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【#WJ29】週刊少年ジャンプ2023年29号感想【寿司いくら】

アンケ1:アスミカケル 2:暗号学園 3:アンデラ



ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!

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【#wj29】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ29号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【新連載!アスミカケル!!】

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【#wj29】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ29号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【鵺、美少女の波状攻撃】

●アスミカケル 1話

『火ノ丸相撲』の川田先生の帰還!貴方の帰りをずっと待っておりました……!!
前作が最ッ強に面白かったので今回も期待大。
表紙
今回の題材は総合格闘技。前作が相撲漫画だったのでアクションや刹那の攻防の描写力は折り紙付き。
表紙に描かれているのは主人公とヒロイン。
ジャンプでは新連載表紙で手のひらを見せると打ち切られるというジンクスがまことしやかに噂されているけれど果たして。
巻頭カラー
1P目語りから入るパターンのやつ!
からの見開きでキャラをバーン!王道ですね。
オッサン2人にジジイが1人いるのが印象的。泥臭い男臭い暑苦しい…それがストロングポイントなのでそれでいいのだ。
真ん中で悪そうな顔してるやつがラスボスポジかな。本編の内容からするとこれが主人公の兄貴な気がする。
本編
気弱な男子高校生、二兎が主人公。
1話は二兎の周辺状況を掘り下げつつ、ヒロインおよび総合格闘技との出会いを描いていくというもの。高2スタートなあたり別にインターハイとかは重視しない感じなのかな。(てか総合格闘技にインターハイってあるのかな)
ヒロインの大牙ちゃん、黒髪眼鏡ぐるぐる眼八重歯っ娘とは恐るべき属性の詰め込みぶりよ……
進路調査表見られての赤面良い。
てか待って職員室のシーン!「國崎」って名前出てる!絶対火ノ丸相撲の國崎じゃん!!最後には娘いたもんなー國崎。あの赤ちゃんが成長した子がいずれ登場するってことか。楽しみ。扉絵下のガタイの良い女の子がそれかな?
からのおじいちゃんとの稽古シーン。
おじいちゃん、冒頭でもボケちゃったじいちゃんとして出てた(一ノ瀬家ちょっと思い出したよね)けど、武術やってる間は得体の知れない強者になるのギャップあってカッコいいなあ。
電車のシーン。不良たちとの因縁の構築とか「50点の日常」とか色々あるけど一番は大牙ちゃんの前から見えるおしり!これに尽きます。鍛えててしっかりしてるスパッツ下半身、たまらん。えっちだ……
で、ジムのシーン。
大牙ちゃんが眼鏡取っちゃうところで露骨にガッカリしてる二兎でめっちゃ好感度上がっちゃった。性癖にしっかりとした軸が通っている。これには東堂もニッコリ。
渕田くんは目立ちすぎも地味すぎもしない良き友人ポジって感じやね。
大牙ちゃんに腕ひしぎ十字固めされてるの羨ましすぎない??その右腕の感触一生忘れられないだろ。
ジムから出たら今回一番の見せ場のvs不良たち。それなりの時間経ってるはずなのに全員で待ち伏せしてたの、ヒマすぎないかこいつら。
そいつらが徒党を組んで大牙さんと渕田を売れと二兎に脅しをかけてくるものの──二兎、これを拒否!
「ここを譲っちまったらもう0点だから…!」
ってモノローグ、端的ながら印象に残る良いフレーズだ。
からのページをめくったらいきなりアクションシーン!緩急〜〜!!
ここの見開き、やや複雑な動きをしてるはずなのにめちゃくちゃ読みやすくて迫力もカッコよさもしっかりあるのさすがの描写力。
「戦るとなったら躊躇うな 「その為の備えをしてきた」「殺れ」」
うおおおぶち上がる!!じいちゃんの教えめちゃくちゃ良い!!
そしてボスキャラのボクシング野郎こと岡部とのバトル。
「逃げない!逃げた道の先に優也はいない!!」ってセリフも良いし、後で解説されるけど自分の強みを押し付けるための駆け引きをしっかり行ってるのすごい好きだ。
格闘技漫画描くにあたって決め技を組み技にするってのも何気にすごい判断だよね。打撃とか投げとかだと派手に描きやすいだろうにあえての組み技。しかもそれでちゃんとカッコいいんだもんな。
やりすぎそうになるところを一部始終見ていた大牙さんがストップ。
その後めちゃくちゃ興奮して二兎にアプローチしててかわいい。
ジムに戻って……スパークリング!?スパーリングじゃなくて!??
多分これは普通に誤植だろうな。シュワシュワしてどうすんねん。
まあスパークリング(えっちな隠語)の可能性もあるけど……
ラストはじいちゃん。二兎が何も言わずとも戦いを遂げた後であることを察すの達人ぽくてカッコいいね。
二兎が「勝利の快感を知ってしまった」って所から物語が動き始めて第1話終了。
キャラ見せもしっかりできてたし、二兎の無双パートも気持ちよくてかなり理想的な1話だったと思います。「普段冴えない僕には実は隠していた力があって…」的な作りなので案外王道と言ってもいいのかもしれない。
火ノ丸相撲の時と違ってまだ主人公が戦う理由やメインの縦軸が見えてきてないので、その辺2話とかで掘り下げられるのを期待。次回も楽しみですね。

