【#WJ30】週刊少年ジャンプ2024年30号感想【寿司いくら】
アンケ1:極ネク2:鵺 3:あかね
ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
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【#wj30】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ30号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【新連載、悪祓士のキヨシくん!!】
【#wj30 】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ30号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【極東ネクロマンスの掲載順……嘘だろ!??】
●悪祓士のキヨシくん 1話
表紙
2022年16号の読切『エクソシストのキヨシ君」を経て連載。作者は初連載の臼井彰一先生。
絵は結構綺麗な気がするけど腕をクロスさせるポーズはジッと見てるとだんだんダサい気がしてくるな……
巻頭カラー
アナログっぽい塗り。
1ページ目も見開きもソウルイーターっぽさがすごい。こういうテイスト好きよ。
見開きにいる女の子がけっこう見た目好みなので登場楽しみ。
本編
最強だけど勇気がない悪祓士(エクソシスト)の主人公・祓(はらい)清(きよし)と、優しいおじさん悪魔の病魔田のお話。
清と病魔田どちらとも好感度高めなキャラだからそれぞれの身の上語るドラマ部分スッと入ってきたし後半のバトルでもやっちまえー!ってなれてよかった。
ギャグパートでダサかったスリーセブンがシリアスパートで服がめくれて見えるとカッコいいのとか好き。
……なんだけど読切版と8割内容が同じで間違い探しみたいだったんだよな。
魔王を13人に増やしたのは連載にあたって変えた要素か。
ここから2話以降でどれくらい話が広がっていくんだろう。やっぱ13人全員ぶちのめすぜって感じなんかな。
●SAKAMOTO DAYS 171話
冒頭、坂本商店を眺める坂本たち。
南雲意外とケーキの食い方ワイルドだな。食器無いから仕方ないけど。
確かに南雲が言う通り警告は幾度となくされてたなあ。とはいえ赤尾スラーから指名手配もかけられてたからスルーするわけにもいかなかっただろうしどうすれば良かったんだこれ。
こっそり葵さんと話をしにいく坂本。道中息するように自然に殺連モブ捻ってて笑う。
現在坂本商店の抱える問題──殺連の人がめちゃくちゃ来るせいで一般人の客足が遠のいて売り上げが激減……殺連員、なんか買わんかい!!
別の地に引っ越して新しく商店を始める提案をするものの、店を手放したくないと言う葵さん。
「苦労した思い出も嬉しかった思い出も全部詰まってるから……」
ここで回想されるのは坂本商店の始まり。
もともとは葵さんの提案で始まってたのか。この世界での坂本の居場所としての商店……
段々建物や看板がボロくなっていくんだけど、その分シンたちも商店にやってきたりして立派な"居場所"になっていく感じグッと来ちゃうな。
ここに来て「坂本商店」をフィーチャーするのアツいよね。
商店を守るため坂本が提案するのは、「殺連を乗っ取って坂本商店を全国チェーン展開する」というもの。おお……!!?全く予想だにしていなかった新展開。
でも後手後手だった今までより前向きな目標ができて良いんじゃない!?殺連が吸収合併された結果坂本商店の支店長やる神々廻さん見たいよわたしは。
ここからどう話が広がっていくのか。今までのサカデイとは違うテイストになりそうで楽しみだ。
てかシン、殺連の支部数聞かれたとき本当は国内に37あるのに「たしかじゅうさん…」とか言ってるのハズレすぎて笑う。
●ONE PIECE 1118話
冒頭鉄の巨人。
明らかにコイツ自身が意思を持ってるし、ジョイボーイとも仲良かった?みたいで意味深だ。
一般市民たちはベガパンクの放送が途切れたのを聞き、ルフィがやったと勘違い。
てかそうか、一般市民からしたらベガパンクが麦わらの一味に拉致されたという情報しか知らないから素直に考えるとそうなっちゃうのか。レベッカたちのようにルフィのことを知ってる人だけが世界政府の怪しさに気づく仕組み。これがこの後どう世界に影響していくのだろうか。
よく見たら右下のコマにMr.9いる。左上コマ右端は後ろ姿だけどミスマンデー?
