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【#WJ27】週刊少年ジャンプ2023年27号感想【寿司いくら】

アンケ1:暗号学園 2:人造人間 3:逃げ若


ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!

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【#wj27】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ27号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【あいつも”D"…!!】

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【#wj27】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ27号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【夕方多夕…!最高の女…!!】


●ウィッチウォッチ 111話

表紙
キャッチコピーにもある通りキュートでポップな表紙。あざといぜ。
顔面が強いキャラを描けるので新規への訴求力強いよなー。
多分ケイゴとミハルはニコの魔法で変な姿になってるみたいな裏設定がありそうなんだけど、
・うまいこと収まる構図にしたなー
・省エネしてるなー
とメタ読みしてしまった。

巻頭カラー
人気投票結果発表巻頭カラー!
見開きはTOP10の西洋ファンタジー風イラスト。魔法が使えるキャラは魔法職っぽい衣装になってて細かい。
1位はケイゴ!!そんな人気あるんだ。意外。
音夢も3位って出番の割に高いなー。まあツラが良すぎるからなこの子……わたしも好きだし……
10位までは割と納得感あるんだけど、11位以下になった瞬間意外性しかない狂ったランキングになってて笑う。
11位 来夢来人でつかまえて
12位 漫画家の先生
13位 パン
14位 篠原健太先生
なにこれ???????

本編
恒例のカンちゃん受難回。
人が笑ったら勝手にギャグが出る状態にされてしまうというだいぶキツめなシチュエーション。
カンちゃんが大変な目に遭う回は大体面白いんだけど、今回は個人的には微妙にピンとこなかったかなー。
魔法の仕様(地獄の連鎖とかバックステップ)に気づいてからが短かくて物足りなく感じちゃったのが原因かな。
早めに事態に気づいてからあの手この手で転がしてほしかった。
最後のところとかは勢いすごいけどね。ビクンビクンて擬音エロ漫画でしか見たことないぞ!!(偏りすぎ)
魔法かけた直後の目ぇ黒いニコ、めっちゃゾクゾクする。好き。

●SAKAMOTO DAYS 121話

過去編明け。
あの過去あって嫁に一目惚れして殺連辞めてんの!?つってたけど坂本さん的には有月とも決着つけてるつもりだったし赤尾の死にも自分なりに折り合いつけてたのね。
で、病院の南雲と四ツ村さんに場面転換。キンダカ、死んではないけどいまだに昏睡状態か。毒、強えな……
四ツ村による赤尾の新しい情報の開示。
なんと坂本に10億の懸賞金をかけたのは赤尾と発覚。
「樋口と小林 懸賞金4億と6億だって じゃあお前10億じゃん」
確かにこないだ言ってた───!!
そこ繋がってなかったわなるほど。
「坂本に10億の懸賞金をかける」という状況自体が赤尾本人であることの証明──と思いきや実は有月も聞いてたんだよなその会話。
なんにせよ赤尾生存の可能性あるのは嬉しい……けどこの演出の感じ、もしかしたら敵対する…というかラスボスだったりするんかな。
最後はスラー組。マフユと虎丸ちゃんもう普通に馴染んできてるな……
熊埜御とハルマというキャラも登場。前にも名前だけ?出てきてたような。