●あかね噺 66話

ひかるの高座。
まずは回想から。
ひかるの「声優としての演り方」を一旦忘れさせて落語の基礎をしっかり身につけさせたり、ひかるの内面まで読みきって声優の仕事を優先させたり、一剣の師匠としての格が高い。カッコいいなこのおじさん。
で、回想後は現在。ひかるが演るのは冒頭で練習してたのと同じ噺ですね。
題が出てきてないけどこれはサゲと同時に出してくるパターンかな。
声優としての演り方を封印して落語の基礎をみっちり叩き込んでからの、今度は再び声優式に帰ってこさせるという一剣の采配。先週言ってた通り"変わり種"だけど、ただ変わってるんじゃなくてしっかり基礎を積んだその上で変化球で勝負しているのがミソって感じだね。
演じる役ごとに声色を使い分けているのでキャラごとの幻影が出る演出。配信で聴いている人からしても楽しみやすい……というのは読者からしても分かりやすい強みだし、声優であることが活きてる戦い方なのもGood。
演じてるキャラの幻影が煙のようなハッキリしない形であるあたり、まだ伸び代はありそうね。
たびたび語られている通り声色で演じ分けるのは落語としては"邪道"。
あかねの落語が基本と伝統に忠実ないわば"王道"の落語とすると、とことんあかねと対になるキャラクターとして造形されているなあひかる。
ラストの"八人座頭"の見開きもひかるの凄みがめちゃくちゃ感じられて良い画だ。

●僕のヒーローアカデミア 391話

vsトガ局面。
ピクシーボブの地形操作&範囲攻撃、この状況だと要だろうなあ。
「止まれえ!!」の動き、前に轟くんもやってたよね。
ピクシーボブが崩れてからはさらに猛威を振るうトガトゥワイス。
の中で本物のトガに迫るお茶子。
ゼロ・グラビティ・スペースウォークの所とかその次の大ゴマとかお茶子ムッチムチでえっちだ……
ラスト。トガちゃん常に笑ってるキャラなイメージだったからこんなムキになってるの意外だ。それだけ痛いところを突かれてるという話なのかもしれない。
てか改めて「哀れな死の行進」、凄まじい作画コストよな。顔が映ってる部分はアシさんにも任せられないだろうし。
にしても9Pはさすがに少なすぎない?!ってなったけどね!?
いっそしっかり休んで…?と思ったけど今はワンピ休載してるからあんまり穴空けられないよな〜。

