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【#WJ18】週刊少年ジャンプ2023年18号感想【寿司いくら】

アンケ1:人造人間 2:暗号学園 3:サカデイ


ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!

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#wj18】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ18号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【アンデラ掲載順たけえええ】

【#wj18】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ18号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【鬼嫁、堕つ…!】


●マッシュル 150話

表紙
TVアニメ放送開始記念表紙&巻頭カラー!
王道のメイン4人組に、アニメ直前あるあるのアニメ映像使うやつ!
使われてる映像、マッシュかチョイ役かしかいなくて笑う。まあ1話から選ぶとそうなっちゃうか。
巻頭カラー
レインとライオも前回ラストでサクッとやられて大ピンチ。1P目何かと思ったら杖折られてるのね。
見開きはレモンちゃんも加えて5人。光の差し込み方が綺麗で爽やかな良い雰囲気。
珍しく背景までしっかり描き込まれてて、広々とした西洋ファンタジー世界観が出てる良いイラスト。
本編
ずっとイノセントゼロ側についていたオチョアに焦点を当てた回。
「よかった───!!」と良い後半のメリアドールとの会話と良い清々しいほどのクズさがここまで一貫してるのは逆に作品として好感が持てる。
メリアドールの「人間の持つ嫌なところを煮詰めて蒸留したヘドのような誰からも好かれない人間」という評価も、う〜ん妥当!ってなる。
でもだからこそその後の「アナタの事を嫌いになれません」もちょっと分かる…ってなってじわじわと良い。
「野良犬に食べ物をあげる」にしたって盗品のパンをあげちゃうのはもちろん手段としては本来ダメ……それゆえに「嫌いになれません」って表現がしっくりくる気がする。手放しに誉めることはとても出来ないけどなんか根っこは悪いやつじゃないんだよなみたいな。
メリアドールからの最後の思いやりとランスたちの生き様を目の当たりにしてオチョアがどう変化するか。
先週言ってた通り時間魔法を吸収した杖拾ってマッシュの66.6時間を加速させるとかだとアツいな〜。
……それにしてもこのアニメ直前の注目集まる回にオチョアフィーチャーってすげえ判断だな!?

●アンデッドアンラック 153話

掲載順たけえ!!?
巻頭抜いたら1位じゃん!??

ワンピ休載とはいえスゲ〜〜!
8週くらい前の結果とするとボイド加入あたりですかね。納得。
さて本編は風子ビリーの早撃ち対決の決着から。
"不公平"が一人で背負うための能力から皆と戦うための能力に変わったのを喜ぶ風子、良い笑顔だ。
「羨望」って表現も、嫉妬に近いニュアンスの言葉なのでより"不公平"にしっくりくる気がする。
で、今回の本題のディスクの暴走の話へ。
前回ディスクを介して風子の不運がニコに発動しちゃったんだよね。先週大丈夫か?コレとか言ってたけど全然大丈夫じゃなかった。
ニコはもう自分が犠牲になろうとしてるし風子は今ループ初のガチ狼狽ガチ涙だしえらいこっちゃ。
ただここに「指揮官として」を説きながら行動を開始してるクリードが軍人として精神的にも戦局的にも頼りになるところを発揮していくぅ!
そこから皆が"ボス"の風子からの命令を待って、風子がメンバーにバシバシ指示を出していくの、「組織」って感じでめちゃくちゃ良いな〜…!
今までは少人数の「チーム」って感じだったけど、クリードの部下なんかも合わせると実働人数もかなり増えて組織って感じ。
さらにそこに加わるのがビリーとテラー。W張り手!?って思ったけどこれ不通×2でディスクがバリアを貫通しないようにしてるとかなのかな。ビリー喋ってるしコピってるのは不変の可能性もあるか。
いよいよ総力戦の様相で、まだ渋るニコをブン殴るイチコ。ここでニコが幽体離脱。人一倍魂の感覚を掴んでるイチコがきっかけなのは一番納得感あるかも。で、そこからは魂だけのニコを置いて全員退避!!
ニコが精神的にも位置情報的にも置いてけぼりで笑う。
ただ、不運の内容がディスクの突撃っていう物理攻撃にもう決定しちゃってるからそれなら幽体離脱で無効化可能ってのはなるほどな〜〜
まだ不運の内容が決まる前の幽体離脱なら幽体にも有効な不運が来る可能性もあるけどもう決まった後だからできることだ。
涙目のイチコ、大喜びのイチコ、かわいい。
あと今回の一番のメインの目的だったはずのリメンバー、めちゃくちゃあっさり回収されて笑った。まあ今更ここでリメンバーでもう一悶着あっても微妙だからいいけどね!?
アンディ思い出してウルッとくる風子にこっちもウルッと。
そして笑い合うビリー、テラー、クリード。ここでこの3人が笑っている、笑いあっていることが組織がこの戦争に大勝利した何よりの証って感じですごい良いね。
「助太刀?なんのこと?」「協力したんだ 仲間なんでしょ?」ビリーのセリフも粋だな〜。言葉より先に行動で示してる感じ。
最後の最後は次の目標を提示して締め!
「次は宇宙です!!」
「フィルくんを救うんです!!」
唖然とする新人&若者組、爆笑するベテラン組、ウッキウキのニコ…と反応も様々で楽しいね。
てか指さしてる風子の顔、今まででも最高レベルで可愛くないかこれ……?
…ここ最近は元アンダーからの仲間入りが続いててここでようやく前ループ円卓メンバーが加入か!
ビリーは前ループ裏切りで円卓離脱、ニコは今まだ非能力者、一心は今まだ先代……だから正式な前ループ円卓メンバーは何気に風子以外だとフィルが初になりそう。
やっぱ前ループで掘り下げ少なかったキャラからガンガン掘り下げていってる感あるよね〜。
戦争編かなり良かったけど、次は宇宙編!ってもうすでに面白そうな予感。楽しみだ。