●ONE PIECE 1085話

コブラ、イム様とご対面…!
イム様、一人称「ムー」なんだ……二人称「ヌシア」だし……クセ強いな……
Dについての話も新情報が出てきはしているもののまだ核心の部分はぼかされたままですねえ。
「"D"とは…かつて我々が敵対した者達の名だ」
"我々"ってそもそも何を指してるの?っていう。ここまでDを警戒しているということは、ただ昔の敵の子孫っていうだけではなさそうよね。
"D"がたくさん出てきたのも歴史の本文が世界中に散らばってるのも全部リリィがかつて起こしたことが原因とのこと。
これが本当にミスだったのかそれとも計画的だったのか…ってイム様は言ってるけど、リリィの真の名が「ネフェルタリ・D・リリィ」である以上はどう考えても計画的犯行だね。
リリィ、あまりにも重要人物すぎる。
てかビビも"D"なのか。"D"が何なのか分かってないけど最終局面においてガッツリ重要な出番がありそうでワクワクする。
で、コブラが攻撃されてからはサボも参戦。玉座のイム様に向ける技が「王手飛車」なのいいね。
サボ達を追い詰める影の化け物はなんなんだろう。五老星の能力なのかな。動物系幻獣種とか?羽衣ついてるように見えるし覚醒済?
部屋にいる電伝虫はモルガンズの差し金なんだろうなー、ここで撮った写真がこの後新聞に使われてるんだろうなーって思ってたけど、誰のかわからんって意見も多くて意外だった。確かにモルガンズとは確定はしてないか。
モルガンズだったとしたら、当たり前のように玉座の間盗撮してることになるよね。マジでやりたい放題だなあの鳥!
結局サボ達は追手の猛追から逃れきれず、コブラ王を犠牲にサボのみ生存。
それを目撃していたのはワポル。
ドラム王国の頃は他人をなんとも思ってないドクズだったと思うんだけど「これを喜ぶほど落ちてねェ」ってのは逆に多少中身がマシになってる気がする。
消される恐怖でパニクったワポルは建物を破壊しながら暴走。ここでビビと合流して最終的にモルガンズに匿われることになるわけね。
最後、笑い方が「タ~マノコシコシコシ(笑)」でヤバすぎることでお馴染みのワポルの嫁ことキンデレラさんじゃないか!!早速今回の内容がpixiv百科事典に既に載ってたキンデレラさん!!
てかしれっと描写されてるけど、どえれえことやらかしてルフィの名前出すサイとレオも、革命軍手助けしちゃう藤虎も、各々最悪で笑った。
少なくとも藤虎は最悪じゃダメだろ。

●マッシュル-MASHLE- 158話

センターカラー
アニメの収録現場イメージのイラストかな?
ほんわかした塗りで全体的に楽しそうな雰囲気が良い扉絵。
よく見たら右下でじいちゃん泣いてるやん。
本編
イノゼロに0.1秒の攻撃直撃!から。
思ってたより土手っ腹に致命的くさい穴空いとる!!さすがに死ぬやろ勝ったやろって感じだったところに
「サモンズ 闇の神(ルシファー)」
そうだそうだまだサモンズあったわ〜とか思ってたらルシファーのデザインくっそカッコよくてたまげた。毎回サモンズのデザインめちゃくちゃ良いんだよな〜。
デスボールデバインパニッシュメントもエフェクトがバッチバチでラスボスの最終奥義としてのケレン味は十分。
それに対し、今まで出会った仲間や敵、世界中の人々が力を合わせて応戦。
今までの出会いが主人公を助け、それを受けて主人公がまた奮起しラスボスへのフィニッシュを決める……と、最終決戦らしい王道展開で素直に良かった。
「天誅」カタルシスすんごい。
ただ、つい3週前にモブのみなさんイノゼロ崇拝してたよね!?とは正直思った。
…けど、圧倒的な力の前に平伏すしかなかった的な感じだった気もするしまあまあまあ。

●あかね噺 64話

扉絵ヘソ出しでドキッとした。
本編は引き続き嘉一の高座。
ビジネスの話だから元営業マンの嘉一にぴったり。
中盤には今回期待していた回想──嘉一がなぜ脱サラして落語家を志したのかの話が。
嘉一、騙してるみたいで気分が良くなかったんだなー。営業マンやるには人が良すぎたのかも。
そこからの嘉一と一生の阿良川一門入門エピソード、どっちもかっこいい。
「それでも折れずに生き抜く覚悟はあるか?」「あります」即答の嘉一。
「貫いてみせろ"阿良川嘉一"」一生の期待と重圧。
ここで締まった空気になったのを回想明けの作画で弛緩させるのもうまいなー。
「くだらんね」って言ってた評論家先生も最後には根負けみたいな形で嘉一を認めるようになって。「くだらんね」ももはやツンデレみたいになってら。