●マッシュル-MASHLE- 160話

センターカラー!
マッシュとイノゼロのイラスト。
こうして見ると全体的に黒のマッシュと真っ白のイノゼロで映えるな。
今更だけど真っ白なの「イノセント」って感じするね。
本編
1コマ目からイノゼロ人間の姿になってて笑う。扉絵詐欺やんけ!
さて今回のテーマはイノゼロの残したダークネスサーズの対処。
回答は「大陸をバタ足で動かして避けさせる」。
マッシュルの「そんなわけなくない!?」的トンデモ回答も来るとこまで来た感じあるな〜!!もはやこの作品はこうでなくっちゃって感じ。ラストバトルに相応しいスケール感だね。
その後の津波も杖を団扇代わりに風を起こして対処。確かにイノゼロの杖団扇っぽい形してるかも。
大陸ビート板に比べればまだありえる範疇だな(麻痺)。
イノゼロもギャグ堕ちして、こうなるとマジで完全勝利って感じね。
あと途中まではちゃんとツッコんでたフィンくんがラストには「虹だ…キレイだね」とツッコミ放棄してるのも笑った。
これにて一件落着!!
……ってまだ最終回じゃねえんかい!!!
予定とちょっとズレちゃったりしたのかな。

●アオのハコ 105話

付き合い始めて最初の回。
恋人できてふわふわと全身に幸福感が満ちてる感じがめちゃくちゃ出てる〜!
大喜明らかに浮かれてて微笑ましい。よかったね。
西田が針生にマッサージされてるシーン、それだけだったら何も思わなかったのに大喜が「入っても大丈夫でした?」って聞いたせいでやらしいシーンに見えてきた。悪いリンパをほぐしていきますからね……
後半は千夏先輩の帰還。
「両親には秘密」秘密の共有ってのは古今東西ドキドキするよね。
明確に「彼女」になったことで以前よりも何考えてるのか分かるようになったからか、今週はいつにもまして千夏先輩がま〜1コマ1コマかわいい。
「初めての彼女」って喜んだり、「これは握手だからセーフね」って言ったり……ずるいくらいかわいいな。
何がセーフでアウトって言ってるのかは考えてみたらよく分からんけど。

○呪術廻戦 226話

五条、首切られる……の所から。
反転術式で即回復してきたのは予想されてた通り──だけど、伏魔御廚子の斬撃を反転術式で回復し続けることで耐えきるのは想像を超えてきたな。
「術式の性能では 僕の方が圧倒的に上だ」
の見開き、画が凄まじすぎる。
さらに領域展開と術式が使えないクールタイムを簡易領域でさらに時間稼ぎ。
脹相、「時間稼ぎにしかならないぞ」って言ってるけど今ってとにかく時間を稼ぎたい局面じゃないかい。実際その後簡易領域連打してるしね。
で、ずっと回復し続けてたのにしなくなったから、呪力切れ!?負ける!??
って思わせておいて真相は「肉体ではなく術式を治癒していた」っていう。
かぁ〜なるほど!
「領域展開の直後だからまだしばらく術式が使えないはず」という状況すらブラフに使ったんだなあ。
出てきている要素はどれも既出の技術ばかりなんだけど、その応用がとにかく高度で良い。
このバトルあまりにも面白すぎてる。
ただやっぱ反転術式と術式反転はややこしすぎるって!!!

○SAKAMOTO DAYS 123話

1P目、「友達ができた」からのサブタイ「一発」で下品な連想して笑っちゃった。
平助のスーツケースを盗んだ何者かを追いかける話。
トゥクトゥクにはねられる平助、すごくKICK BACK。
豹、「じゃあ遠慮なく殺れんな」つってトゥクトゥクぶっ潰してるけど、無関係の運転手死んだ……?と思ったら右に弾き出されてて笑った。
平助ドジっ子パートはゾウに囲まれるシーンが2コマもあるの笑った。
今週は豹の回想がめちゃくちゃ良かったね。ORDERの中で唯一?努力で上り詰めた男。マジで才能の差を凄まじい努力で埋めてるので格も好感度も高いなー。
それだけに平助の狙撃を一目見てその裏にある努力を察して感じ入るってのも心情の納得感が高くて良かった。
豹と平助、前回と今回だけで速攻でナイスコンビと化したな…もうこの2人の組合せ大好きだもんな……
ただそれだけにラストいきなり熊埜御さんが来てるの怖すぎる。これまでの熊埜御の格の描写的にほぼほぼ負けるよねこれ。