●呪術廻戦 218話

引き続き宿儺vs万。
万の構築術式がどんな思考で突き詰められていったか…から。
呪力総量出力ともにかなりの高レベルだった万ですら構築術式の燃費の悪さで苦労してたって書いてあると、もうそんなの真依が………
宿儺はあくまで十種影法術で戦う様子。
なんか伏黒ですらまだ調伏できてなかった知らん式神使ってんな……それも2体……「円鹿」と「貫牛」。
反転術式は自分でできるやろって感じだから円鹿は伏黒が使う時の方が恩恵大きそう(そんな時が今後あるのかは別として)。
貫牛はシンプルに自分有利のフィールドギミックを走らせられるって考えると雑に有用そう。
さらに脱兎からの万象。
に対し""象を決め技として使ったのは言葉遊びか偶然か。
でも正直万象は伏黒の時とそんな違わなくない?
ラスト宿儺が愛を知らないと思ってたら知ってそうでクッソ焦ってる万、めっちゃ処女厨っぽくない??
2回も鼻で笑った宿儺も合わせてかなりおもろいな。

●SAKAMOTO DAYS 113話

センターカラー
WurtSさんとのコラボ記念センターカラー!
音楽に全然明るくないので存じ上げなかったんですがPVすごいカッコよかった。
SAKAMOTO DAYS×WurtS「BORDER」コラボPV【公式】 https://youtu.be/1hY4QoZRX7E
扉絵も坂本とWurtSさん(多分)のコラボイラストって感じ。原色バキバキのビビッドな色合いめちゃめちゃオシャレ。
でも知ってて当然と言わんばかりにWurtSさんの紹介ちっちゃいのはどうかと思うぞ。
本編
引き続き護衛任務。
敵のハゲ(樋口くん)の徳ポイント理論おもろいな。なんとなくこういうこと考えることはあるけど殺すと全部もらえるとかナイアガラダイブしても死なないとかアホすぎる。良いキャラ。
幼女を守る南雲もカッコいいんだけど今週は何と言っても後半の坂本とリオンよな。
飛んでくる車を空中でドア開けて避ける坂本&地面スレスレの角度でバイク運転して立った火花でタバコ点けるリオン。
…どっちもオシャレすぎじゃない!!?
バイクごとバスに突っ込む見開きも迫力満点でキマりまくって、さらにラストのAKIRAオマージュ停車までやられるともう溜息しか出ん。かっこよすぎる。イカれてる。アンケ入れます。
……晶のおばのリオンがAKIRAオマージュってちょっとおもろいね。そこまで考えてやったのかな(かなり微妙なライン)。

