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【#WJ35】週刊少年ジャンプ2023年35号感想【寿司いくら】

アンケ1:アンデラ 2:アスミカケル 3:暗号学園


ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
↓配信アーカイブ
#wj35】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ35号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【衝撃の赤尾リオン真実】

#wj35】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ35号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【視覚共有ハゲ、バチギレ】

●SAKAMOTO DAYS 129話

表紙
坂本、南雲、スラーの3人表紙。
過去編からの縁とか、商店・オーダー・スラー組の各陣営代表とかこの3人になる理由はたくさんあるんだけど、一番はやっぱ今週ラストから翻って3バカ揃えって感じなんじゃないかと思ってます。今週の話読んだ後だと新しい意味のある組み合わせの表紙……テクい。
巻頭カラー
セリフなしでのあらすじ1ページ目。……ってまた何気に高度なことやってるな……
集中線のせいで3コマ目シュール。
見開きはスラー組。というかアルカマル組?こうやってあらためて見てみるとどいつもこいつも一発で只者じゃないのが分かるビジュアルしててカッケーな。"凄み"を感じる。
本編
スラーと晶の邂逅。
バトル始まるか……?と思ってたら坂本たちが乱入。一通りバトってから乱入してくると思ってたから予想より全然早かった。
坂本に関しては鹿島も京も黙っちゃいられないのでもう戦局はめちゃくちゃ。
になっているドサクサに晶がスラーを刺突……!!こ、こんなアッサリうまくいくのか……!?
──と、思いきやなんだかスラーの様子がおかしい……
え!!?リオン!??
どういうこと!!?!?
ずっと仄めかされてたスラーの別人格……それが赤尾リオンの人格だったってことか。
有月が心の底からなりきってる説もあるかと思ったけど、言動はともかく戦い方とかまで忠実に再現するのは流石に無理なんじゃないかなあ。ってことはどういうわけか本物のリオンの精神だけが有月の中に入っちゃってるってことになるのか。
リオンが生存してる可能性、そしてハッキリ描かれてこなかった有月の別人格。それぞれの点と点はずっと分かりやすく提示されてたのに、それらが繋がるとは全く予想できなかった。
あまりにも気持ちよく予想外をぶつけられてこりゃ脱帽だわ。
サカデイ、前はストーリーが弱いって言われてたけどもはやストーリーすら強くなって完全に死角なしになっている。
どこまでいくんだこの漫画は。

●アオのハコ 111話

大喜の誕生日。
大喜がお風呂を上がったら千夏による髪乾かしイベントが……!!
大喜からしてもめちゃくちゃドキドキするし最高に贅沢な時間なんだろうけど、前々から大喜の髪に触りたいと思ってた千夏先輩が合法的に大喜の髪触る方法思いついて実行したってことだよねコレ何気に!?千夏先輩、恐ろしい子……!!
髪触るコマにたっぷり尺割いてたりその後の千夏先輩の表情フォーカスしたりしてるからやっぱそういうことなんだろう。
「恋愛のことばっかり考えちゃいそうだから」「大喜くんの髪存分にわしゃわしゃできる」ってのもそう。
良い雰囲気になったけど、結局親が帰ってきて中断。
セックスは流石に無理やろなとはいえキスくらいしても良かったんじゃ〜!?って思ったけど、多分次のゴールがキスだからそりゃあまだ焦らしていきたいか。
「おばさん安定したから良かったわ」のコマ、よく見たら千夏先輩の耳も真っ赤だねかわいいね。