○ブラッククローバー 362話

※劇場版微ネタバレ注意!
1P目、国王とカイゼル団長がアップだと似てるので国王がぶん殴られたかと思ってびっくりしちゃった。そうだったら普通に死ぬ。
さて今回は、「戦っているみんな」の話。
絶望に包まれる国民を立ち上がらせるマルクスとミモザの演説…!
マルクス、よく見たら途中からナチュラルにミモザに手柄奪われてておもろいな。
劇場版で異様に出番の多かったマルクスがここでもピックアップされてたり、ミモザがアナウンスしてるという状況が劇場版とシンクロしてたり、割と劇場版見てたらタイムリーに刺さる話をしてきてる感じがある。
それで言うと今回後半のセッケは特に顕著。
劇場版では国全体のピンチに自分一人だけでも逃げ出そうとしていたセッケが、今回の本編では国民を守るために率先して前に出て踏ん張ってるの、良すぎ。
こういう全然強くないネタキャラみたいなやつが根性見せて敵いっこない相手に立ちはだかる展開なんて誰だって好きだろ……!!
ここにもアスタの影響が強く出てるのを感じるよな〜。特にルチフェロ戦をすぐ側で見てたのが大きそう。セッケも成長したなあ。
そこにいよいよアスタ参戦……と思いきや、ラストはダムナティオ。
ちょうど先週の配信でダムナティオも聖騎士化してそうって話をしたばっかだったからおおっ!ってなった。
アスタ召喚の前にダムナティオvs暴牛をやるって感じなのかな。

○夜桜さんちの大作戦182話

センターカラー!
4人家族のイラスト。キャラも背景も色彩豊かで華やかな絵だな〜!
スマホの写真アプリっぽいフレームも、家族写真らしさを出す一捻り入った工夫。
スマホじゃなくてちゃんとしたカメラで撮ったれよ!?と思ったのは内緒。
本編
双子vs四怨嫌五。
とにかく双子が翻弄されてる。まあ夜桜家の中でも絡め手使わせたらTOP2みたいな感じだもんねこの2人。
ヨーヨーに拘束される四怨えっちだ……
ランドとネモも合流。ネモは人の心の中が視える能力持ってんのかな?
四怨の「パソコンの大先生」とかいう異名いまだに残ってて笑う。バカにされてるようにしか聞こえんのよ、この異名。
結局四怨嫌五を目の前にしてもα時計をハックされたりあるふぁに化けられて無力化されたり翻弄されっぱなし。
……となっていたところにラスト、あるふぁ覚醒……!?
「悪ふぁ」なる第二人格?闇堕ち形態?が出てきて、なんか風向き変わってきたな!?
個人的にはうまいこと工夫とか助っ人で攻略してほしかった感じなのでここで覚醒は正直ちょっとう〜ん…かも!

○キルアオ 9話

古波鮫シンとの決闘!
おしゃぶり咥えさせ鬼ごっことかいう行きすぎた変態プレイみたいなアホな内容で笑う。
「どんな勝負だよ」のコマおもろ。
勝負始まった後も真剣そのものなアクションと赤ちゃんがどうとかいうトーク内容で振り幅あるしテンポも良くて楽しい。
ただ、おしゃぶり時雨とかトンボ踏んでビュンってなるやつとかで詰めてくるのが良かっただけに、彫刻刀ワイヤーアクションが微妙に分かりにくくて引っかかっちゃったのが残念だったなー。
そもそも美術室!?いつ!?ってなったしね(読み返したらちゃんと書いてあったけどよっぽどちゃんと見てないと認識できないよ)。
古波鮫くんなかなかに図太い性格してるので家庭科部入り。良いキャラだから無事今後もレギュラーメンバーとして出てきてくれそうでうれしいね。