ルフィ・ドリー・ブロギーは無事船へ帰還。
その傍らにはボニーの能力で子供の姿にされたドール中将とブルーグラス中将!
2人ともめちゃカワ幼女になっててビビる。特にブルーグラス中将に「かわい~」って思う事無いと思ってたから完全に不意を突かれた。
ボニー、可能性の塊すぎる。
ルフィたちを追ってくるマーズ聖。空飛んで来て炎吐いてくるのシンプルに厄介だな。
しれっと戦闘中に地震?海面上昇?起きたのはなんだったんだろう。割と露骨な伏線だ。
そして最後にはルフィに影響されたボニーも"ゆがんだ未来"でニカのような姿に!!
ボニーの能力、自分の未来の姿を鮮明にイメージできていることが何より重要だと思うんだけど、その点において目の前で本物のニカの存在と戦いぶりを目撃したというのは希望ある自由な未来をイメージするきっかけとしてこれ以上ないよな。
てかボニーがこうなる展開、言われてみれば予想できそうだと思えるけど事前には全然浮かんでなかったから「その手があったか~~!」になった。これは楽しい。
ニカ×2でどう大暴れしてくれるのか期待が高まるね。
●妖怪バスター村上 2話
センターカラー!
ビビッドな色使いで見栄え良い。
紅院くんかわいい。
前回の1コマが載ってて初見さんにも優しい……と思いきやこの1コマだけだと何もわかんないだろ!!
本編
前回の河童に続き今回の敵は予告通り天狗。
紅院くんご機嫌なのも怯えてるのもかわいいね……
けどツッコミはちょいちょいフレーズ長いのがくどくて自分には合わないやつあるかも。「遠慮の概念乳歯と共に抜け落ちたの…!?」とか。
対して村上くんのマジレスは結構すき。「今は扇風機も何もない所から風出すよ」「じゃあ扇風機のほうが上か…?」とか納得感あるフレーズ出されると笑っちゃう。
そしてやるだけやって最後天狗がDJとして開花するの予想外すぎて笑った。
しれっと「D天」って略称で呼ばれてきてるのおもろ。
●あかね噺 115話
扉絵、ワンピースすぎる。あったよねシャンクスとバギーが屋台のおでんつついてる扉絵。
本編は引き続きまいける兄さんの高座。
噺はクライマックス。
小糸の仏壇に線香をあげると、小糸の演奏する"黒髪"が聞こえてきて──
この"黒髪"も昔の生意気なまいけるが心を入れ替えて金髪を辞めたエピソードにかかってたりするのかな。
回想ではなぜまいける兄さんがこの噺を選んだか。"泣き"の志ぐまの一番弟子として前に進む為のケジメ。
回想明けではアニキとの落語への未練を振り切ろうとするものの……
溢れ出す"あの頃"の思い出。思わず涙してしまうまいけるの嘘偽り無い心と「俺なんかを…思ってくれてありがとう」普通に泣いちゃうんだけど……
クソアフロも号泣。人情噺であることは知ってたけどまいけるが力を入れるのは"泣き"より"笑い"だと思ってたって感じか。それだと辻褄合うわ。
絶対許せないクソ野郎だったのにこの号泣でちょっと愛嬌感じちゃうのめちゃくちゃ上手く感情コントロールされてる気がする。
志ぐま師匠も目頭熱くしてるみたいだけど「どんな結果になろうとも」って不穏なこと言うのはなんだ……?
再び高座。
三味線が鳴り止んでしまったのは……仏壇の線香が切れてしまったから。
花柳界の「線香一本で一座敷」を仏壇に備える線香にかけてくるオシャレなサゲだ。さりげなく今週ここ以前ではずっと線香の煙が常に画面に映っててすごくちゃんとしている。
そして最後には
「演目 たちきり」……!!