●逃げ上手の若君 104話

迫る足利軍を迎え撃つ三浦兄弟。
たんまり隠してある伏兵全部即バレ瞬殺て!ってなっちゃうところを、天狗の仕業ならしゃーないか……ってしてくるのは地味に上手い。
2P目下コマの天狗、鼻から矢が出てるみたいでちょっと面白くない?
で、三浦兄(時明)が出オチで片腕持ってかれる絶望感。強すぎひん??流石に別格感ある。
結果早い段階で敗走、鎌倉に情報を持ち帰るため兄と弟の別れ。
言うたら時明まあまあポッと出キャラなんだけど、時行との出会いによる変化や史実を踏まえたエモい解釈によってしっかり死を惜しむ気持ちにさせてくる演出の巧みさには天晴。
湿っぽい死別でなく希望を感じられる散り方なのも最後の最後に好感度が上がるな。
ラストはついに足利軍と相見える時行たち。
なんかこう浮ついた雰囲気というか、こっぴどく負けそうな気がするんだけど………

○あかね噺 56話

前座錬成会いよいよ開始。
今週あかねいつにもまして可愛くなかった!?
「玉ちゃん!!おつか…」のところとか『平林』の一枚絵とか。
前半は説明とかを織り交ぜつつ淡々とまったりとあかねが優勝候補であることを描いて、後半に一気に転調。
まさかの嘉一さんがめちゃくちゃ強かったという。
こんな感じで一見冴えない三枚目キャラが実は強キャラなのってアツいよね。入門2ヶ月とか気さくな態度とかで完全に油断させられてたので落差がすごい。
「2ヶ月だから大したことなさそう」が「2ヶ月なのにこんなにウケてるの!?」に逆転するの上手ぇ〜!
一生の門下生という事実も明かされることでさらに箔が付いたしね。
そしてラストには満を辞してひかる再登場!!
油断できないライバルが一気に揃って盛り上がってきたねえ!!

○読切 フォローミー、ゴースト

「ソーシャル除霊ドラマ」なる初めて聞くジャンルの読切。
作者のヤマノエイ先生の前作は2021年11月期JUMP新世界漫画賞『金曜ミッドナイト・トーキング』。
https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496713312343
今作も合わせて芸能と関西弁が好きなのかな?って感じですね。
個人的には関西弁が全然好きじゃないのでちょっと感情が振れづらかったのですが、主人公のバンリ、オレンジのキャラクター性──何に喜びを感じてなぜその仕事をしてるのか──が、"写真とSNSでの承認を通じた除霊"という作品独自の設定によってしっかり際立つように作られていたのが好印象でした。
バンリのプロ根性のカッコ良さと、バンリを引き戻すオレンジの信念好き。
ただ、撮影→投稿→バズる(ここまできてやっと除霊)はちょっとテンションの上げ時がどこか分かりづらくなってたかも?とも思いました。

○僕のヒーローアカデミア 384話

そのサブタイは……ええんか!?
さて本編はvsAFOの妖怪大戦争の続き。
そういや「洗脳」ってけっこう簡単に解けるんだったなー。
実際簡単に解かれたわけだけど、AFOに裏切られたと感じたマキアがAFOを裏切り返したので洗脳無しでもOKに。
じゃあ心操くん無しでも大丈夫だったんじゃん!ってなるから個人的には正直う〜ん…って展開かなあ。
でも「俺の"個性"で 心までは操れない!!!」ってセリフは心操の名前の逆回収でアツかったね。
後半は報道陣。経営科といい、こういう"伝える力"の重要性ってのもこの作品では再三説いてる気がする。OFAの仕様的にも大きなテーマの一つなんだろうな。
ラストの見開きはいろんなキャラが映ってるけど、中には映画にだけ登場したキャラとかもいて嬉しいファンサービスだ。

○一ノ瀬家の大罪 19話

センターカラー!
カラーのペース早いな〜。
意外と(?)アンケ取れてるんだろうな。
一家6人集合でポップな雰囲気は出しつつも本編の内容から鑑みるとなんとも言えねえというまあいつものっちゃいつもの。
本編
現実サイドの美奈子と翔から。
冒頭、事故の直後でみんな心が壊れてて痛々しすぎるんだけど、夢の世界に希望を見出しすぎてる現在の翔もまた別のベクトルで見てられない感がある。
翔の思い込みに一時はノった美奈子もユニフォーム着て応援のところでは耐えきれず爆発。読者視点でも「か、翔……もう見てられねえよ……」みたいな感じだったので納得感ある。
ただそこからの「完全におかしくなっちゃったのかと思いきや、夢の共有なんてあり得ないと分かった上で縋り付いてた」って分かるのは意外性あって良かった。ただおかしくなっちゃってるよりそっちのがしんどいね……
この2人はどうなるんだろうここから。
ラストは再び夢の中の世界。
翼がまた記憶失ってる……?!なぜ……?!
また振り出しとなるとこっちはこっちでどうなるんだ……?良くも悪くも先が見えねえ……!