●逃げ上手の若君 114話

前回に続き正成と尊氏の一騎打ち。
骨喰の肋骨みたいな部分、オシャレデザインでついてるのかと思いきや戦闘に活かすんかい!
ただ足利尊氏が楠木正成を降した決め手が、得体の知れない力ではなく尊氏が人として研鑽してきた武士としての腕前というのはとても良かったですね。ここ最近の尊氏は人外っぽさがあまりに際立っていたので、これが無かったら「尊氏」というより「得体の知れない何かに突き動かされている者」って感覚が強くなってたかもしれない。
今際の際の正成との会話も良かった。
つい先刻まで命を奪い合っていた者同士とは思えないくらい、互いにある種の敬意や信頼を感じるやりとり。
尊氏のわけわからん化け物っぷりを「全てを宿せる巨大な器」とするのも上手いな〜。"ものは言いよう"じゃないけど、意味不明さを端的な説明で表して、なおかつそれが格の高そうな表現なんだもんな。
尊氏も本気で正成の死を惜しんでいるからこそ、湿っぽい退場というよりは「天晴」と讃えたい気分になる。
殺した相手の家に飯食いに行こうとしてんのは尊氏らしい「こ、こいつ…!!」感あって良いオチ(?)ね。
正成、現状唯一時行の生存を確信しているあたり死の寸前まで格が高い。
良いキャラだった……!!
後半は京。
新田vs小笠原のマッチングあちぃ〜〜!!
てか小笠原の再登場ってだけでテンション上がる。義貞を弓一本で退却させる格の高い描写で思わずニッコリ。
で、南北朝の成立……というところまで話が進むんだけど、これを「政権選択の自由」と表現するのは分かりやすくていいねえ。
ラストには装いを新たにした時行たちも出てきて!
いよいよ次号からは再び時行たちにフォーカスする新章開幕ということでめちゃくちゃ楽しみですね。

●鵺の陰陽師 6話

新キャラ登場!
クール系美少女で、鵺&七咲との差別化はバッチリ。
名前は「藤乃代葉」。相変わらず絶妙に覚えにくいキャラ名……!!
「貴方は知識も訓練も足りてない」
のシーンではちっちゃいロリかと思ったけど全身映ったらめちゃめちゃスタイル良かった。
なんと代葉ちゃん流れるようにクラスに転入。
クラスメイトモブが面白い漫画だからね。せっかく登場させたからにはとりあえずクラスに入れるのは大正解だと思う。
「あの子悲しそうな目をしてる 皆が気づかなくても俺には分かる」
ほら早速面白いもん。
ここ、この作品にハマってる読者って言われてて笑った。
「鵺の陰陽師は売れる 皆が気づかなくても俺には分かる」……
ここからのテンポも異常なんだよな。
「俺の隣…空いてたの……?」ドキッ ドキッ
そっちにドキドキするんだ。
「夜島の席集まりにくくなっちまうな… でも集まろ」
めっちゃ良い友達…
「なっ そんなイベントが…!?」「馬鹿野郎夜島…!!」「積極的な一面もあるだと!?」
こいつら愉快すぎないか???
終盤の代葉ちゃんとサシのパートは打って変わってシリアスなやりとり。
鵺の力を奪うため、秘密を探っている……というのが読者にも学郎にも適度に緊張感を与える立ち位置で、読み味にメリハリをつけてくれそうで良いね。
学郎秘密死守してて偉い……と思ってたらラストはご本人登場。ここで空気弛緩させるのもメリハリよね。さりげなくこういう所上手い漫画だなって。
次回は代葉ちゃんと鵺さんの関係構築メインの話になるのかな。

●僕とロボコ 141話

劇場版制作決定記念センターカラー!
マジ!?って感じよね。ロボコ、アニメ化までしてるしある程度人気あるとは思ってたけどここまでとは……大人気漫画じゃん……
テレビアニメでは3分だからこその密度の高さが面白さに繋がってた節があるけど、劇場版だとそうはいかないよね。どうなるんだろう。
月曜0:30からやってたテレビアニメも今回のジャンプ更新と共に最終回。
ラストシーンでドーンと劇場版制作決定の発表があったのでデッケェサプライズとして用意されてたっぽいな。放送終了後から公式アカとか声優さんのTwitterでも情報解禁になってたっぽいし。
……って考えると先週の予告ページで劇場版制作決定記念って言っちゃってたのって完全にお漏らしだよね!??MASHLEの綴りもミスってたし、誰も見てないと思って適当にやってないか!??
本編
劇場版を待ちきれないロボコが映画撮影に挑む回。
とにかく調子に乗りまくってるのがロボコらしくて良。確かにロボコ業界用語とかめちゃくちゃ好きそ〜〜
ボンド監督でロボコ円シュンを演者、他の皆はサポート役に回って早速撮影開始。
意外と撮影自体は結構ちゃんとやってて、正直「テンマク殺りにきた?」って思っちゃったんだけど、後の方でハッキリとテンマクパロってたから逆に正々堂々としててセーフ感出た。
パロディで言うと今回の最大瞬間火力はハイキューパロのところかな。
突然空気が変わるのも面白いんだけど、「なんで変人速攻じゃなくて双子速攻の方!?」とか、「トス上げるの犬近がやるんかい!」とか、このシーンだけで何個もツッコめちゃって笑っちゃう。
最後の映画部分は個人的にはまあまあかな。
モツオ「ちょっと膝の慣用句が多かったけど」
お前の脚本やろがい!

