ノイズ

生きてます。息してます。アッチとコッチを行き来してます。 自分の全てを言葉にしてみた…

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生きてます。息してます。アッチとコッチを行き来してます。 自分の全てを言葉にしてみたい。 言わなくて良い事もある、けれど全て言わないと伝わらないから……伝えたい。 本当の自己紹介文は【面倒臭い人】 この一言で事足りる人間です。 宜しくお願い致します。

最近の記事

#003 眠れない群れ無い

【羊が一匹、羊が一匹、羊が一匹、羊が……】 明けない夜を待っている。 止まない雨は無い。過ぎない時間は無い。忘れない思い出は無い。 けれど、明けない夜は誰にも平等に必ず訪れる。 だから待つ必要なんて全然無いのだけれど。 気が付けば待ってしまっている。それは、眠りに就く直前に、目を閉じた瞬間不意に。 【羊が一匹、羊が一匹、羊が一匹、羊が……】一匹。いつだって数える羊は一匹だけ。頭の中で想像する羊は決して群れを成さない。ずっと同じ一匹の羊が通り過ぎては戻ってくる。右往左

    • #002 悲しみとか無しみたい

      【嘘も吐き続ければ本当になる】 って言葉、ちょっと信じてる。 自分はいつも何処かで「悲しい」や「寂しい」を感じてるけど、同時にその上から毎日を『楽しい』の色で塗り潰してる。悲しみとか無し、みたいにしてる。 コレは、楽しいが嘘という事じゃなくて……悲しいや寂しいを楽しいで隠しちゃってるって事が嘘を吐いてるみたいで嫌だなぁーって話。 普段、散歩をしてる時とかちょっとした買い物に出掛ける時とか部屋で珈琲を飲んでる時とか都会の夜空はすごく遠いって事を思う時とかは、そういう悲し

      • #001 空箱の宝箱

        【可能な限り沢山の思い出を】 その気持ちが強くなったのは、二十年程前に祖父が亡くなってからだ。 生前の祖父は建設現場のボルトや鉄骨等を運ぶ仕事と、趣味の魚釣りと野菜の栽培を黙々と行う……一言で表せば『寡黙な人』だった。 外食もせず、買い物にも行かず、旅にも出ず、たまに釣りに出掛ける以外に遊びにも行かず……正直に言えば当時十代だった自分から見ればそれはとても平凡でつまらない日常に思えた。 そうして、結局は家族で旅行等に出る事も無く祖父は祖父なりの生き方で人生を全うした。

        • 闘病日記のような。

          7/28 急激な咽の痛みから始まる。時間が経つにつれ頭が割れるような激しい頭痛に襲われる。食事は普段の半分以下しか食べられず。咳も出始めて鼻水も少量ながら出る事から【風邪】を疑う。睡眠体勢に入ると、咳に加えしゃっくりが頻発してほぼ眠れなかった。 7/29 頭痛と咽の痛みが激しさを増す。食事の量が更に減る、恐らく一日で400kcal程度。前日同様に咳としゃっくりが同時に頻発して、この日は一睡も出来ず。二日間連続でほぼ眠れなかった事に加え、食事もほぼinゼリー等しか摂取出来てい

        #003 眠れない群れ無い

          【遺ば書】

          初めて瞳を閉じた日の事を覚えている。それは自分がまだ四歳の時、両親がりこんをすると聞かされた時だった。 僕にはまだりこんという物は理解出来なかったから、父とは二度と会う事は無くなって母とは毎日会えると教えてくれた。 そう教えてくれたけれどそれまでも殆どの日々を母と一緒に過ごしていたので、結局りこんという物は理解出来なくて"両親がりこんをする"という事が僕と何の関係があるのかも想像すら出来なかった。 そうして父は、初めから居なかったかのように忽然と姿を消した。 その時「も

          【遺ば書】

          大気圏再突入という名の帰り道

          展翅零さんの歌集 【大気圏再突入】 その中から、いくつかの歌を抜粋しつつそこから受けた完全に私の個人的な感想や感情をつらつらと綴りました。 書き手の思い、また他の読み手の方々との思いとはかけ離れているものも多々あるとおもいますが…… 私の【大気圏再突入】へ対しての感じたまま、思ったままの言葉として、ここに遺します。 まず頁を捲ると突然の空白、何も書かれていない真っ白い二頁から始まる。 これが、不慣れな製本故のミスなのか、意図したものかは解らないけれど… 何かが生ま

          大気圏再突入という名の帰り道

          初めての気絶

          (無駄に長い文章ですので、適当に流し読みで是非) 2020/11/05/ 気絶さんがオープンされてから、一年以上が経ち… 実は、オープン当初からずーーーーーーっと気になっていて、頭の片隅には常に居座っているような不思議な存在として長い期間、その思いと共に生きていたのですが。 2020年11月5日、急にその時は訪れました。 「よし!気絶さんに行こう!」 と変に意気込んでしまい、前日から無駄に緊張してしまい…色々な自宅での作業等も相俟ってほぼ睡眠する事無く当日。 満

          初めての気絶