●あかね噺 72話

『替り目』クライマックス。
割とここまでの話の総括みたいな回でしたね。次号巻頭だからタイミング調整もあるのかテンポゆったりめ。
志ん太は弱いからこそ「弱さを語れる男」だった→だから強さを追いかけてるうちは深奥に辿り着けない……は落語ならではの罠。
でもコレが理解できたことで、読者としても強さを是とする一生に志ん太が否定されたというのも理解できるようになったし、志ん太の本質を理解できた今のあかねが"一生門下向き"から"志ぐま門下らしくなった"と評されるようになったのも納得感あるね。
ぶっちゃけサゲであるところの「銚子の替り目だ」はいくつか解説を読み漁ったけどいまいちピンとこなかったので詳しい方いたら解説してほしい(上手いこと言う系のオチではそもそも無い?)。
実際の高座だと「あなたは私の弁天様です」のところまでで終わらせる(=分かりやすい部分までで切る?)人もいるらしいので、分かりにくいオチだという認識は間違ってないのかもしれない。
ただこの"銚子の替り目"(=熱燗のおかわり)を、志ん太の落語の本質を理解して別物になったあかねの落語と重ねてくる構成は見事。相変わらず噺とキャラのドラマを絡めるのがうめーや。
次回は巻頭カラーで結果発表。
替り目始まるまではあかね敗北と予想してたけど流れ的にどうなるか全く読めなくなってきたな……どうなる……!?

●逃げ上手の若君 120話

センターカラー!
学パロ扉絵。
亜也子が美少女すぎる。こんな美少女いたら爆モテだろ。
あと夏のさりげないニーハイ絶対領域、わたしでなきゃ見逃しちゃうね。
人気投票
割と上位から番狂せ起きまくりで面白い人気投票でした。
1位2位は分かるけど3位護良親王……!?全然出番なかっただろ…!?ツラの良さか、史実人気か……って思ってたけど投票時期がちょうど良かったのか。そういうこともあるわな。
8位以下で言うと高師直(8位)が足利尊氏(11位)より上なのびっくりしたかも。
あとそういえば先週「小笠原殿5位くらいだったりしないかな」って言ってたらドンピシャ5位だったので嬉しかったです。
本編
引き続き利根川の戦い。
奥州武士の大暴れで敵方は早々に撤退。長尾景忠も含めて顔見せと次の戦への布石を置いておくくらいの感覚。
斯波家長はめちゃくちゃ冷静なんだけどあえて取り乱して時行をめちゃくちゃ憎んでる素振り。これが後々どう効いてくるかな。めっちゃクリティカルに響くんだろうな〜〜
勝利した後の中盤は顕家と奥州武士たちの関係性の掘り下げ。
ここまでさんざん臭いだの野蛮だの言っておきながら、膿んだ傷口を自ら吸い出し処置するなどという肉親でも躊躇する行為を当然のようにやってくる顕家……こりゃどんだけ言葉では罵られててもついていく気にもなるわ。
「言葉を禁じても差別など無くならん」「自分の敬意は行動で伝え 相手の敬意は心で読み取る」
一気にキャラに一本太い筋が通って、うわああ良いキャラこいつ!!!ってなった。キャラメイクうめ〜…!
そして最後には顕家の部下たちの紹介。
ふ〜ん……と思って読んでたら最後……!!
人気投票9位の平和な顔の保科党……っぽいやつ……!!
モブ顔サイコパスがここにも!??
全部持ってかれたわ!!!!!

●アスミカケル 7話

二兎vs一狼。
三角絞めを経験値の差で抜け出されるのは予想してた通り。
そこから逆に極め返してタコ殴りにしてくるのはさすがにプロという格の高さだ。
そして今週はそこからの2ページ足らずの回想で一狼も労しく感じさせられたのが特に凄かった。
「この黒帯を授けよう…」で(え、いいじゃん)となった印象を「5本めの黒帯」で即反転させてくるの、漫画が上手い。
これ見せられたら、一狼の絶望感、無力感、家を出ようと決心する気持ち……というのも分かる気がしてくるなあ。
試合は白瀬さんという新キャラによりストップ。
「プロになれ二兎」ということでやっぱり一狼の目的は二兎を焚き付けることだったようですね。
「兄弟でMMAトップファイターなんて話題性十分でしょ」
って言ってるけど、"表向きの理由"感すごいなー。「弟には色々と手伝ってもらいたい訳ですよ」この"色々"に本音がこもってそうな。
気になる点としては、これだけ強くなることにこだわっている一狼が、二兎の才能に関しては一切の疑念なく信じきってるところ。一体何が見えているんだ。
ラストには完全に火が点いて戦士の顔になった二兎で締め。
"強くなっていつか必ず兄貴を倒す"という分かりやすくてぶっとい縦軸ができ、いよいよここから物語が動き始めるぞ……!!
というところで単行本1巻分。計算されつくしてるな…!
不安だった一狼のラスボスとしての魅力の低さみたいなものも払拭されたし、安心して毎週楽しみにできるぞ!