○キルアオ 7話

前回ラストで十三が蜜岡の彼氏役をやるってなってからの今後どういう方向で進んでいくか固める回って感じでした。
「付き合ってる人がきたら迫ってくる相手を減らせる」
実際はみんなお構いなくバンバンアプローチしてきてるしなんなら十三に直で圧かけてくるやつも死ぬほどいるから全く効果ないんだよな……
"幻獣組"はめちゃくちゃキセキの世代で笑っちゃった。学園を統べるイケメンたちってところで言うとどちらかというとF4(花より男子)かな?
巻き込まれただけではなく十三の方から能動的に蜜岡の彼氏役続投する意思を持ったの良かったし、ラストには早速変なおしゃぶりイケメン出てきてここまでで単行本1巻収録分。良いヒキ!
てか次号センターカラーって早くね!?まだ次8話ぞ!??

○読切 都の鬼と田舎の狸

ジャンプGIGA2023WINTER『モーニングルーティン』の菰田コトヒロ先生。
モーニングルーティン、ゆるかわギャルのえっちな自撮りがあったのでオススメです(話もめちゃくちゃ良い)。
前作から通して、しっかり作画に性癖をぶち込んでくるタイプに見受けられてとても好感が持てる。
鬼のお姉さんの爆乳と腰回りムッチムチでえちえちすぎる。こういうのが一番好き。
それでいて話もちゃんと面白くてキャラにも好感が持てて文句なし。
鬼が人々との交流でだんだん人間らしさを得ていく……という展開自体はよくあるものなんだけど、その過程を狸くんを軸にじっくり描いていたので心境の変化に説得力があった。
さらにラストのバトルパートも、多少見づらいけどパワーのあるキメゴマを描けていたので◎。
ぜひ連載まで行ってほしい作家さんですね。

○僕のヒーローアカデミア 390話

家族の元に駆けつける焦凍。
排気筒ぶっ壊れながらもやり遂げた飯田くんもあっぱれ。
かつて焦凍に「なりてえもんちゃんと見ろ!!」と諭された飯田くんが、今度は焦凍がなりたい姿になれるように駆けるってのがアツいね。
だから焦凍はその直後母への手紙という形でどうなりたいかの話をしてるんだ。
で、あらゆる意味でギリギリの焦凍の大氷海嘯。
焦凍が燈矢を止める決め手になったのはもちろんそうなんだけど、焦凍自身が言うように家族全員の力を合わせなきゃ止められなかったんだなあ。
それでもなお呪いを吐く燈矢に対し、深い謝罪を述べる炎司。
「瀬古杜岳行かなくて……ごめんな…!!」
燈矢が一番してほしかった謝罪に最後に辿り着けたね。その後も冷、冬美、夏くん、焦凍…と、家族全員にするべき謝罪。
炎司、燈矢、焦凍それぞれが作中でやらなければならないことが一段落して、轟家の話はひとまず大団円といったところかな。
お次はトガvsお茶子。
順番に畳んでいっている感じがあるね。

○僕とロボコ 139話

センターカラー!
押忍!!クソ男飯!!を実食するロボコ。
フォークじゃなかったとかそういう次元でもねーだろ!!
本編
ボンドがダンスする回。
初っ端フリッフリのケンコバずるい。実在の芸能人を準レギュにした上でこんなことまでしていいんだ。
で、授業でダンスを発表するためにロボコに泣きつくボンド。めちゃくちゃドラえもんぽいイントロ。ロボコの眉毛クッソ太くなっちゃってるの好き。
修行パートは正直「意味ないと思いきやちゃんと修行になってるやつ」って読めちゃってたんだけど、妙ちきりんな格好だけは意味ないの最初から分かってたのにずっと続けてたのに気づいてじわじわきた。
ラストは実践パート。終始"入りきってる"表情のボンドで笑う。
「始めて下さい」でやたらしっかり表情の変化描いてるのなんなんだ。
その後もひたすらノリノリだし顔芸も一つ一つ面白くて良かった。
「ホントだカワイイ!!」そうか……?
「まだ踊れる…!!!!」のところはハンタのシュートか。相変わらずすごいとこチョイスするな〜。