たくさんの表記揺れがあるこの噺。
「たちぎれ線香」「たちぎれ」「たちぎり」……その中からわざわざ「たちきり」を選んだ意味。
「後悔を "あの日"からの因縁を 全て──」「たちきり」
タイトルがキャラクターのドラマ性ともひっかけた言葉遊びになってるカラクリか……!!この流れだったら「たちきり」以外だと繋がらないから必然性しかない。
まいける兄さんと志ん太との想い出、"あの日"からまいける兄さんが積み重ねたもの、そして真打昇進を区切りに未練を断ち切って前に進もうとする覚悟……
全てが「たちきり」という演目にしっかりと表れていてめちゃくちゃグッときた。
面白すぎるなこの漫画……
○夜桜さんちの大作戦 231話
前半は太陽vs旦。
旦、複数の開花を操るとはラスボスらしい。
「硬化」が使える時点で能力だけで言うと太陽の上位互換になってしまうんだけどそこは開花春来で差別化するのだろうか。
でも3分の上限からが始まりって言ってるんだよな太陽は。
中盤からは分断ののち嫌五vs虎狼。
ふざけてるかと思いきや奥に真剣な想いを隠してる……ってのがめちゃくちゃ嫌五らしい展開で、でもお師匠の本心については自分で暴いてみせるという前向きなスタンスなのが良い。
そして超シリアスな流れに突如ぶっ込まれるショタ嫌五。
権平先生の癖出てもうてます!!!
○アオのハコ 154話
センターカラー!
バド部男子組。
濃い影が夏って感じでなんかちょっと切ないイラスト。
本編
なんかいきなり大喜の夏終わっとる!?
すげえさらっと終わらせるやん……
わたしはあんまりこの作品のスポーツパートに興味なかったけどそれでもびっくりだ。
メインは針生・西田の先輩コンビ。
西田先輩、出番はあっても掘り下げは少なかったのでここで西田先輩視点でバド部での日々を回想するのは予想外。
でも針生と比べて素直な飾らないタイプなのでモノローグが真っ直ぐ入ってくる感じでグッと来たな。
「何気ない日々を大切なものにしてくれてありがとう」
ここ奇しくも先週のDearAnemone最終回と演出被ってる!!って気づいてちょっと面白くなっちゃったけど。すごい良いシーンなのに。
敗退しても針生・西田お互いに感謝して握手で終わるのすごい爽やか。
てか最後らへんの描写で思い出したけど遊佐との決着はつかなかったね。大喜3年編もやるんだ。千夏先輩大学進学ってなるとNTRみがもう凄まじいよな……
○ウィッチウォッチ 161話
読者応募企画「オリジナル魔法コンテスト」の魔法登場回!
真っ先に登場したのは人間をペッタン人形にする魔法「グニャングニョール」。あまりにペッタン人形すぎて見分けつかないかと思いきや意外と髪の毛だけでも誰か分かるな。色は白黒なのでわからん。
まず座ったところの絵面で笑った。
「とりあえず落ち着いたな」じゃないのよ。
中盤にはチズちゃんに見せるため一同揃って外に。歩きながらワッショイワッショイ言ってるの一切説明なくておもろい。何そのかけ声!?
さらに読者投稿魔法「デリバリング」。エヴァ量産機は笑う。禍々しいな。
「カプセル〜ン」は「なんでみんな衝撃で解除されるようにするん?」ってメタネタが笑った。本当に多かったんだろうな衝撃解除系。
そして終盤ではガラス張りのビルにくっついてペッタン人形の本領発揮!!
グニャングニョール発動時点でこの展開は予想できたけどそれでもおもろい。
トリビアの種で等身大ペッタン人形作ってビルで実験する回あったよね(突然世代がバレる話題)。
回転落ちで下まで行かないと解除できないってんで地獄が展開されるの最悪で笑う。
「自分の努力でどうにもできない!自分の努力で
どうにもできない!」が本当にどうしようもないのを切実に表しててめちゃくちゃ好き。このシーンのセリフ考えろって言われて自分じゃこのセリフ出ないわ。篠原先生もしかしてペッタン人形やったことある?