○呪術廻戦 230話

冒頭、冥冥が画角的に邪魔だからか手で髪どけてるのジワる。
さて本題は五条vs宿儺に魔虚羅顕現…!というところ。
肩代わりがどうこうとか言ってなんだか難しい話。
要は「無量空処に対し魔虚羅の適応を発動させるためには、適応までの間だれかが無量空処を魔虚羅の代わりに食らわないといけない」「その誰かとは、宿儺の中の伏黒の魂だった」という話なのかな。
身体1つに魂2つあるという状態すら活かしてた宿儺うめ〜…!となる一方、五条に伏黒を5回もフルパワーアタックさせてたのエゲつね〜…!となる。人の心とかないんか?宿儺がじゃなくて芥見下々が。
「宿儺 オマエや恵の魂自体が「無量空所」に適応したわけじゃない」
え!?どゆこと!?少なくとも伏黒は適応できてるんじゃないの!?"適応の過程"と"結果"って何!??
喰らい続けてたのは伏黒だけど適応したのは魔虚羅→だから無量空処のたびに魔虚羅を出さなきゃいけない→出すまでのタイムラグで食らっちゃうかも……みたいな状況…なのかな?出しっぱなしじゃダメなのかな。
その後は前から伏線張られてた五条の鼻血。
脳への負担がえらいことになっとるみたいですが、焼き切れた術式の修復のために脳ごとぶっ壊してたとは……
アンデラでアンディが不治食らったところを風子に切り落としてもらって再生してたの思い出した。
「貴様はもう領域を展開できない」
「じゃあな最強」「俺がいない時代に生まれただけの」「凡夫」
絶望感すごいな……
からの吹っ飛ぶ伏魔御廚子!!!
「しっかり効いてるじゃねえか!!」
うおおおおおおおッ!!!
アチィ〜〜〜〜〜!!!!!

ずっとシーソーゲームじゃん!!
有利不利が絶えず逆転し続けて……おもしれ……
超次元の戦いをしてた"最強"同士が最終的に無骨な殴り合いで勝負することになるのもす〜〜ごい好きな展開。
こんなん見せられたらこっちも脳焼かれるわ。

○読切 忍CHAOTIC

ジャンプGIGA2021WINTER『ギフテッド』、2021AUTUMN『BANG!!』、2022SPRING『刀ソムリエ』等多数の読切を掲載されている平たくみ先生初の本誌掲載。
上記の過去作は一通り読んだのですが、どれも正直要素がチグハグで上手く使えておらず全く刺さらない…という感じ。
今作も同様で、前作までに比べると幾分絵はうまくなっていたものの、キャラ同士のやりとりやドラマ部分がやはりことごとくどこかズレてる感じで全くピンと来ず、読み終わってもなーんかスッキリしない……というのが正直な感想でした。
切り札で仮面ライダーみたいに変身するのも「そういうのを期待されてる流れではなかっただろ!?」ってなったし。
主人公の魅力もそこまでな上ヒロインは結局いただけだし(主人公の覚醒のきっかけを与えたのはアニメの記憶であってヒロインではない)。
あと配信のコメントで「この世界の忍は妖怪見えるのが普通(かつ一般人には妖怪の存在は知られてない)だから、妖怪見えないやつ用のコンタクトが作られる理由が無くない?」って意見が来てめちゃくちゃ「確かに!!!」って思っちゃった。
なんとなくで漫画描いてませんか??

