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今日は認知症対応の基本的な研修でした

今日は勤めているデイサービスで研修がありました。

月に一度、従業員が全員集まって研修を行います。

本日の研修内容は、認知症対応について。

ふたりひと組になってロールプレイング形式で行う形式です。ひとりは認知症役、もうとりは介護職員になります。

傾聴に関しての研修。介護職員が話しかけることに対して認知症役の人が次のような感じで話を聞きます。

  • 目を合わさない

  • 無表情

  • 興味がないという態度

  • 頷かない

上の空でまったく関心を寄せないように介護職員の話を聞きます。

これは傾聴できない人とのコミュニケーションが、どう感じるか体験するロールプレイングです。

話す方はかなり寂しい気持ちになります。

  • 笑顔で目を見て

  • 「あ〜」「うんうん」「え〜え〜」「ほぉ〜」など、大きく頷き

  • 「〇〇なんですね」とオウム返しする

こうすると、相手は話を聞いてくれていると安心します。

ぼくは個人的に、表情がいちばん大事だと思っています。
認知症の方は会話のキャッチボールができない方や、耳の遠い方、相手の話を聞けない方、同じ話を何度でもする方がいます。
表情からしか相手の感情を読み取れない方もいます。笑顔で聞くことで相手に安心感を持ってもらえると思うからです。

笑顔は麒麟の川島さんをイメージしています。

忙しいと、気づかないうちにメッチャ怖い顔になってしまっています。
竹内力や顔面凶器の小沢仁志、刑事役の遠藤憲一みたいな顔にならないように気をつけましょう。優しい言葉をかけても、裏があるんじゃないかと思われますよ。

認知症対応ではかなり基本的な内容ですが、ぼくのように他業種から未経験で飛び込んでくる人間もいるので、基本的な知識の復習はありがたい。
研修を受けるたびに「できてないなぁ」と反省します。

研修をしてくれた社員の方に感謝ですね。

介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。