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書く部|みんなでつくるマガジン

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メンバー同士、もう少し交流というか「あ、どーも」があっていいのかなと。記事を書いたら(よければ)放り込んでください。ぜひ、あなたも読んでください。基本はその日の記事を、あと「これ…
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#エッセイ

みんなでつくるって素敵やん?書く部「共同運営マガジン」はじまる

ねー、そなんですよ。 昨日もつぶやいたけど、うちのメンバーシップ「書く部」の共同運営マガジンができました。わたしもよくわかってなかったんですが、みんなで記事を放り込めるんですね。だから「共同運営」なるほど~、さっそく盛り上がってるみたいです(ありがとうございます!) なんで急につくったか。暇なのか?春だから、新しいことやってみたかったのか?どれも間違っちゃないけど。 一番の目的は「メンバー同士の交流」です。いや、メンバーシップつくった当初から、そーなればいいな。書く仲間

母より歳上になって思うこと

今日は母の命日である。 わたしが3歳のとき、母は病気で亡くなった。 3歳のときだから、ほとんど記憶はない。 でも、記憶はある。 つなぎあわせて30秒にもならない。10秒くらい。正確なのかはわからないけど、それでもちゃんと残っているんだから人間ってすごいと思う。 わたしはふつうに暮らしてきた。家庭環境が変わって、親戚に引き取られて虐待される…そんなドラマのようなことはなく、祖父母の家で、いろんな大人に関わってもらいながら生きてきた。 ごはんも、服も、文房具も、不自由だと

読んで、つなぐ

すっかり時間が経ってしまったけれど、7月はじめに堀江敏幸『雪沼とその周辺』を読み終えた。雪沼という小さな地方都市に住む人々の生活と、心の表情が描かれる短編小説集だ。 実は堀江敏幸さんの作品を読むのははじめてだ。その穏やかな筆致と美しい日本語をここちよく感じながら読み進め、ふと思った。 「雪沼って、実際にある地名なのかな」 自然現象の名を冠した地名は案外少ないらしいことを、昔、ある小説で知った。 池澤夏樹『スティル・ライフ』である。作中に「雨崎」という地名が出てくるのだ

どうしてパンづくりがすきなのか─創作の視点から

久々にパンを焼いた。 創作大賞が明日までだから、いろいろ直したりいじったりしていて。サードアイやらフォースアイやら駆使してます。 さ、サードアイ?!て方はこちらを しかし こ、このままでは頭が爆発する!!と思い、パン作った。(全然つながってない) パンなんて時間めっちゃ取られるんだから、ひまなときにやりなさいよって感じなんだけど、作りたい欲に逆らえなかった。 結果、パンだけじゃなくクリームまで作った。 それで、できあがったものたちを見て、 あーーーこれが作りたかっ

籠城はレモン&ローズマリーの香り

少し前、城ごもりした。 仕事には関係のない事柄についてじっくり考えたくて、ある日わたしは家族の前で宣言した。 「ママちょっと部屋にこもるから!」 6畳とコンパクトではあるものの、自室は誰にも邪魔されないわたしの城だ。そこに約2時間の籠城である。 おかげで集中できたけれど、なんとなく寂しさを感じた。そうだ、わたしの部屋には香りがない。娘たちを出産して以来、我が家には香りを発するものがなにもないのだ。 ということで、このあいだのお休みはショッピングモールへ。 * 雑

創作大賞2024 応募作品まとめ

創作大賞2024の締切まであとわずか……!ということで応募される方も、あれこれ熟読されている方もお疲れさまです。 私も自分で見直したい気持ちもあり、応募作品を一旦まとめてみようかなと思います。 読めば読むほど、自分ではいいのか悪いのかよくわからなくなりますね(笑)でも、読んでいただいた方からあたたかいスキやコメント、メッセージをいただけたりもして……今の自分の気持ちと向き合って書けたのはよかったなあ、と感謝の気持ちでいっぱいなのは間違いないです。 この場を借りてあらため

感動した!「私の人生最高レストラン」

こんばんは。 新たなメンバーシップに加入させて頂きました! ずっと気にはなっていたメンバーシップなのですが、なかなか投稿も途切れがちなので、勇気を振り絞ってみました。 どうぞこれから、宜しくお願い致します(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) 早速、 #書く部のお題で書いてみた やってみます! 私の人生最高レストランは、結婚記念日に夫と食事した「クイーン・アリス」です。 横浜ベイホテル東急の中にあるフランス料理のレストランなのですが、もう最高でした。 私自身は、実は格式ばった高