○鵺の陰陽師 4話

新ヒロインの七咲ちゃんと一緒に幻妖退治する回。1話の後に陰陽師が来てたことが描かれてるけど、膳野ブリーフの新規供給があるとは……
学郎、七咲ちゃんと会話するたび「あ」「あっ」ってかなりの確率で言ってて隠キャ描写として妙にリアリティある。
で、鵺さんが釘刺し&ネタ提供でちょっとだけ出てきてから後半は幻妖退治。
戦闘時に見た目が変わるアレ、「霊衣」って言うんですね。これで「学郎の霊衣だせえよな…」みたいな会話もやりやすいぜ。
七咲ちゃんの霊衣はシンプルながらシュッとしててカッコかわいい。学郎のと差がありすぎるだろ。
「力を温存」という名目で手を繋いでくれたりお姫様抱っこ授乳してくれたり、今時珍しいまっすぐなお色気!うれしい!
やっぱこの作品の明確な強みとして「女の子がかわいい」というのはあるので、そういう意味では自分の強みを分かってて押し出してきたな……やるな……という印象。
鵺さんの「陰陽師達(みんな)も頑張ってきたんだね」って言い方的に鵺さんは陰陽師のこと嫌ってはいない……どころか好感すら持ってそう。どういう関わりがあるのかな。

●アオのハコ 103話

千夏に会いに走る大喜!
徒歩圏内かと思ってたら普通に電車乗っててビビる。まあまあ距離あるんじゃん!!
鹿野家は既に帰路。だったところを大喜からの電話を受けて千夏先輩だけ車を降りてダッシュ。2人ともが相手に会うために同じ場所目指して駆ける構図に。
これ、わざわざ途中で引き返す展開にした(鹿野家の撤収に大喜が間に合わなかった)のは、
・千夏も大喜に会いたくて仕方ない
・この後のシーンを2人っきりにできる
のでめちゃくちゃ有効に働いてるなあ。
大喜が小波湖に着くとそこには千夏先輩が。
様子を見る限り千夏先輩も今来たばかりっぽい。
そして……
「話したいことがあるから」
向かい合って座って、ここで言わなきゃいつ言うのレベルの最高のシチュエーションが整った……!!
「好きです」
「俺 千夏先輩のことが 好きです」
言ったーーーーーーー!!!!!!!

尺もたっぷり使って、互いの緊張、溢れ出す思い、空気感、これらをしっかりじっくり描いてきたな〜。真っ向勝負の最大火力だ。
互いに今まで走ってたから息切れしてるし、氷上、雪景色、2人きり、あまりにロマンチック。
甘酸っぺ〜〜!!
お見事……!!!

●ドリトライ 5話

めちゃくちゃ右腕の太い和泉生野との対面。
妹ちゃんに対する扱いで「コイツと戦う理由」も十分。
黒岩さん、「五光の"松"」とかいう二つ名持ってて超有名みたいだけど、実際和泉の攻撃を片手で止めてるあたり格の高さがわかる。
中盤からはいよいよ試合開始。
こんなふざけた見た目のキャラが出てくる作品なのにそれに対する対策の打ち方はめちゃくちゃ真面目な格闘理論なのびっくりした。
ギャップすごすぎて頭おかしなるで。
リーチ自慢の相手にはリーチの内側に潜り込むのが有効……というのはシンプルながら説得力ある対策法。
今までワンパンKOされてきたやつらはインファイターいなかったの?とも思ったけど、作中でも1発耐えてから潜り込む形になっているあたり、それが可能な耐久性を持ち合わせてるのは青空が初だったんだろうな。

