森の中で
マスクを外して、深呼吸する。
翠の薫りが鼻腔の中で微かに感じる。
こんなに森の香りを思い切り吸い込んだのは
いつ以来だろう。
コロナ禍になって、すっかりどこかにふらっと
立ち寄ることは無くなったし、
夏は母の入院等で全く余裕などなかった。
かつては、神社仏閣の杜や、自然の中に
身を置いて深呼吸することが何度もあった。
身体とこころが欲していた。
息が詰まる作業を延々と続けていると
やはり人間、自然な姿ではない。
久々に木を見上げて、そこから見える
高く青い空に、秋を感じる。
七五三の子どもたちが多かったな。
ここは、都内の神社の杜。
たまにはまた森の中を歩いてみよう。
ではまた。
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