○鵺の陰陽師 12話

センターカラー!
廊下を並んで歩く鵺さんと学郎。
この作品にしてはオーソドックスなコンセプトだったので逆に意外かも。
ヒロインズのカラーリング知りたかった気持ち正直ある。
あと右端のモブの異様な存在感よ。幻妖に憑かれてるだろこの顔。
本編
舞台は再び学校へ。
今回は特に代葉ちゃんにフォーカス。
みんなとの写真振り返ってるの微笑ましい。周防先輩が自撮りした写真を代葉が持ってるってことはグループLINEで共有しあってる写真をわざわざ保存してるってことになる。微笑ましい。
しかも代葉ちゃんの自撮りもあるので周防先輩の自撮りを見て自分も真似してやってみようという動きが代葉ちゃんの中にあったことも伺えてこちらも微笑ましい。
教室。挨拶帰ってくるあたり明確に好感度上がってきてますね。学郎も今まで帰ってこないの分かってたのに毎日挨拶してたんだなこの言い方だと。良い奴だなキミ……
代葉ちゃん、放課後どこか行きたがってたり、他の机と比べると明らかに距離を寄せてきてたり…好感度上がってきてるとかいうレベルじゃなくてもう大好きなんじゃないかもうコレ……!?
その後も修行終わるまで結構長いこと待ってくれてたし、ラーメンも一緒に食べに行くし。代葉ちゃんがその感情の名前知らないだけだこれ。
ラーメン食べた後の代葉ちゃんいつもより目キラキラしててかわいっ。
その後は家での代葉ちゃん。
着物……だと……!?
めちゃくちゃ似合ってる……し、Wi-Fi探してスマホ掲げてウロウロしてんのもめちゃかわいいな。愛くるしい。
狂骨は代葉ちゃんが水族館行くことにしたのを「絆された」って評してたけど、なんならLINE見たくてWi-Fi探してるとこからしてもう絆されてるんだよな。
「狂骨五月蝿い」の幸せそうな顔よ。
あと「絆されたな」のとき狂骨嬉しそうなんだけどもしかしてコイツ良い奴?
そのあと代葉ちゃんが寝てる時も手握ってるし(これは鵺さんの膝枕と同じエネルギーチャージ行為の可能性ある)。戦闘狂っぽい描写とか代葉ちゃんの「利用するかされるかだけ」発言にビビらされてるけど悪いやつじゃなさそうだよね?
で、夜中に突然ご当主様に呼び出される代葉ちゃん。
ご当主様──通称視界共有ハゲ、なんかめちゃめちゃ異様な雰囲気出してる……こわ……
……と思ってたら翌日ボロボロに折檻された代葉ちゃんの姿が。
ハゲ、バチギレです!!!!!
そりゃそっか、あんな青春っぷり見せつけられてるんだもんな……黙っちゃいられないよな……
代葉ちゃん、学郎との机の距離も元のように離れちゃったし、話すのも控えるようになっちゃったし、あああ……
と、それを見て奮い立つ学郎……!
代葉ちゃんに勝ちたい!よりも代葉ちゃんを守りたい!で覚醒するのが学郎らしいし、学郎のヒーロー性が存分に出てる覚醒イベントでめっちゃ良いな。ここまでで学郎は素直に応援したくなる主人公になってるので新たな力を手にしたことが読者としても真っ直ぐに嬉しい。
ここ数話でたっぷり時間かけて代葉ちゃんとの絆の醸成を描いてきたのもあって説得力もバッチリ。
「盡器の特性」ってことは何かしらの特殊能力がついてるって見て間違いなさそうよね。いよいよ能力バトルじみてきた。どんな能力なのかも含めてワクワクするな……!!
…と、すごく真っ当に少年漫画的な面白さなんだけど、よく考えたら①未来を想像して②教室で覚醒…っていう2つもあんま見ない要素のある覚醒なんだよな。やっぱ変は変だわ。