●ウィッチウォッチ 113話

ニコ告白計画第一回。
冒頭の「オレは何も言わず一人で家を出た」、一人暮らし始めたのかと思ったわ。出発しただけね。
2P目からはニコ視点。告白前の緊張感がずっと漂ってるね。
ニコからの想い、モイちゃんの想いを告白前に復習しつつ、ケイゴと黒和ちゃんの話も同時進行。
そして終盤にはいよいよ告白……!!
と思いきや。
ニコと二人きりになったタイミングで黒和ちゃん魔女CO!!
今回の使い魔を分断するようなプランの発案者だし、前回の時点で怪しいって言ってたので予想通り。
それにしてもパンの魔法の回から探りを入れてたとは驚き。篠原先生はこういう仕込みめちゃくちゃちゃんとやるよなー。
「今 なった」
ってことは元々魔女ではあったけど他人に危害を加えたのは今回が初めてってことなんだろうな。だから警戒信号も発動しなかった、と。
てかやっぱり警戒信号の黒いドロドロの演出めちゃくちゃ怖いな。

●暗号学園のいろは 28話

扉絵しゅーたんクロスワード。
やっぱり字がかわいい。
自己紹介の内容は全体的に痛々しいものが多いんだけど、「大切な家族は?」「姉」で思わずニッコリしてしまうね。
本編
中堅&副将戦。
しれっと前回大破したいろはの髪留め復活してんね。
まずは設備設営から。
華衣さん、もうニコニコでしゅーたんと一緒に設営してるあたりマジで良い人だな。好きだ。
そして綿菓子に関する東洲斎サイドと縊梨サイドそれぞれの言い分。
話してる内容はどちら側も同じようなものなんだけど、それぞれの視点、言い回しが違うだけでここまで印象が変わるのかってのが面白い。
話聞いて困惑してるいろはかわい〜。ので画が保つな。
話の出口は☆6のQ.87。これ、どっちの言い分が正しいの?って問いなんだろうけど、誰にもハッキリと答えが出せないから☆6なんだろうな。当の綿菓子ですら自分の意思で享楽たちと仲良くしてると思っててもそれが洗脳の結果である可能性を客観的に否定できない。
てか長ラン長髪綿菓子ビジュアルキマりすぎじゃない???わたしが個人的にロングヘアーが好みだからってのもあるけど、あまりにイケ女すぎる。
東洲斎組、どいつもこいつも顔面のパワーが高えな……
そういえば失言半減質疑応答の時たゆたんが「徐 綿菓子のヘアスタイルをアレンジするなら?」って質問してたっけ。昔は全然違う髪型だったからだったんだなあ。あの4ページだけでどんだけ伏線仕込んでんだよ。
控え室の綿菓子と対戦相手。
綿菓子、何をしでかすつもりかは謎だけど、いろはの影響で「私だったら」に至って「暗号バトルか ダンスバトルか!」を持ちかけてるのアツいな。これがどう後々に影響するんだろ。
あと回想の「勘違いしないでね 私達 あなたと お友達になりたいだけなのよ?」これ1話でいろはにも同じこと言ってたけど、まさか本当に友達になりたいだけだったとは誰も思わないじゃん??どおりで断られて驚いた顔してたはずだよ。
さあそしてQ.88、「逆転イミテーションゲーム!」。
箱の外から投影された2人の綿菓子からどちらが本物か当てるゲーム。
「右が綿菓子か左が綿菓子か あるいは左右共に偽物か」
個人的には綿菓子が左右対称なのが気になった。忠実に綿菓子を真似るなら左右逆にする意味は無いよね?
と考えると答えは「左右共に本物」、大きな鏡にでも写してるんじゃないかな?と予想。
きょらりん、冷徹な悪役令嬢かと思いきやめちゃくちゃ情に篤い、性格も熱い女なので「ここで本物を見抜けないようじゃ二度と徐 綿菓子の友人を名乗れない」と本気で思ってる。カッコいいと面白いが同時に来てるわ。
たゆたんは回答しなくていいのに「とーぜん。」つってるのはよく考えたらなんなんだよ。
しれっと蜂起星保健室送りなってるしね。見た瞬間噴き出しちゃったよ。