●夜桜さんちの大作戦 180話

双子にずっとちょっかいかけてきてたランド(とネモ)の掘り下げ回!
なんでこんなに噛みついてくるんだろうと思ってたら、太陽のファンボーイなのか!なるほど数年後第二部ならではの面白いキャラ付けだなあ。太陽絡むと喜怒哀楽がコロコロ入れ替わって見てて楽しいキャラだな。
行動理念に一本太い筋が入ったし、他キャラからしてもイジりやすい明確な弱みが出てきてキャラとして一気に親しみやすくなった感じがある。
実際ずっと「何だコイツ…?」するしかなかったあるふぁが今週中盤からは太陽を引き合いに出してイジりまくってたしね。
しかもなんだかんだ「喧嘩するほど仲が良い」的な普通の友達関係になりそうなのも見えてるし良い。
ヌルっとアイさん&殺香も再登場。2人とも思ってたより見た目も中身も変わってね〜〜!
5年ぶん成長したはずなのに2人ともよしよしされてるし。
さらに最後には四怨と嫌五も登場!
四怨はわからんけど嫌五は後ろ姿だけでもかなり成長してる感あるね。
順番的に次は辛三だと思ってたよ。

●逃げ上手の若君 112話

前半は尊氏パート。
九州での戦いっぷりの描写……なんだけど……直義とか神の加護はともかくとして「なんか勝ってた」は思わず「こ、こいつ……!!」ってなっちゃうよね。やりたい放題??これが史実なんだからすごい。お前いい加減にしろよ感あるよね。
『太平記』でも匙投げてるの笑った。
後半は楠木正成パート。
逃げを用いる策を却下する坊門。
に賛同する帝。
坊門の時はキレる程度だったけど帝に否定された時の驚愕っぷりから正成の思いの丈がうかがえる。
回想シーンでのかつての帝、この人についていきたいと思わされるだけのカリスマ性をたった2Pで感じさせるのすごい。
それだけに変わりきってしまった現在の帝への落胆、夢が色褪せてしまった哀愁がひしひしと感じられて切ないな。
最後は出陣前に息子達に元服名を与える正成。
与えた名前が「正時」と「正行」なの史実なん!??
実際には北条時行とは本当に関係ないネーミングなんだろうけど、間違いなく「これが真相だったら素敵だよね」ではある天才的な結びつけ方でした。
思いついた時震えただろうなこれ。

●アンデッドアンラック 161話

宇宙から帰ってきて香港。
ニコ、「若さか?」って言ってるけどジーナショーンと10も違わなそうだけどな。……って言ってて思ったけど同じ20代でも前半と後半で胃腸の衰えってめちゃくちゃ差があるからな……
若さかも……
託す者(エントラスター)のおかげで全身機械だった前と違ってメシが食えるようになったフィル。むしろ前より人間ぽい過ごし方ができるようになってて結果オーライ感ある。不感になっちゃったの自体は別に問題ではないのかなこの感じだと。
母子を見て笑顔になってるショーンが消えてるの細かい。
風子は現在地が香港だと聞いてからずっとそわそわ。そりゃあそうよな、中国なんて厄介ファンのお膝元なんだからいつ奇襲されてもおかしくないもん。
と、ここに現れて風子に戦いを挑んでくる何者か。
凶運闘法、シンプルな武力の強さが軸にあるので初対面で不運の規模が小さくても十分決め手になるのつえ〜。
ずっと持ってたラーメン伏線なのも自然でいいね。
「不運も実力のうち」
この言葉遊びめちゃくちゃオシャレで好き。
てかこんな状況なのにショーンもジーナもメシ食う手一切止めずに観戦してるののんきで笑う。そのくらい風子が勝つの疑ってないってことなんだろうね。
戦いを挑んできたのはシェンの妹のメイ。
「ファンを倒し止めて下さい!!」
「そして兄を… シェンお兄ちゃんを助けてあげて!!」
うおおついにシェン編きた!!(あとファンも)
ページ捲ったらすぐメイの言ってた武道大会「天擂祭」に。
実況の人のデザインとか実況内容的にガンダムネタが盛り込まれてるらしいんだけど、残念ながらガンダムは疎いから分からんなー。
ローブを身につけた組織メンバー、顔が出てる風子とボイドはもちろん、瓢箪と拍車で友才とビリーであることも分かる。
この大会で最後まで生き残れればファンと決勝で戦えるみたいな感じなのかな。
風子太ってるとか言われてるけど、今ループでは超バキバキじゃなかった?この人たちからしたらまだだらしねーラインなのかな。
まあ乙女にそんなこと言ったらブチギレてボコボコにされても文句は言えないわけですが……
風子が無双したAブロック以外でも、現組織メンバー武闘派組が各ブロックで無双。こういう感じで主人公たちが大会荒らしみたいな大暴れする姿って気持ちいいし楽しいよね〜。
ビリー盲目なのに無双してるの強すぎ…って思ったけど盲目なのに跳弾で百発百中ができる奴なのでこれくらいできるか……
ボイドさんは競技ボクシングはできなくなったけどこういう無差別格闘みたいなのは普通に楽しかったりするんだろうか。さすがに威力はかなり手加減してそう。
友才は酒飲んでる顔めちゃかわい〜。キス顔じゃんこんなの。
てか風子も友才もチャイナ服着てて良いなー。その章の土地柄に合わせてキャラの衣装変わると嬉しいよね。
ラストの見開き、CQCとボクシングと剣術と中華拳法って棲み分け綺麗だし並ぶとワクワクするな〜。
ファンの目には風子しか映ってないみたいだけどね。
「来たか…出雲風子!!」
マジで嬉しそうすぎて笑っちゃうんだよな。まあ約20年追い続けて見つからなかった目標が目の前にいるんだから嬉しいだろうけども。
予選は6ブロックあるみたいなので2ブロック余ってるね。片方はシェンだろうけど、もう片方はロウ(シェンの兄弟子)とかかな。
ここまで今ループでは前ループで掘り下げ少ない組のエピソード中心でやってきてたけど、ここにきて前ループでもガッツリ出てて人気もあったシェンの救済やるのは惹きこまれるね。
メイは存命みたいだけど、どういう問題を抱えてるのだろうか。