○キルアオ 15話

フットサル対決。
同点弾決めてさあ最終局面──と思いきや、天馬のギブアップにより勝利!
なんともヌルッとした決着だけど、
ケガによるギブアップ→白石部長による手当→天馬の改心
という今回の流れの方が、十三が叩き伏せる決着よりも"家庭科部を認めさせる"という意味合いが強いので良い幕引きに思える。
天馬もきちんと謝罪とおにぎりのお礼を言えて、爽やかな決着だ。
そこからさらに後半はフットサルの後処理と天馬の掘り下げ。
天馬、白石部長に惚れる…とか、ケガしてたことにしてから「奇跡の復活しちゃえばいいじゃん」とか、フットサル終わってからも失速せずキャラ性出してきて今後の絡みにも期待できそうで良いね。

○夜桜さんちの大作戦 188話

フランスを後にして七悪の元へ向かう一行。
北極圏で防寒着着てる双子めっちゃかわい〜。あるふぁみたいな耳たれついてる帽子も、ひふみみたいなメーテルっぽい服もめちゃくちゃ好きなんだよな〜。最後脱いでたの残念。
七悪とコンタクト取れるようになったら、Dr.もずと七悪周りのお話。今回はほぼこれがメイン。言うたらまあ次回に向けて土台を整えるつなぎ回みたいな感じですね。
ダンジョン兼敵キャラ兼お姫様役、そんなん聞いたことないよ。これは七悪にしかできんわ。
"夜桜において繰り返されてきた骨肉の存在との戦い"という点においてはなかなかしんどいテーマだけど、ゲーム・RPGってガワを被せてあるので重苦しい感じになってないのもイイネ!

●アンデッドアンラック 169話

学校編スタート!
冒頭、大目立ちする風子。
「日常に溶け込むんです!!」「目立たず!!」「私の事は心配ご無用!!皆こそ気をつけてくださいね!!」「くれぐれも目立たぬように!!」
あまりにも前振りが念入りで笑う。
ただこう、問題分かってウキウキで手を挙げちゃうの、風子が通学できてた小学生の時とかの常識のまま更新されてないみたいでお労しくなってしまう……
風子とチカラの遭遇。名前先に言っちゃったり髪型に言及したり、風子さんガバガバすぎる。テンション上がりすぎだよ!
「わぁ…」唐突なちいかわ。
お次は体育館。
不真実かけられて普通に体育教師やってるファン面白すぎるだろ。もう諦めてるらしいし。
反復横跳びのくだりでも風子はガバ。シェンはまあなんかもう逆に良いんじゃないかって気がするけど、風子も体力テストぶっ飛んでるのはダメだこりゃって感じやね。
「やりすぎだよシェンさん」のドヤ顔も含めジワジワくる。あとここのファンのやる気のなさもジワジワくる。
英語ペラペラなのもそりゃそうだよね。なんなら秋編でもう英語喋れるようになってたしループ後の百数十年もほぼ英語だったろうから……
「ッス──」の味わい深い顔。
ちなみに英文は風子からアンディへの感謝の言葉みたいな内容ですね。「彼が道を示してくれなかったら私は道に迷ってしまっていたでしょう、だから彼にはとても感謝しています(意訳)」的なね。
昼休みは追っかけから逃れて屋上へ。風子、あんだけめちゃくちゃやっといてモテてるんだね……
まあおっぱいでっかいからな………
同性からモテてる可能性も考えたけど階段上がってるコマでめちゃくちゃ男子に追っかけられてた。
「ジーナちゃーん」って声もあるしジーナもモテてる。ロシア出身ギャル転校生はまあモテるわな。
不変ピッキングでドアを突破し屋上へ。不変便利。
改めて学校のいろいろな面を味わったことで「やっぱりいいとこだね!!学校って!!」と言う風子の満面の笑みは今回の総括って感じですね。
今回珍しくまるまる1話ギャグだったのは、この"学校って色々あるけどなんだかんだ楽しくていいとこだよね!!"ってのを強調するためだったのかもしれない。
シェンムイはしれっとお姫様抱っこしとる。見せつけてくれるぜ……!!
ラストはジャストタイミングでチカラと遭遇。次週は一緒にお昼食べるところからか……!?って考えるとすごいヒキだな。アンデラか!?それ。
涼ちゃんがストローでパックの紅茶っぽいやつ飲んでんの、めちゃくちゃ高校生っぽいな〜〜
あと今週は風子がやらかすたびにジーナが頭抱えてて(その数4回)、珍しく常識人サイドに回るジーナが新鮮でした。
よく考えたら今の組織、学校行ったことない奴か行ったことあっても遥か昔の奴しかいないからジーナしかちゃんと高校生やれるやついないのか(あとショーンも比較的マシそう)。胃痛ポジにもなるわそりゃ。