○ウィッチウォッチ 103話

フランと乙木家面子を遭遇させたくないミハル、という回。
そいつら同士は会いたがってるんだけどまあロクなことにならなそうなのもわかる。
だけどまあ今週のメインはそこじゃなくてフランちゃんのお色気ですよね。
まず大股開きでのメンテナンスね。
ガバっと開いた脚と太ももはもちろんえちえちなんだけど、個人的には剥き出しのメカ部に普通にキュンときてしまうのでたまらん。笑い事じゃないぞ。
からのおへそガバオープン
あまりにもえちすぎる。
本人には全くそんな自覚がないのもえっちだ。本を薄くしに来てるのか??
その後はジキルが暴れてフランと乙木家遭遇。ロボットだからミハルが触っても大丈夫ってのはなるほど!ってなりました。

●アオのハコ 95話

千夏の試合の後、千夏とユメカの対話。
お互い謝罪して、お互い本当の気持ちを吐露しあって、号泣してから笑いあって──と、きちんと和解。
「好き」の持つパワーの話が再び出てきて、千夏ユメカ仲直りエピソードは綺麗に締めくくられました。
途中か〜〜なり雲行き怪しくなってたけど、なんとか持ち直したかなといったところ。
結局和解できて良かったねとは素直に思わされたあたり演出の力を感じる。
後半は学校の体育館組。菖蒲サンタかわいい。眼鏡とフラグ立ちまくってる〜〜嫌すぎ〜〜!!
大喜はというと練習に精を出して……というところなんだけどラストはまさかの千夏がモーションかけ始めた!?
やっぱ恋愛ものなのにクリスマス何もなしなワケないよなあ!?
三浦先生、キュンとくるエピソード作りに関してはやはり相当な実力者なので期待が高まりますね。

●僕とロボコ 131話

ロボコのライバル、ライラに見栄を張る回。
なんか前もこういう子いなかったっけ?ってなったけどかわいいからまあいいか。
ロボコのホラにボンドが心の中でツッコんでいく構図がめちゃくちゃテンポよくて楽しかったですね。
「ゴ…ゴメンね〜小汚いところで」「コラ!!」「「お願い」じゃねーよ!!」「腕力では…?」が中でも特にお気に入り。
新キャラのライラも真面目で実力もあるのに純粋でロボコのホラを真に受けやすいってところがいい感じの抜け感で親しみやすくて良かったですね。
あと突然のUNFAIR-不公平-はズルいよ。笑っちゃうわこんなん。
本家のアンデラの方がちょうどUNFAIRバンバン出るタイミングの終わり際なので滑り込みでまだホットなタイミングだ。
ボンドとロボコの絆に対して完敗だというオチも綺麗で読後感も良かったです。
ライラのご主人様とかも今後出てくることもあるかもね。

●暗号学園のいろは 18号

扉絵は匿名希望のクロスワード。
ヨコのカギは"情報を伏せる"系のワードばかり。ここまで来ると"何も分からないキャラ"ってよりは"匿名好きキャラ"って感じじゃないか??
本編は学級兵長選抜決勝開始!
決選投票、いろはが最下位なの初見意外だったけど、実際戦争で命を預ける上官を選べって言われたらいろは兵長が確かに一番生還率低そうな気がするもんな……こう、人柄は良いんだけどシンプルに弱そうというか……
そこからは得票数をチップとして変則ポーカー対決!クラスメイトからの信任があるほど有利だけど実力があればひっくり返せるあたり面白いルールだ。主人公らしく逆境からのスタートなのもGOOD。
さらに見開きで睨み合い&暗号大量投入&「Q.23 ★★★★★」をバーンと出してくるのも盛り上がっていいね!
ここの匿名希望、本の折れ目を避ける動きしててメタすぎる。流石なんでもあり。
筒抜ポーカー、ポーカーなので当然読み合いと賭け金の駆け引きが基盤にあるんだけど、それに加えて暗号が解けているのかどうか、自分のカードが強いのか弱いのか……まで絡んでくるから相当難しいね。でもマダミスよりは雰囲気で読めそうな気がするかも。
暗号解けてなくてもポーカー的ハッタリでなんとかできるのも良いところ。
案の定ラストでは初手オールインするいろは!一枚絵のページはすごいイケメンだし最後のコマではめちゃ可愛いのすごい。ポーカーフェイスに対して笑顔ってのも良いしね。