置いてかれる日のオレンジジュース

わたしの力が及ぶ範囲ってどれくらいだろうかと最近、考えている。 地球征服をもくろみ始めたわけではない。その他、大それた野望も抱いていない。ただ、いつか置いていかれるかもしれないとは思っている。 * 我が家の双子姉妹(6歳)は、果物がなにより好きだ。 先日、次女が「次女ちゃんの夢はジュースをつくること!」と叫んでいるのを聞き、わたしは張りきった。 よし、生オレンジジュースをつくろう。 つくると言っても、メインの工程はブレンダーが担ってくれる。わたしたちはスーパーマー

キラキラ系ともマジメ系とも仲良くできる理由

中高生時代のことを思い出すのは、あまり得意ではない。 1学年にたった2クラスしかない、エスカレーター式の小さな女子校に通っていた私にとって、その狭すぎる世界はなかなかに厳しい環境だったから。 女子校あるあるなのかもしれませんが、高校生にもなるとヒエラルキーが明確で。上の方にいるのは外部の男子校生とも交流がある、キラキラ系のグループ。 今ではそんな価値観おかしいなあ!と思いつつ、当時は下にいけばいくほどマジメ系……という認識が持たれてたのかなあと。私はマジメ系のオタクだっ

【シロクマ文芸部】エッセイ:歩く人。

#シロクマ文芸部 企画 #ただ歩く 企画に参加します。 ただ歩く。 ある友と、そんな時間を過ごしたことがある。 彼女はとにかく歩く人である。交通機関や自動車で移動するのが普通の距離でも、平気で歩く。それは、平素ライターとして座り仕事をする、その気分転換と運動不足解消のためなのか、それとも酔狂なのか。知り合って四半世紀を越えた今になっても、その理由を尋ねたことはない。そして、仲間内でその途方もない距離を一緒に歩いた回数が一番多いのは私だっただろう。私も酔狂な輩なのだ、恐らくは

忘れてしもても、ええやんか

毎日さあ、めっちゃ暑いやんか。 なんかお日さまがばーって照りつけて、がーって汗でて、血圧ぐわーって下がってしんどくなったりして。わたし、基本的に血圧が100を超えへんから、それより下がったら夏はもうつらいわ。 そんなやからさ、まあまあ夏って大変やん。 そうしたら毎年思うねんやんか、「ああ、冬のほうがええなあ」って。冬のキーンて張りつめた空気とか、首にスヌードとかマフラーとか巻いたときのふわあって優しい感じとかさ、ええもんやわーって思い出すねん。 でもな、夏が終わると不

最近買って気分が上がった5つのものたち

今週も金曜までたどり着きました!お疲れさまでした!!相変わらずあっという間のような、険しく長い道のりだったような……矛盾した気持ちを抱えつつ。 大きなくくりで言ったらひと段落した週だったので、今日くらいは自分を褒めてあげようかなあと。引き継がれて引き継いで、激動の4ヶ月を駆け抜けてきたなあ…… でもあと約1ヶ月でいよいよ社会人人生初の長期休みに入るので。ラストスパートかけていきます。 ひとまず今日は開放的な気分なので「最近買って気分が上がった5つのものたち」を紹介してみ

【フォースアイ】車内で自分の記事を聴いたら地獄だった

創作大賞の締切まで数日! 推敲できてない。しかもよりによって生活がバタバタしよるんですわ。くぅーっ。 今日なんて朝から2時間運転して用事すませてまた帰る。 運転に4時間使ってます。 帰ると絶対バタンキュー(死語)だよ。 あたりまえだけど運転中は他には何もできないし、もちろんnoteも見れません。 でもこの時間なんとかしたい、もったいないと思い、読み上げアプリでメンタル記事を車内に流すという暴挙に出ました。 先日の印刷がサードアイならこれはフォースアイじゃ!! こい

私は書いてどうなりたい?

私はまだ、何者でもない。 何よりも、私自身が私を掴み切っていない。 でも、noteを日々書いていくうちに、 夢を持つようになった。 「公務員エッセイストになりたい」 何それ?と感じる人もいるだろう。 私には、「エッセイで読んだ人を笑顔にしたい」 という目標がある。 自分の書いた文章で、 心から笑ってもらいたいのだ。 以前、私が書いた文章で、 元気になったと言われたことがあった。 何者でもない私の文章でも、 人を元気にすることが出来ると分かって、 とても嬉しかった。