最後にはチズちゃんとオカルト好きの子(スケダンの結城さんの子供?って思ってたら名前出てきて確定)がペッタン人形を目撃。
「リムスキン」の絵面ヤバすぎてズルいわ。
チズちゃん結城さんよくニコと付き合い続けてくれたな。
○僕とロボコ 190話
黒ギャルヒロインカヲル突如襲来!!
普通に可愛くて困る。八重歯すき。
キャラとしてはTwitterの漫画で100万回見た「昔遊んでた友達が男だと思ってたら実は女で……」のやつ。
円ちゅわんの一句ライン超えの物騒さなの笑う。しかも円ちゅわんとルリがヒロインレース的に目の色変えてくるのは分かるけど、「一番仲が良かった」でガチゴリラとモツオも参戦してくるの笑った。ボンド好かれすぎ。
さらに「許嫁」でもう一段階ギアを上げてきた。ハンタのパームのキレ方する円ちゅわん恐すぎる。
後半では日をあらためデート。
ボンド、当たり前のように腕時計代わりにログポース付けてるけどよく見たら前ページでカヲルもログポース付けてるんだよな。もしかしてこの世界だと当たり前なのか……?
「だ〜れだ?」→ロボコ
手を握る→ロボコ
の天丼シンプルにおもろい。
その後の公園では2人のデートを監視する者たち………円・ルリ・ゴリラ・モツオ・ロボコに加えて前半ではいなかったママとモテ杉もおる。
……多くない!?わらわらおるやん!!
カヲル、1話限りのゲストキャラかと思いきや引っ越してきたとのことなので今後も全然出てくるっぽいし。
ていうか随分露骨なテコ入れだな!?
○カグラバチ 38話
センターカラー!
淵天を携えたチヒロと、仮面が発現したハクリ。立体感ある構図でめっちゃカッコいい。
こう並ぶと相棒感かなり出てきたな〜!
サブタイトル「競合(せりあい)」、ラストに始まるメインの競りと、互いに新たな手を打ち合う戦闘の両方にかかっててオシャレ。
本編
いきなり錦を纏うチヒロがカッコよすぎ。
その後は回想で「登録」の説明。初見ちょっと分かりにくくて混乱したけど要は覚えた玄力(を纏う物)は好きに出し入れできるよってことやんな。なぜか例外の「妖術師は呼び出しを拒否できる」を最初に説明してるせいで分かりにくくなってる。
京羅との戦闘。
初手のチヒロの突進。金魚のエフェクトが円形に広がってるのスピード感あっていいね〜!
対する京羅、地形の変形に刃を混ぜて規模も殺意も大きい攻撃してきたり、錦での高速移動に対して爆弾による範囲攻撃で対策してきたり、能力を活かした戦いの組み立てがすごいしっかりしてる。
避けきれない爆弾での攻撃に対処するチヒロ。
回転斬りで全弾真っ二つにするところかっけえなあ……!
ただ、斬っただけでは爆発は止められないぞ…!?というところからの───ハクリによる転送!!
なるほど現地で戦うチヒロと転送でサポートするハクリの2人で協力する形になるわけだ。
てかめちゃくちゃ一般人巻き込んでてビビった。まあ楽座市参加する時点で真打なりMr.イナズマの姉ちゃんなりを買い付けに来てるクズばっかりなわけだからバンバン殺っちまえってことなのかな。ワンチャン神奈備の人たち巻きこんじゃうけど大丈夫そ……?
ただ、爆弾が来て・斬って・転送して だけだとほぼ無限の物量を操れる京羅に対してはジリ貧……となっていたところに実は「涅 千」を利用した「商品」へのマーキング&転送を行っていたことが発覚!!