●ブラッククローバー 356話

引き続きクローバー王国。
団長達すらやられてる中で一般魔法騎士団員はこれ無理だろ……ってなってたところにユノの"空想の星楽園"!
敵にデバフをかけ味方にはバフをかける魔法か〜。国全体を余裕で包み込む効果範囲といいレベチすぎるな。
あとネバーランドっていうのが風と星の合わせ技感がちゃんとあって良いね。
シルフ(風の精霊)も言われてみれば元々かなりティンカーベルっぽいし。
てか「この魔法のお陰で戦って死ねる!!!」ってモブも全員覚悟ガンギマリで凄まじいな。
ラストには再びユノとルシウスに場面が戻り。
時の加速で朽ち果てさせる時間魔法に対して「星楽園では… 時間は経たない」で無効化はネバーランドからの連想がすごい。た、確かに…!?ってなる。
まあでも実際星ってかなり時間のスケール感大きいので時間魔法耐性はありそうだよね。
最後の問答もアツいね。
「オレのライバルはオマエじゃねーよ」
そうだよな〜〜。誰がユノにとってのライバルかは言わずもがな。

●夜桜さんちの大作戦 172話

夜中に出歩くひふみにあるふぁが合流。
指名手配に気づいた瞬間敵が来るのすげーテンポだ。
ひふみの武器がヨーヨーなのは予想ついてたけどあるふぁは腕時計なんだね。コナン……
逃げ出した後の公衆電話でのひふみの「これ何?」はすごい今の子感ある。
てかあるふぁの言う通り2人で隠れて助けが来るのを待ってればいいのにわざわざ1人でひふみ出てったせいで2人ともピンチになってるのなんか……
まあ4歳なのでこれくらい抜けがあっても仕方ないのかもだけど、なまじあるふぁが利口なので余計になんだかなあってなってしまう。
でもパーセンテージ言うタイプの敵に「ひふみ 算数キライ」は先週からのフリも効いててカッコよかったな。てか銀級スパイ上位10%の実力ってすご。
結局ひふみのヨーヨーも、助けに入ったあるふぁの腕時計も壊されいよいよ絶対絶命……
とここに助けに参じたのは我らが太陽!
なんかすごい安心感あるな〜〜……!
ナメック星編の悟空みたいな頼れる父親主人公って感じだ。
いや……流石に悟空ほどではないか……?
瞳見るにすでに開花してるし5年前は意外とあんま使ってなかった「硬化」を使ったバトルが見られるかな?

○イチゴーキ!操縦中 17話

まずちゃんと服役しきってるの笑った。そうだよね……ガチの不法入国しちゃってたもんね……え!?4年も!!?
で、今回は未来のイチゴーキ&ミサオとともに2個目の金玉を追う回。
未来ミサオが重要な話するたびに観光スポットで聞いてなかった天丼が普通に面白くて良かったね。
現代ミサオ、頭にカーラーついてなかったら普通にかわいいな……
Good Trip!!!の中華ミサオかわえ。
結局金玉が飛び回ってるのに特に理由がないのも良かった。ギャグ漫画なんてそれくらいでいいのよ。
打ち切り決まって吹っ切れて面白くなってる感すごいあるな……

○人造人間100 16話

今回は「核」の話。
前回の戦いの報告をしてからは、なんとモートセーフの地下の人造人間No.99の核のもとへ。
この核に触れることで身体能力が底上げされ、固有の能力"火花(スパークル)"に目覚めるとのこと。
一気にジャンプっぽい異能概念出てきたね。作品にとって吉と出るか凶と出るか。
あしびの火花は治癒力。千切れても生えてくるタイプだと人造人間強化パーツ無限供給状態になっちゃうから千切れてもくっつくタイプになってるのかな。
てか99号の核があるってことは能力なしで99号を倒したやつがいるってことよな。すごすぎない?
それはそれとしてラストにはまさかの爆イケ女子2人。クセのありそうな可愛い女女ケンカップルいいぞ。
掲載順だいぶヤバくなってきてるけど間に合ってくれ〜〜!