●僕とロボコ 147話

まさかのto be continuedだった前回の続き。
唐突すぎる
‪_人人 人人_‬
‪> ズシ!! <‬
‪ ̄^Y^Y^Y^ ̄‬

はさすがに笑っちゃうって。
で、どうやらOMが暴走しているようす。
そのトラブルの解決のために動いているのが新キャラの葉加瀬理央ちゃん。巨乳ホットパンツ白衣はビジュアル大優勝してないか???
今回のエピソードはこの理央ちゃんと共にマザーコンピュータを止めに行く……という筋書きになりそうなんだけど……
「ゲストヒロイン」「偶然危機を免れた主人公たち」「世界の危機」ってなんかめちゃくちゃ劇場版っぽいな。
………劇場版!!?もしやそういうこと!!?!?
劇場版にピッタリのエピソードが原作に無かったから、制作決まった今から間に合わせようとしてる………!??
そうなるともう理央ちゃん役がゲスト枠芸能人になるのが見える見える……
捕らえられてるバミュ町連中、ママ2人だけ目配せしてるしニョンタは完全フリーだし何かやりそうだなって思いました。

●ウィッチウォッチ 119話

あれ?先週までバトルやってたよな?という違和感から始まり、乙木家にさらっと知らんやつがいる中で進行する気持ち悪さを味わう回。
カンシの存在がちょっとずつ軽んじられていって居心地が悪くなっていくんだけど、その「ちょっとずつ」が本当に上手いのが気持ち悪さに拍車をかける。
トキヨなる知らんキャラの存在がほんの僅かずつカンシをやりづらくしてるのに、トキヨ以外のみんなはほとんどいつも通りのノリなのがかえって怖いな。エブリバーガー(初めて聞いた)とチョコあ〜んぱんのくだりとかめちゃくちゃ平常運転っぽいじゃん。
トキヨ、前に夢の魔女って言ってたしカンシがスタンド攻撃を受けてるのは明らかなんだけど、トキヨの存在といいカンシが自宅を勘違いしてることといい普段だったら一瞬で気づけるはずの違和感に気付けないのがまさに「夢」って感じ。
外部からの干渉がないと無理じゃね感あるんだけどモモチとか助けに来るんかな。
関係ないけど「夢主」ってワードでちょっとふふってなった。夢女子?

●アイスヘッドギル 6話

血追いウルフガルドを倒したと思いきやリッチに乗っ取られて復活。
そもそもウルフガルドに魅力が無かったので、それを乗っ取ってる今回の敵とギルの戦いにも正直全く興味が持てない。
バトルもごちゃっとして何やってるか分かりづらいし、何よりセリフが全然頭に入ってこないのがヤバい。
なんでだろう、難しい話は何もしてないしセリフも長くはないはずなのに、なーんか頭に入ってこないんだよな。
とにかくどこからも味がしない……!!