○テンマクキネマ 8話

急遽追加で撮影!
撮影するのはなぎさが登校するシーン。
他の生徒にバレてはいけない状況下で仲間達と力を合わせてこっそり実行するのドキドキ感あっていい。
そしてようやく撮れたワンカット。これが流石の画力で倉井ちゃんの顔面の強さをバシバシに表現されているので、「撮れた!!」っていうカタルシスが味わえるのが良いな。
ハジメも撮影手法にあの手この手で工夫を凝らした上でラストは根性で撮りきってたり、最後に言ってるようにト書きからシーンを膨らませたりと、順調に映画監督らしくなってていい感じだ。
ただやっぱここに来るまでが時間かかりすぎたか……!?

○暗号学園のいろは 26話

クラス対抗戦開始!
A組メンバーはかなり予想通りのいろは+東洲斎組3人+しゅーたん。
ただ作中キャラからすると意外な選び方だったようで、なぜそうなったのかの回想が入ります。
いろはと縁ちゃんで作ったA組勢力図、めちゃくちゃ分かりやすくて助かる。
仲良しの輪っかもいろんなところについてて良いね。いろはと縁ちゃん自分で二重丸つけてて可愛い。
てか匿名希望にも仲良い相手とかいたんだ……
勢力図を参考に1回戦のパーティ決めをしているとそこに現れた享楽さん。
縁ちゃん急いで勢力図隠しててかわいい。享楽さん差し置いて二重丸つけちゃったからね。
で、享楽さんが来たのは1回戦の参加メンバーについていろはに直談判するため。どうやらいろは以外の4人と縊梨さんはただならぬ因縁があるらしい…?
そして回想明け。どこかに隠れているというE組先鋒は……というと、なんといろはに化けて隠れるという大胆さ。いろは左右逆だなーとは思ってたのにどこかに隠れてるって言われてもコレがそうだとは思わなかったよ……!
しれっといろはが5人連続暗号バトルをサクッとクリアしてきてるの成長感じていいね。
いろはに化けていたのはE組先鋒の蜂起星千変万化さん。すっげえ名前。
対するは先鋒いろは坂──と思いきや、代わりに出たのはたゆたんこと夕方多夕。
蜂起星を「わざと泳がせてた」って言ってるけど、Q.84のページでも回想明けのコマでも偽いろはの方に視線送ってるからマジで気づいてたっぽいんだよな。
先鋒の勝負はQ.85「キューブ9×6!」。パズル×クイズの早解き勝負ってわけですね。クイズノックでやりそうな企画。
ルール説明もして、蜂起星さんの格の担保もして、と舞台を整えたところで……瞬殺!!!
始まる前に回答を書き置いて去っていくのも、画面が割れるような演出も(相手の心がひび割れたみたいな表現も兼ねてるのかな)、そして何よりラストの煽りと決めポーズがカッコよすぎる……!!
夕方多夕とかいう女、あまりにも容赦ない。最高すぎんか……??
立方体を組立てすらせずに瞬殺したのも、失言半減質疑応答を踏まえると納得感しかないんだよな。
いろはも「あのヒトに言葉を半分も渡したら…」って言ってるし。
「いいから休んでないろは坂くん」って言ってたのにトラウマ刺激されて全然休まってないの笑うな。
トラウマでぷるぷる震えるいろはを落ち着かせようとしてくれてる享楽さんの図がちょっと面白くてそこも好きでした。
「今度はアタシの物真似してみてよ できるもんならな…」
これこないだ匿名と要塞村の物真似してたいろはに飛び火してるとか言われてて笑った。