○アンデッドアンラック 163話

シェン&ファン編。
シェンを最強にしてファンに勝たすぜ!と宣言したところから。
ご本人のシェンがずっと置いてけぼりなのおもろい。通路のシーンでも「何二人で勝手に話進めてんのさ!」つってるし。
ここのシーン、チャイナ服ニコがまず良いしビリーにストローほっぺツンしてるの何だぁ!?ってなる。かわいいね。ストローと瓢箪どっちも飲んでる友才もちょっとおもろい。
「今この地球にいる誰よりも 私はあなたの強さを知ってる」
説得力の鬼。単に前ループの記憶があるから以上に、シェンとの絆やシェンへの思いの強さなんかも感じさせるセリフね。
で、シェンとメイにループの話をする風子。全く信じてもらえずドン引きされてるんだけどまあそれが普通ですわな。
ビリーに「君が面白いからついてきてる感じ」って言われた風子の「でへへ」って嬉しそうなのかわい。
この世界でシェンは既にムイちゃんと出会っている様子。しらばっくれるのヘタね〜あんた!!…ってことは優勝したいのはムイちゃん周りの事情が関係してるのかな。夏編で断片的に描写されてたムイちゃんの弟の病気を治すためってのが一番ありそう。
「一緒に強くなりましょう!! シェンさん!」からのシェンの一連のセリフええな〜。特に
「キミの功夫は間違いなく真実だ」
これね。他ならぬシェンにこれを言って認めてもらえたのは風子的に感慨もひとしおでしょう。能力にまつわる言葉遊びもしっかり入っててGOOD。
取引?成立したら即素手で握手して不運を付与する風子。看板落下からのトーナメントの位置最悪というコンボ。
シェンだけ闘う回数多いのトナメ表理不尽すぎて笑った。シェンのリアクションもここだけボーボボみたいだ。
トナメ表と風子の発言的に、5人+ファンでのトーナメントみたいだけど、6ブロックあった予選のもう一人は自然消滅したのかな。風子が「一回勝ったら決勝だ」つってるあたり見切れてる部分にはファンがいそうよな。
初戦に向かう途中、風子はシェンにさらに不運を付与。風子、めちゃくちゃ目ぇ怖くてびびった。今週の海苔はここかあ。
不運を付与したのは、そうする事で不真実に覚醒する確率を高めていくため。え!?目覚めちゃっていいの!?に関しては「唯一めちゃくちゃ楽しそうに使ってましたから」ということでセーフ、と。
いやいやシェンはシェンで大変そうだったよ!?愛しのムイちゃんと話す時も絶対目合わせられないんだから。まあ能力でイチャついてたこともあったが……
それはそれとして初戦はシェンvsボイド。
なにげに前ループでバディ組んでた同士のマッチングってのはアツいね。
シェン、いきなり不可避パンチで顔面すんごいことになってるな。ドリトライみたいになってる。
ただ最後の見開きではクロスカウンター決められるようになってるね。戦いの中で成長している証や。
「凶運ノ道」、めちゃくちゃ技名っぽいけど育成プログラムの名前なんだよな。アンディにモロに影響受けてるネーミングでちょっとほっこり。
シェン、えげちいボスラッシュを乗り越える必要があって大変ね。
1人1話でも4話……いやアンデラだとさすがにもっとテンポ早く進むか。
どのタイミングで何キッカケで能力に目覚めるんだろう……ってのが気になる展開でした。