単に京羅を倒すだけじゃなくて蔵の中身も全部救ってしまおうってわけね。そっちのが完全勝利って感じする。
しかもこうなってくると京羅的にも時間をかけてリソース勝ち…みたいなチンタラした戦い方をするわけにはいかなくなるわけで。
「ガキ共が」とか言ってて余裕が無くなってきてるのも良い傾向だ。
楽座市の参加者はパニック状態。さすがに命が惜しいのでそりゃ逃げ出しちゃうよね。
ここで京羅も賭けに!
予定を繰り上げての真打の競り!!
これは参加者の中にも足止める奴も出てくるだろうなあ……!ものすごい駆け引きだ。盛り上がってきた……!!
というわけで、楽座市編最終局面、戦闘・救出・競りが同時進行……!!
いやこの漫画おもしろすぎん……!?
●願いのアストロ 10話
復旧活動に勤しむヒバルたち。
結局崩壊してるのは都市部だけなのか世界的になのかよくわかってないんだよな。
江戸っ子のオッチャン、全てが説明ゼリフすぎる。
その後は今回の本題、銀次さん。
回復のアストロの副作用でガリガリになってる。アストロの名前はヒルヒール。トリコにそういうヒルいたよね。
「健康祈願のお守りを握って痩せたいと星に願い手に入れた」
横の絵のせいで別に太ってないのに痩せたい願い!?って思っちゃうよね。まあこの年頃だと一見分からないけど太ってきてるみたいなのはありそう。
で、銀次を助けるために料理対決。
まあこういうコメディパートが入ることだったり料理対決というお題目だったり自体は全然いいじゃんなんだけど、やっぱヒバルの挙動がヤバいな。
自分は全然料理できないのに料理対決始めて秒でキンパに投げるし、キンパが自分の代わりに料理してんのに勝手に人集めてきてもっと料理させるし。なんだコイツ!??
終盤では第3養子の寅三が登場。
寅三はアストロ狩りをして暴れ回る獅鷹を成敗するつもりとのこと。それについていく形で実質仲間に。
ただ寅三アストロ奪われてるのにどう役に立たせるんだろうってのがあるよな。喧嘩師のクランですら戦闘向きのアストロ相手には歯が立たなかったわけで。
そもそも奪われてるって本当なのかな。実は獅鷹側の人間でヒバルたちを騙そうとしてるとかありえるんじゃない?
●超巡!超条先輩 19話
新キャラ非有児と古巣の珍龍会の話。
非有児を引き戻そうとする珍龍会下っ端。
ただ非有児的には自分がいろんな人に恩返しをするためには珍龍会に属する必要は無いし、そうでなくても珍龍会の役目はもう終わってるという認識。
集英組大暴れの時珍龍会何してたの??っていうのは珍龍会サイドからしたら痛いところ突いてるな~。返す言葉も無いでしょこれは。
集英会の件についても、行き場のない者の話についても、思ってた以上に非有児は本当は超条のことを高く買ってるみたいね。
その超条はと言うとコンビニバイトの先輩として的確にダルい嫌がらせをしまくってくるわけだけども……
ポンちゃんの「しょーもな…」が全てすぎる。
「こ…こんなことが こんなことが許されてええんか」
タフ語録らしいねこれ。非有児がもともと関西弁なので自然に噛み合ってる。タフ……そろそろ履修すべきか……
終盤では非有児を引き戻すためコンビニ自体を壊しにかかる下っ端さん。さすがみんおわシティ。
そこに現れたのはいつぞやぶりのコンビニバイトフォームの超条&ポンちゃん!