●暗号学園のいろは 34話

前回の続き、濃姫さんvsD組3人。
30秒のカウントをいつ始めるかは度量に委ねられている──地味に先週も出題までタイムラグがあったのでそこの疑問が解消されて助かる。
いつまでも茶をしばいてる濃姫さんにブチ切れる亜鉛亜鈴。亜鉛さん、未亡人っぽい雰囲気だからおとなしそうだなとか、D組男子枠の可能性ある?(ジャージの色違うし)とか思ってたらどちらも全然そんなことなかった。死にまつわる言葉をこれでもかと盛り込んでくる話し方クセつっよいな〜。死のルー大柴?
骸骨雀メタンガスさんは名前に反してめちゃくちゃ常識的っぽいし。まんまとズラされてるな。西尾維新の手のひらの上だ。
「まだカウント始めないの?(意訳)」と煽る濃姫。待ってくれてんのにな。
口で「ぴっ」ってカウント開始する柘榴口さんちょっとかわい。
30秒ギリギリになって歌による出題をする濃姫さん。
「森の空気を震わせて」
それ言い出したら口頭で出題する暗号全部アリになるのでは……!?
でもまあいかにも西尾維新っぽい論理ではある。
出題されてからはD組お三方の考察パート。やっぱ亜鉛さん死ぬほどクセ強いな。
三人の出した答えはバラバラ。「気球」、「飛行船」、「戦闘機」。
このバラバラな答えが出た瞬間の「ハメられた──ッ」って表情よ。特に亜鉛さん良いね。
「敵が3人で来たので答えの解釈が3通りある問題を出して、相手の答えに合わせて後出しで違う方を正解ということにする」
これやられた時点で解答側はゴネる以外の勝ち筋が残らないハメ技で鮮やかすぎる。
出題で勝つってどうやるの?(難しい問題出して相手が解けませんでした〜じゃ物語的につまんなくない?)って思ってたけど、なるほどこうやるのか。これなら相手が暗号解けようが解けまいが関係なく出題側の勝利だもんな。お見事。
今回のD組は前回B組がやろうとしてたことを濃姫さんにやってきてたわけだけど、「その場合もこうやって勝てます」を示してきたってことか。わざわざ「乗り物の名前は何ですの?」って問題文がついているあたり明確に前回と対比されてるな。格の違い。
ただ、一杯食わされたD組も暗号自体は解けてたし、ゴネることもできたのに濃姫さんの返しの見事さを受けて敗北を素直に認めるあたり格がそこまで落ちてないのは良い決着のつきかただね。なんなら去っていくD組3人がカッコよく思えるくらいだった。
D組との対決の後にはたゆたん。
頭に葉っぱつけてあざといぜ。
ここでたゆたんが単独行動ってことは扉絵のきょらりんも実際単独でアスレチックエリア進行中なんだろうな。次回かその次くらいに触れられそう。
そして「濃姫家雪 度量評価:SSR」。
完膚なきまでの圧勝からの「歌合せを楽しんでいただけ」は度量スゲ〜わ。
てかC-とかB+とかだったのにSSRはルールが違くないか!?
最後はいろは。
しょげてるB組3人を見てナチュラルに「夕方さんに何かされた」と解釈してるのめちゃくちゃおもろいな。分かるけど。
要塞村さんの話聞いて「ボクもこの人に捕まりたい…」とか言ってるし。それも分かるけど。いろはが言うと重いのよ。
匿名希望はなんとF組、もといヘビさんチームの捕虜になったようで。
「凡ミスやがな」マダミスの時のセルフオマージュだ。目隠しされて逆にいつもの感じになってるの笑う。
Q.99が☆6なのは助けに行くべきか行かざるべきか、明確な正解のない問いだからなんだろうな。
普段のいろはだったら迷わず助けに行きそうなもんだけど、今は枷があって動けないからなあ。さあどうなるか。

○読切 NIN-JIN

Jスタートダッシュ漫画賞なる、漫画の冒頭部分だけで投稿できる賞の準入選作品。
作者は畔川丞先生。
ニンジン人間でニン人……と思いきやさらにもう一捻り加えて忍人!というのは話が膨らみそうな冒頭ですねえ。
…と、作品は入賞するだけあって良いものなのかもしれませんが、正直この部分だけ見せられても何の判断も下せないんですよね読者としては。
Jスタートダッシュ漫画賞という賞の副賞として本誌掲載という人参(ややこしっ)は必要なのかもしれないですけど、客に見せる状態(完成品)になってないって分かりきってる作品を、金出して読む雑誌の紙幅取って掲載ってどうなん??前回開催の時も言ってたけど。
…と、そもそもこの賞の仕組みに懐疑的なんだよな。