○ドリトライ 7話

青空vs生野。
妹のことを思うからこそ妹と距離をとった…というのはまあ分かるというか予想通りではあったんだけど、にしたって殴ることないじゃんって思ってしまうな〜。
ただ「距離」というキーワードでリーチの長さと心理的な距離とを接続してきたのはボクシングの戦法とキャラのドラマ部分を絡ませてて面白いなと思った。
相手が怖くて──相手にビビってしまって距離を取ろうとした生野(離れろおおおって言っちゃってる)に対し、臆せず何度も立ち上がって距離を詰めた青空……という風に考えると「心が強ぇ」が勝負の決め手になるのもまあ分かるかな。ジャンプのバトルは昔からビビらされた方の負け
にしても「心が強ぇ」の一点で立ち上がりすぎじゃね?とは思うけどね。
新連載に理屈もアクション描写も強い格闘漫画来たの逆風すごいな〜。

○一ノ瀬家の大罪 29話

前回怪しい感じだった詩織。
真相を探るべくとった行動は…
尾行!!
中嶋と一緒に詩織を尾行っていうのが序盤の詩織編の完全なセルフオマージュでちょっと好き。
割とあっさり尾行がバレちゃったんだけど、お陰で怪我の功名というか自然と話し合いの場ができたのは良いことかも。
詩織は怪文書については何も知らない様子。どころか詩織も色々なことを疑問に思ってて、かなり味方寄りな立ち位置な気がするね。
やっぱりおばあちゃんは怪しい……し、お母さんは"やってる"の確定だし、う〜〜ん……?
颯太はやっぱり今はいない実の兄か。
それは分かってたけど、だとして……?って感じ。
何もわから〜〜ん!!!

○人造人間100 26話

鵠さん掘り下げ回。
序盤の赤ちゃんのくだりで真っ当な優しさを描きつつ、中盤の列車強盗のくだりでは人質に名乗り出たり本当に目を潰そうとしてたりと、優しさが狂気の域にまで達してることも描写。
ただこう、鵠さんのキャラ見せをしたかったのは分かるけどそれが取ってつけたような列車強盗相手かーっていう。多分100匹フルに使い切ることはないんだし人造人間絡めても良かったんじゃないかなー。
肝心の鵠さんも、悪い人ではないんだけど結構連載的にピンチな今の状況で出す乾坤一擲の新キャラとしては正直全然……といった感じ。
新章移動遊園地ってのは面白そうだけどね。
がんばれ……!!

○テンマクキネマ 10話

扉絵えちえちで助かる。
なんか乳でかくなってね!??成長期だなあ(?)
本編は現場見学。
十分良かったように見えた前回の演技でなぜ雪尾監督はOKを出さなかったのか、というのが主題。
雪尾監督、一貫して「それで合ってるか?」「なんでそうした?」というようなことを倉紅井に問い詰めてて、要は倉紅井の演技のレベルを引っ張り上げようとしているんだな。
まだ倉紅井の中に無いものを引き出す、かといって答えを教えるわけではなく自分なりに考えさせる──教師にも似た挙動。
この姿が今後ハジメにとっての手本となっていく、いわば師匠ポジみたいな存在になるんだろうな。
ラストはハジメと倉紅井で「渚」の話。……って、人にバレちゃいけない台本なのに人前で出すなよ!そりゃバレるだろ!!
というかバレる展開にするために意味なく人前に出した感じすらある。ちょっとそれはハジメがアホに見えるからなんだかなー。

●次号
週刊少年ジャンプ30号

表紙&巻頭カラー
新連載 アイスヘッドギル
見るからにファンタジーバトル。
ギンリューが終わってからまだそんな経ってないが果たして…?!

センターカラー
逃げ上手の若君
新章開幕。新たな師……誰だ……!?

アスミカケル
2話センター。縦軸期待。

アオのハコ
3学期ですって。雛ちゃんどうなる…!?

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