ツインテポンちゃんまさかの再登場!!カワイーー!!ド好みなので隙あらば再登場させてほしい。
心が読めるのでこういう時待ち伏せでサクッとテンポよく成敗できるの展開圧縮できて便利よな。
今回は下っ端だったからあっさり解決できたけど、いずれ組長とか幹部連中がガチで引き戻そうとしてくるシリアス展開とか来そう。
超条先輩、優しいところ見せて好感度上げた後はしっかり性格悪いところ見せて調整してくるな……
●読切 花の君
ジャンプ・ショート・フロンティア作品。
作者は2020年12月期JUMP新世界漫画賞『黒血染戦』の三品太智先生。4年前の作品なのでさすがに画力も漫画力もめちゃくちゃ成長してた。
死んだばあちゃんの家に来た主人公の冬史は梅の木の精霊、紅白と出会い……というお話。
紅白との交流、剪定を通してのばあちゃんとの思い出の想起、そして最後に綺麗に咲いた梅を見たことで苦手だったばあちゃんちを好きになるという分かりやすい変化が主人公に起きていて、ショート作品としてお手本のような構成だったな。起承転結がしっかりしてる。
そして何よりこの作品で一番見てほしい部分であろう一週間後の紅白と満開の梅のシーンがしっかり綺麗で力も入っててバシッと決まってたのが良かった。
性癖としては黒髪ロング至上主義なんだけど、紅白に関してはショートヘアの方が似合っててかわいいな〜。フリル付きの振袖にロングブーツという太正浪漫スタイル超〜かわいくて好きだわ。
尺にあった話で過不足なくまとまった良い読切でした。
●さいくるびより 7話
ことねの歓迎会でBBQ!
いきなりもあちゃんは分身していっぱい食べようとしてるのズル。でも子供らしいサイクの活かし方かも。
中盤からのプリン争奪ババ抜きでもサイクが活躍。
読心を使ってババを見抜こうとするきょこさん(意外と目を閉じたりで対抗可能なんだなあ)、ババを引いたのをなかったことにすることねの瞬間移動。
それに比べてねむるのサイズ変更の意味ないこと意味ないこと。
でももしかして肉とかプリンデカくしたら争奪ババ抜きしないでみんなたらふく食べられたんじゃ……?
それは言わない約束か。
●鵺の陰陽師 55話
冒頭、美執村編のラストの振り返りから。
学郎、動いたら全部終わりって言われてたのに動いちゃったんだよね。
お咎めなし?って疑問だったけど、鵺さんとしても学郎の様子を見るに止めるわけにはいかなかったんだなあ。スッキリ。
鵺さんの膝でおねんねしてツノにぎにぎされてるキャシーかわいいね。癒しコマ。
で、学郎vs輪入道。
初っ端会話パートから入るんだけど、その終わりの「面白い奴だ」では学郎も輪入道もすでに動き出しているスピード感の表現良いね。
さらにその後は浮いてる爆弾による加速移動や、輪入道を叩きつけて攻撃手段として活用。
輪入道さん、こうなったらもう使わない爆弾引っ込めた方がいいんじゃ……
……と思ったけど、回転を上げてからだと輪入道にやられないようにするので精一杯だから注意を散らす浮遊爆弾も多少は有効なのかな。
「時限式の特別製」もこれ1個だけ浮いてたらさすがに気づいてそうだし。
モロに食らったと思いきや周防先輩から譲り受けていた棘牢冠の子体によってガード。
「あの時渡してくれたんだ」とは言うもののやや後付けっぽくなーい?って思ってたら前回ラストで学郎の頬に浮かんでたのがコレだったのか。「中身が別のものにすげ変わった」とは個別の伏線なんだコレ。
さらに棘牢冠によってできた隙をついて壁に叩きつけて追撃!大チャンス!でも火力が足りない!どうする……?
と、ここで周防先輩帰還!!
「どうやって入ったか知らんが ペナルティだ」
「それって人質を爆破するってこと? やってみなよ まだ爆弾があるならね」(このコマおっぱいすご)
先週の段階ではまだ残り3体のレベル3爆弾が残ってたけど、そこから裏であっという間に全部処理して戻ってきたってことか。
………速すぎません……!?
