くんのが圧倒的に有能だね……
プロデューサーさんもやり手というかなんというか。伊澤くんに押されてというよりはこれくらいのプレゼンを引き出したくてあえて突き返してた感じだね。枠は先んじて取ってくれてはいたわけだし。
かくして地上波・全国・生放送という大舞台が成立。なんかすごいことになってきた……?

○累々戦記 17話

あちらこちらで戦闘。
まとめて出てきた影ノ徒のみなさんはでっけえやつ相手にレイドバトルの様子。
凪斗くんは幻術使い?と。
シスコンキャラ、ようやく活きたね。
その妹にすら引かれてるの笑う。
さらに戸神vs黒ギャル。
「えっ… アンタ履いて」
戸神ちゃんノーパン!!?やったーー!!ありがとう!!!なんてやつだ……
そして幻術使いとギャルをあっさり無力化さたお札ですら一切効かない禅。
おばばがやられそうになってるところに最後助けに来た弥宵と蒼葉!
いかにも最終フォームといった感じだし、これは………

○魔々勇々 29話(最終話)

最終話単体振り返り

エンドの身の上を聞いたコルレオは……?というところから。
「私の存在が全てを不幸にし続ける…」
というエンドの言葉に全身全霊をもって反論。
「生まれてこねェ方が」
……コルレオもかつて言ってたねえそんな事。
そこから今までの物語を振り返って「俺は不幸なんかじゃないよ」と、「俺は幸せだった!!!たくさん恵まれた!!!」「それが嘘だったなんて 絶対誰にも言わせない!!!」とエンドに伝えるコルレオ。
ここまで『魔々勇々』を楽しく読ませてもらっていた読者としても同じ気持ちなのでコルレオの叫びに説得力が宿りまくってる。
エンドによって生かされ、エンドが消えればともに消える命だとしてもコルレオの人生は嘘でも幻でもなく確かにそこに存在していたし確かに幸せだったんだよな。
まさに「俺がその証明」。
差し出した手を取ることすら躊躇うエンドに対し、自分から手を掴みに行ってそのまま気持ちに優しく寄り添うコルレオ、勇者として……というより、「コルレオという勇者」として完成したような感じがある(伝わるのか?このニュアンス)。
大粒の涙をこぼすエンド、めちゃくちゃ良い表情してるわ……
やっと必要だった優しさが届いたんだねって。
後半はエピローグ。
転落するコルレオを助けたのは誰だったんだろうね。
エヴァンの力はエンドにあげちゃったから消えてるわけで、紋章が残ってるのはコルレオ自前の紋章術の分かな。マママの寝相クソ悪いの好き。
自分が生きていることでグリシャの存在を察し屋上へ向かうコルレオ。
エンドを離さずなんとか生きながらえていたグリシャ。ここにエンドの一部が残っていたからコルレオも消えずに済んでたってわけか。
まだ野望を諦めず命を奪おうとしてくるグリシャ。そこに……
「じゃあ終わりにしようぜ」
魔王勇者全員揃い踏み!!の激アツな絵面でいざ最終戦!!
……というところで〆………!
パンネロさんと戦ってた魔王、また弁当落としてて笑った。ちゃんと持ってて。
仄めかしで終わってた「刻印解放」を回収して終わったのは林先生の作家としての意地なんかもあるのかな。
エンドの悲しみ、コルレオの成長、魔々勇々集結の少年漫画的アツさ……と、必要なものがしっかり詰め込まれた良い最終回でした。
拾い切れてない要素もあったけど、それらを全部拾うよりはキャラと読者のために尺を割いて作られた最終回だった印象。それでいいんだと思います。

作品全体の振り返り

終わってしまったか……まずはそれですね。
個人的には絵もキャラも魅力的で展開も味が濃く、「これが人気出ない環境なのか……」となってしまうくらいには評価が高い作品だったので非常に残念。

なぜ振るわなかったかの原因……強いて言うなら序盤での固定客獲得にやや躓いたからってところかなあ。
マママ離脱とか凝りすぎのコマ割りとか細かいところで読者に疑念を抱かせてしまった感じがあったかも。
マママ以外にも魅力的なキャラはバンバン出てきたし、コマ割りもどんどん洗練されて見やすくなってきてたしで、連載中の成長で弱点らしき弱点は見当たらなくなってきてたように思うんだけど、序盤で「この作品にアンケ入れ続けよ!」と思わせられるか否かで総合的なアンケ得票って思ってるよりガッツリ変わってくるのかもなあ。
あと暗号学園やアスミカケルの在籍期間とかなり被っていたとか、同期のカグラバチ・ツーオンアイスがどちらも面白かったとか、看板以外にアンケ入れる読者の票がかなり分散しやすい環境だったというのも向かい風だったのかもしれない。鵺とかグググもいるし。まあその中でガッツリアンケ取れてこそだろと言われたらそれは…そうなんですが……
原因らしきものを挙げたは挙げたけどぶっちゃけ致命的なやらかしや弱点はあまり思い当たらない作品という認識だったので、「連載って分かんねえなあ……」って感じ。こういう減点少ない作品って得てして加点も少なくて沈んでることが多いんだけどこの作品は強力な加点も全然あったし本当に分からん……中盤以降は熱心なファンもしっかりついていた印象だったし。やっぱ序盤かなあ。でも序盤も別にそんな悪くないどころかむしろ良かった方だと思うけど……

物語としては「勇者コルレオの成長物語」として一貫していたのが良かったなと。
バトル的成長だけでなく人間的にも、泣いている者に手を差し伸べる勇者としての精神性の醸成と完成はそれこそ最終回で鮮烈に描かれていたし、最終回以前でもそれぞれの勇者と魔王が悲劇を抱えているからこそ手を差し伸べるコルレオが輝くという構造が真っすぐシンプルですごく好みだった。
一話時点ではほぼ甘ったれの若者だったコルレオが、終盤では痛みも苦しみも知ったうえで涙を拭ってあげられる立派な勇者になっているというね。
「紋章術の出力は目的意識に比例する」という設定もかなり秀逸で、キャラの成長やドラマをそのまま戦闘に反映させられる構造になっているのには膝を打ったな~。
あとサブキャラも魅力的でよかった。特にやっぱ女の子のかわいさは群抜き。
エリシアとミネルヴァ、結局どっちがコルレオとくっつくんだろうね……?たゆんっ……

もっと色々なものをこの作品で見たかったな~という気持ちは正直めちゃくちゃある!
せっかく魔王と勇者の世界観だし冒険をもっと見たかったな~とか、誰もが認める勇者として今度はみんなから正しく名前を覚えてもらえてるコルレオとか。あと水着回とか。

ただ先述したように、作者の林先生が連載中にかなり進化していたので、次回作は絶対めちゃくちゃすごい作品作ってくるんだろうなという半ば確信めいたものすら感じさせられてるんだよな。
だから本当に次回作が楽しみで期待してます。また林先生の漫画が読みたい。
というわけで、あまりにも名残惜しいですが林先生、コルレオ、魔々勇々、お疲れ様でした……!!
この作品のおかげで出会えたフォロワーなんかもいて、それこそコルレオと仲間たちみたいな気持ちでした。ありがとう……!

◇次号
週刊少年ジャンプ20号


表紙&巻頭カラー
新連載 願いのアストロ
まさかの『東京卍リベンジャーズ』の和久井先生がジャンプに参戦……!!すごいとこ引っ張ってきたな!??

センターカラー
アンデッドアンラック
否定者人気投票結果発表。
アン風の牙城崩すファンあるで。

鵺の陰陽師
マジで月一でカラーやっとるな……
修行編突入って感じかな?

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