○ギンカとリューナ 28話

リューナ記憶喪失、ギンカしょげしょげ。
ここに現れるのはまさかのカルラ様。でもよく考えたら主人公が凹んでる時に叱咤激励するのって古今東西ライバルの役割だから妥当なのか。
強くなって妹のことを忘れていったギンカと、忘れることで強さを得たリューナ……という対の構造。
在りし日の妹、元気いっぱいで前向きで、にしし!って感じの笑顔がどことなくリューナに似てるな。
最後はカルラに背中を押されて。
ギンカ、リューナの魔法で雪山の外でも生きられるようになってるはずなので消えないのが不思議というのはずっと思ってたんだよな。もしかしてまだ完全には記憶消えきってない?
てか「俺はそろそろ行くぞ」つっといて最後普通に一緒にいるカルラ様なに!??

○大東京鬼嫁伝 29話(最終回)

本編
最終回。……なんだけど「最終話」でなく「第29話」と銘打たれているのはサブタイからしても"これからも日々は続いていく"ってニュアンスなんだろうな。
水底に沈んで意識が薄れていくじんた……とそれを泳いで助けるまなか。
完全に1話との対比の構図で、しかも1話では泳げなかったまなかが少し泳げるようになってるあたり成長を感じてだいぶグッときた。
前回から出てきてた敵(ラスボスと勘違いしてたけど全然そんなことなかった)はたぬきよ&怪童があっさり撃破。
いやあっさり撃破するんかい。
そして後半はじんたとまなかの対話。初めて来た日のまなかの気持ちを踏まえての再告白。
「進太殿が大好きなのです」
笑顔もばっちり可愛いし、夕暮れ、クルージングというシチュエーションも完璧でじーんとくる。
それに対してじんたの方も、いつものやれやれ系スタンスではなく「ごめん」と「ありがとう」の想いをしっかりとまなかに返して。
愛の告白に対する返答にはなってないけど、今のじんたの精いっぱいとしてはすごく納得感のあるセリフだった。
最後にこの2人だけの対話にたっぷり尺を割いたのは大正解だったと思います。良い最終回でした。
「最終回」表記じゃなかったのとあまりにもいつもと同じようなオチのコマだったから「次号から新連載『テンマクキネマ』が開始!!」を読むまで終わりだって気づけなかったけどね。

全体の振り返り
明らかにストロングポイントを持っているんだけど、それを上手く活かせず低迷していったタイプの作品でした。
画風の適正も作品の設定も読者から期待されていたのも、全て「かわいい女の子がいっぱい出てきてドタバタするラブコメ」で、それさえやれば手堅く売れる……という、ジャンプではなかなか見ないくらい分かりやすい太い勝ち筋を持った作品だったはずなのに、なぜかそれをかなぐり捨てて誰も興味のないバトル展開をねじ込んだせいで撃沈した……という印象。
序盤は特にそのギャップのせいで読者が混乱してたというか、どう楽しめば良い作品なのか分からなくなって人が離れていったように見えた。
今までにも何回も語ってきた内容ではあるんだけど、今作に期待されているのはどう見たってラブコメ路線なんだから、どうしてもバトルやりたいならラブコメやりきってから次回作でやりゃいいじゃんって話なんだよな。
せっかく絵もキャラも良いものを持っていて、誌面の入れ替わり状況にも恵まれてそれなりに長めの尺も貰えていたのに(特に明確な競合相手になっていたであろうルリドラゴンの休載はかなり追い風だったはず)、ここまで何一つ噛み合わないままだったのは本当にもったいない。
あと担当編集もなあ……
担当編集のせいにしすぎるのもアレかなとは常々思ってはいるんだけど、さすがにもうちょいディレクションできたでしょ……と思っちゃうよね正直。
読切→1話の段階ではかなり期待していただけに残念さもひとしお。
最終回の出来が良かったのはせめてもの救いかな。

○次号
週刊少年ジャンプ19号

映画キャッチコピー風の予告。邦画キャッチコピーがそうだからか、ウィ意外全部しゃらくさくてビビる。

表紙&巻頭カラー
新連載 テンマクキネマ
食戟のソーマコンビの最新作!!
映像制作版ヒカルの碁みたいな感じかな?

センターカラー
アオのハコ
千夏と大喜のクリスマスくる?

アンデッドアンラック
新章楽しみすぎる。最近カラー多いね!

ウィッチウォッチ
まだ10月終わらんのかい!

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