周防先輩の奮闘がもう1話くらい挟まるかと思ってたのでかなり予想外だった。
優ちゃんのセリフが説明セリフすぎるのはちょっと笑っちゃうけど、最後2人でようやくダメージ通したのはアツい。
ここからは本当の共闘。学郎も周防先輩も今となってはかなり心がキマってるので戦闘開始直後とはまた全然違う戦いぶりが見られそう。
○逃げ上手の若君 161話
最初は時行vs師冬。
先週言ってた通り「勝てない」けど「負けない」時行の戦い方、今週きっちり師冬に指摘されてた。けど、それに対して亜也子の「攻撃力には私がなるよ 郎党だから」というアンサー。
そこから「郎党に戻りなよ吹雪 若様の望む小さな幸せの中にはあんたも入ってる」と。
なんか「亜也子の姐さん…!」って感じだ。すごい姉御肌。
これを受けた師冬、急に寒くなって帰っちゃった。この辺はまだ引っ張るみたいだね。
中盤は宇都宮殿。
ハッタリが通用しない敵、ヤバい……!!
と思いきや戦ったら本当にめちゃくちゃ強いんかい!!一周回って予想外だったわ。篁さん思い出した。臣下たちも股の下でポカンとしてるわ。
「我を忘れた精神状態で戦に出るなど戦神への冒涜よ」
お前が言うなすぎる。
終盤は師泰。
弧次郎シイナ徳寿丸に翻弄されるあたり、パワーは申し分ないけどスピードに難ありなタイプに見えるな。
ほぼトドメ刺せるとこまで来てたけどギリ逃亡。ここも決着はまだ寝かせるか。
ラストには師直。
今日中に顕家を倒すと息巻いてるけど……それはこちらも同じこと。「師直を倒そう作戦」を実行する雫。隠密部隊による水面下での戦いなのも共通してて面白い。
ここで次回表紙&巻頭カラー!なんかデカいのが来そうだ。
○アンデッドアンラック 211話
冒頭、前ループでのアンダー女子会。
これ小説版で出てきてたやつだねえ。本編にちょろっとそういうネタ絡んでくると嬉しいよね。くるるのパジャマかわい〜。
選抜メンバーも確認。テラー以外は不貞が効かないであろうメンバー。説明省略されてるけどシェンも勿論そう。
回想明けはくるるの準決勝。まだ楓たちとの試合じゃない。
ここで突如デスボと共に発動、UNCHASTE-不貞-!!
歌声を聴いたバンドメンバーたちは……なぜかくるるのバックバンドへ!!
何事!?と思ったら不貞の進化による仕様変更とのこと。
準決勝を終えたくるるはすぐさま楓の元にやってきて宣戦布告。「アンタにあって私にないもの」……これ、"楓の実力を認めてる"とかの次元じゃなくて"自分じゃ到底敵わない"くらいに思ってたって感じなのか?その劣等感につけ込まれて闇堕ちしたのかな。
一方不貞で持ってかれた男性陣のもとには本来の想い人たちが続々集合。
即膝蹴りと銃突きつけは強ェ女……となってちょっと笑える一方、シェンがムイちゃんガン見して不真実発動してないのはちょっと心にクるな……
で、なぜ男性陣がそうなってしまったかというと……
不貞の仕様変更、より凶悪な能力……
「最愛の人との思い出が否定されてくるるさんに置き換わってる」
エグ…………ッ!!!NTRやんけ……!!
愛が深すぎるヤツが多すぎるこの漫画においては対人戦最強クラスの能力だ。風子がライブを画面越しに見てたから助かったけど風子が食らってたら一発アウトまであった。
前の仕様と違って対象を暴徒化させたりはしないから、観客で能力効いた人は単純にアイドルの恋人のライブを普通に客として楽しんでるみたいな認識になってるのかな。
前ループでの能力とは効く対象も起こる内容もまるっきり別物になった「不貞」だけど、そもそも想い人いる相手に効く方が"不貞"っぽくはあるよね。どちらかというと前ループの仕様が甘かった節はあるかも。てかテラーさんもしれっと効いとりますねえ……
一緒に練習してたバンドも奪い取られ大ピンチの楓。しかし「大丈夫 私はアイドルです」「今のくるるちゃんなんかには負けません」と豪語。ここから能力もなしにどう巻き返していくんだろう。
そうしてラストには決勝戦!