○一ノ瀬家の大罪 35話

颯太んとこで馴染みはじめた翼。
前半は幸せ擬似家族っぷりを描いて、後半はけんたの様子が…?という感じ。
ただこう、ずーーーっと謎が解決されないまま進行してきて一ノ瀬家のみんなへの興味すら失われてきてるのに、ここにきて新しい家庭の話されてもなんの興味も湧かんわ。
けんた、わがままだし大切なシャツ踏むしクソガキだな〜…としか。
本当はけんたって翔の浮気(じゃなかったけど)相手の子ってマジ!?とかあるんだけど、ま〜考察する意味が感じられんからな。この作品。

○テンマクキネマ 16話

引き続き撮影。
前半は要るようで要らなそうな情報多いなー。
確実に要りそうなのは倉紅井さんの母親情報くらいか?
後半は校庭に忍び込んでの撮影。
なぎさの同級生役を頼むはずだった椎野姉が急用により参加不可……のため急遽椎野の女装で乗り切ることに。
うーん……正直「最近のオタクってこういうの好きなんでしょ?」が透けて見えるというか、内なるリビドーに則って描かれた女装男子に見えないな……
こういう"ぶり"すぎてるメス男子は逆に萎える。女装男子自体は大好きなんだけどね。
ラストは合宿スタート。倉紅井の水着は再び見られるのか…!?
椎野のお姉ちゃん、翠さんの方めちゃ好みだわ。黒髪ぱっつん好きすぎる。

○ドリトライ 13話

心の強さとは何なのか分かった前回の続きから。
虹村、前回からずっと「試合中にはクスリ打たないのかな」って思ってたので、ちゃんと(?)今週打ってくれたのは良かった。ヤク中エネミーはそうでなくっちゃ。てか地下格闘技なのにドーピングNGなんすね。じゃあ正規にやりゃいいじゃん。
黒岩さん曰く青空のダメージが少ないのは「ある程度来る打撃を見切って被弾する寸前で上体を反らしているから」とのこと。
そんな取り柄があるなら1話の時点で言っとけよだし、そういう理屈なら心が強ぇんじゃなくて普通に体質とテクニックが強ぇんじゃねえか!!
あとよりによって今回虹村ツメとか木の破片とか、打撃じゃなくて斬撃なんだけど!ツッコミどころが多い!!
"殴られ続けた日々"のど真ん中に一番デカく妹にシバかれてる絵があるのは笑った。いいのかそれで。
まあでも最後の"真 瀑受転厳"と「おめぇの心が弱ぇからだ…!」の青空の表情はカッコよく描けてて良かったと思います。

○人造人間100 32話

ボスとルカから。
モートセーフまた襲撃されとる…!
絵面で衝撃受けたけど、要はNo.1たちとあしびたちの直接対決のための理由付けっぽい。
ボス、‪鵠の戦闘不能には言及しても絢子の死亡には言及無いのね。まあ元々そういう人だったもんな……
敵からの襲撃を受け、終盤には早くもNo.1&No.99との対面。
展開急にめちゃくちゃ早まって、巻いてるなーって感じだ……畳んでる感すごい。
最後の38週間のくだりも、なんかうまいこと言っているようでよく考えたら全然そうでもないな……
こないだNo.1が殺したのは成人男性だし。う〜〜む……

●次号
週刊少年ジャンプ36•37合併特大号

巻頭カラー
あかね噺
前座選考回結果発表……!
あかねとひかる同点でどちらも四人会進出めっちゃありそ〜〜

センターカラー
夜桜さんちの大作戦
予告で七悪のところに着くのまでは確定されててわろた
普通にネタバレやん。

アスミカケル
新章突入センターカラーいいね!
本格的にMMA始まりそ。

読切 GOD ARMS
Boichi先生!?
サンデー連載しながら勉タメにも1作出して読切も描いてたってこと……?
バケモンすぎん……??

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