○人造人間100 24話

No.100の能力の説明から。
"人体自然発火現象"の延長線上の能力か。シンプルな身体機能だけじゃなくてそういうのもいけるならだいぶバリエーション出そう。
No.91は炎に焼かれて丸焦げに。
真っ黒に爛れてる姿も高所から落下する所も痛々しくて思いの外エグいな……
ただNo.91に対するNo.1の「こいつを造り上げるのに何年かかったと思ってんだ」「博士の旧作に負ける駄作なんて いらない」あたりは個人的には「まあそういうマッドサイエンティストキャラいるわな」ってくらいの枠に収まっちゃった感あって微妙だったかも。
でもNo.91に襲われるNo.1を助けてからのNo.100の「ごめんね」はグッときたな。
もの哀しげな表情なので、本当に申し訳なさを感じているように思ってしまう。そういう生き物ではないと繰り返し描写されているのにね。
本当に感じててくれたらいいのにな…と思わずにいられない。
結局No.1は無事逃亡。
No.99の核を持ってかれたので新しい能力者が増えなくなってしまう……けど、ぶっちゃけ全部で何人能力者がいるとかも語られてないし「実はこういう人もいたんです」でなんぼでも生やせるからメタ的には問題なかったり。
むしろコレ無くさないと無尽蔵に能力者増やせてしまうので元々こうなるべきだったのかもしれないな。

○一ノ瀬家の大罪 27話

夢の違和感に気づいた前回の続きから。
今度はおばあちゃんが登場。
前回まで出てきてなかった理由は…
入院していた耕三の付き添いだったから、と。
病気が進行して寝たきり状態の耕三。
うちのおじいちゃんも亡くなる直前まさにこんな感じだったから妙にリアリティあるなー。
ただそれはそれとしてやっぱり夢は気になる。颯太もめちゃくちゃ警告してくるし。
で、なぜか空いてる耕三の部屋に入るとそこの黒板には
「一家全員記憶喪失」
夢の中の話のはずのそれが現実の黒板に書いてあるのは確かにおかしい……けど、「おじいちゃんは事故の前から記憶喪失のことを知ってた?」は別にこれを書いたのが耕三とは限らないからなんとも。
そもそもこの部屋の鍵を開けた誰かが今も近くにいるわけだしね。
なんなら肩掴まれてるし。
ここめちゃくちゃホラーじみてて苦手な人は苦手なんじゃなかろうか。
いろんな謎があるんだけど、「夢ヲ詮索スルナ」ってことはむしろ夢の正体が分かれば謎の大部分は解決されそうで、そういう意味では多少分かりやすくはなった……のかな?

○次号
週刊少年ジャンプ28号

表紙&巻頭カラー
ONE PIECE
今週でも十分やばかったのに巻頭カラーってことはまた何かやってきたりするんかな

センターカラー
あかね噺
嘉一の高座よかったな〜
作中でどう評されるか。

一ノ瀬家の大罪
センター前の最下位最近多いね?

キルアオ
8話でセンター!?はええ…!

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