くるるチームvs楓チームの入場!
くるるに奪われたユニオンバックバンドの男性陣、もともと上裸に黒ジャケットだったせいでくるるとの方がビジュアル的にはしっくりくるな。というか最初からくるるに合わせてデザインされてた?
楓チームは「アイドル編」と聞いて読者が想像してた通りのユニオン女性陣のアイドルパフォーマンスへ!ジーナがいないのは話の流れ的に仕方ないけどちょい残念。
楓以外ぶっつけ本番だと思うんだけどやれんのか!??
てか煙に紛れて姿を現すショーンなんか異様にかっこいいな。
○キルアオ 58話
ロボット達との戦闘。
それぞれの得意分野に合わせた勝負をしてくれるらしく、一番手のシンはロボットと中国武術対決。
天馬、シンが殺し屋って聞いて驚いてるけどそういえば知らんかったか。
「殺し屋って変な奴ばっかだな」
それも確かにではあるんだけど、友達が殺しをやったことあるってのが判明したにしてはのんきな感想よな。
シンの戦闘。
「すげぇな古波鮫って 初めて思ったけど」「ああ…! オレも初めて思ったけど」ここ笑った。
さらに刀が通じない硬さのロボットに対し、一子相伝の暗殺拳・牙鮫拳を振るうシン。
キッチリ関節破壊からの胴体ブチ抜きまで決めて圧倒的なまでの勝利!
シン……ちゃんと戦闘では活躍させてもらえてよかったね……
ラストは天馬との野球対決。
なんか全然負ける気せんな……
○極東ネクロマンス 9話
け、掲載順……嘘だろ……?みんなもっと読んでくれえ……?
本編、警戒する翠ちゃん。
突如地中から現れる刺客!
正直あんまり強そうには見えないけど、翠ちゃんの初撃をすり抜ける死霊術は得体が知れなくて厄介そう。ダイバーダウンとか通形ミリオとかと同じタイプの能力?
でも死霊術自体に殺傷力が無さそうだからナイフ攻撃だけで戦う感じなのかな。
翠ちゃんでも焦るくらいには格の高い強敵らしい。
突然の緊急事態、奏デ舞ウ囀リも歯が立たず逃走を画策する翠ちゃん……の元に敵が急接近、土手っ腹にデカい一撃……!!
これ……翠ちゃん……死……!?
敵がトドメを刺そうとしたところに……
飛んでくる霊石・サクちゃん!!
投げたのは当然薫しかいない……とここで……
「死霊名:血ヲ啜リ肉叢ヲ尽クストモ」
「死霊術」「我、汝ノ内ニ在リ(ゴースト・インサイド)」
薫覚醒!!シシのフルネーム、名前らしくなくて異質でカッケ〜〜!
対して死霊術の名前は比較的シンプルながらもなんだかすごそうな雰囲気はひしひしと感じる。
いいねえジワリと盛り上がってきたねえ!!
◇次号
週刊少年ジャンプ31号
「RUN」「走る」から連想される言葉がテーマになった予告ページなのかな……?
「RUN AWAY」「逃げる」なら分かるけど「走る」のイメージは別に逃げ若には無いからイマイチしっくりこないな。
妖怪バスター村上の「快」が太字になってるのは快速の快ってこと?苦しすぎない……?!
表紙&巻頭カラー
逃げ上手の若君
アニメ開始直前!もうそんな時季か……!!
センターカラー
アンデッドアンラック
8月1日重大発表もう直ぐって銘打たれてるけどこのセンターカラーでは別に何も無い……んだよね……?
超巡!超条先輩
またセンターカラー!絶好調でいいね!
「走る」テーマになぞらえるために不自然に設置されたローボくんジワる。
悪祓士のキヨシくん
2話センター。1話は読切版とほぼ同じだったので本番はここからかな。
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