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21/10/30

「今日の夜、空いてますか?」

そんな感じで、8月の終わりに
初めて彼と会うことになった。


アプリに慣れているので

「今日の夜」は余裕でアリ。


話していると、徒歩1分圏内のご近所さん。

初対面だけど

「近所の交差点待ち合わせ」も余裕でアリ。



行ってみると

そこには、身長が高いのに
小動物みたいに佇んでいる彼がいた。



何となく、駅前へ向かう。

何となく、HUBへ行く。



当たり障りのない会話をしていたが
それ以上に、歩き方が、立ち姿が、可愛い。


ʕʘ‿ʘʔ



そして、入口の扉を開けて
先に入れてくれる始末。


ʕʘ‿ʘʔ



アプリって悪いイメージがあるかもしれないが

下心やビジネス臭も無く

昔からの友人かのように、話していた。

何なら途中で、彼の母と姪っ子ちゃんが
通りすがりでやって来て、話したくらい。

可愛かったな。



話しているうちに
・同い年なこと
・アプリで会うのが、初めてなこと
・私の理想タイプの具現化

と言うことがわかった。



好きな人、ではなく

推し!!
目の前にいるのが尊い!!!

となっていたのだ。初めて。


ʕʘ‿ʘʔ



もちろん、いや、変なことに

帰り道も同じなので、家まで送った最後に

「LINE交換しませんか?」

「ごめんなさい!」



変なところで、私のガードは硬かったもんだ。



それ以降も

誕生日に
コンビニスイーツを買ってくれたり


2人で道に迷ったり、屋台で買ったものを
シェアしたり


夜に近所の公園でお話ししたり


起きたら推しが
自分の家の床で寝てるのを見たり


今までの距離感がゼロになったり


一緒に歩いているだけで、泣きそうになったり




なんやかんや3年。


彼のことを知るほど

あの頃や歩き方や佇まいが

なおさら愛しくて、仕方がない。


理想のタイプそのものって人は

この世に存在するし

アプリでも良い人と出会うときは出会う。



いろいろなことがあるけれど

もし、推しと結婚したり子どもが生まれたら

盛大な夢物語を書くだろう。


フィクションとノンフィクションの間

気が向いたら、もう少し続きを。



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