見出し画像

【過去/中学生編】支えてもらった曲 3選

見つけてくれてありがとうございます。
琴🍀です。

前書き

今回は初めて、ずっと過去のことを振り返って思い出しながら、書いてみたいと思います。
とはいえ、いきなり出来事に焦点を当てることは、今現在の私にとってはかなり負荷がかかり荷が重い作業です。だから音楽の力を借りて、そこから繋げて書けることを、文字にしてみます。

私の(たぶん)1度目のドン底
中学1年生を支えてくれた3曲

これを、語ってみます。


♪ハロ/ハワユ / ナノウ

ハロ 窓を開けて 小さく呟いた
ハワユ 誰もいない 部屋で一人
モーニン 朝が来たよ 土砂降りの朝が
ティクタク 私のネジを 誰か巻いて

ハロ 昔のアニメにそんなのいたっけな
ハワユ 羨ましいな 皆に愛されて
スリーピン 馬鹿な事言ってないで支度をしなくちゃ
クライン 涙の跡を隠す為

もう口癖になった「まぁいっか」 昨日の言葉がふと頭を過る
「もう君には全然期待してないから」
そりゃまぁ私だって自分に期待などしてないけれど
アレは一体どういうつもりですか

喉元まで出かかった言葉
口をついて出たのは嘘
こうして今日も私は貴重な
言葉を浪費して生きてゆく

何故隠してしまうのですか
笑われるのが怖いのですか
誰にも会いたくないのですか
それ本当ですか
曖昧という名の海に溺れて
息も出来ないほど苦しいの
少し声が聞きたくなりました
本当に弱いな


一向に進まない支度の途中
朦朧とした頭で思う
「もう理由を付けて休んでしまおうかな」
いやいや分かってますって
何となく言ってみただけだよ
分かってるから怒らないでよ

幸せだろうと 不幸せだろうと
平等に残酷に 朝日は昇る
生きていくだけで精一杯の私にこれ以上
何を望むというの

何故気にしてしまうのですか
本当は愛されたいのですか
その手を離したのは誰ですか
気が付いてますか
人生にタイムカードがあるなら
終わりの時間は何時なんだろう
私が生きた分の給料は 誰が払うんですか


サンキュー ありがとうって言いたいの
サンキュー ありがとうって言いたいよ
サンキュー 一度だけでも良いから
心の底から大泣きしながら
ありがとうって言いたいの

何故隠してしまうのですか
本当は聞いて欲しいのですか
絶対に笑ったりしないから
話してみませんか
口を開かなければ分からない
思ってるだけでは伝わらない
なんて面倒くさい生き物でしょう
人間というのは

ハロ ハワユ ハロ ハワユ ハロ ハワユ
あなたに ハロ ハワユ

♪ハロ/ハワユ

思わず、歌詞を全文引用してしまうほど、共感性が高いのです。

ハロ

学校に行きたくなくなり始めた頃に、出会いました。小学校でも、躓いた私。中学校こそは、『みんなと同じように通う』『普通に』これが出来るように、なりたかったのです。

当時はスマホなんでまだ買い与えてもらう前で、ニンテンドー3DSからYouTubeにアクセスして聴いていました。懐かしいです。


一向に進まない支度

いざ中学生になったら、支度がとてもとても大変でした。授業に必要な、学用品が増え、管理が苦手な特性を持つ私は、時間割を見ただけでは、何を持って行って良いか、よくわかりませんでした。

忘れ物に、とても厳しい校風の学校でした。誰かひとりでも忘れ物をすると、クラスみんなの、土日の宿題が増えるのです。私には大きなプレッシャーとなっていました。


怒らないでよ

思ってるだけでは伝わらない

ランドセルよりずっと大きくて物理的に重たい鞄を背負った上で、さらに心にのしかかるプレッシャー。それらを抱えて自宅の玄関を出ること。これがまた、決して低くないハードルだったです。それから、送ってもらって学校近くに着いてから、降車することも。
なぜすんなりと外に出られないのか、母に説明するのが、とても大変だった記憶があります。幾度となく、
「行くって、言ったよね?!」
と詰め寄られました。

休んでしまおうか、何度も思いました。世の中は残酷だと、思い知ることにもなっていきました。


♪アイロニ/すこっぷP

少し歩き疲れたんだ 少し歩き疲れたんだ
月並みな表現だけど人生とかいう長い道を
少し休みたいんだ 少し休みたいんだけど
時間は刻一刻残酷と 私を引っぱっていくんだ

うまくいきそうなんだけど
うまくいかないことばかりで
迂闊にも泣いてしまいそうになる
情けない本当にな
惨めな気持ちなんか
嫌というほど味わってきたし
とっくに悔しさなんてものは
捨ててきたはずなのに

絶望抱くほど悪いわけじゃないけど
欲しいものはいつも少し手には届かない
そんな半端だとね
なんか期待してしまうから
それならもういっそのこと
ドン底まで突き落としてよ

答えなんて言われたって
人によってすり替わってって
だから絶対なんて絶対
信じらんないよ ねぇ
苦しみって誰にもあるって
そんなのわかってるから何だって
なら笑って済ませばいいの?
もうわかんないよバカ

散々言われてきたくせに
なんだ、まんざらでもないんだ
簡単に考えたら楽なことも
難関に考えてたんだ
段々と色々めんどくなって
もう淡々と終わらせちゃおうか
「病んだ?」とかもう嫌になったから
やんわりと終わればもういいじゃんか

夢だとか希望とか 生きてる意味とか
別にそんなものはさして必要ないから
具体的でわかりやすい 機会をください
泣き場所探すうちに
もう泣き疲れちゃったよ

きれいごとって嫌い
だって期待しちゃっても形になんなくて
「星が僕ら見守って」って
夜しかいないじゃん ねぇ
君のその優しいとこ
不覚にも求めちゃうから
この心やらかいとこ もう触んないでヤダ!

もうほっといて もう置いてって
汚れきったこの道は もう変わんないよ嗚呼

疲れちゃって弱気になって
逃げ出したって無駄なんだって
だから内面耳塞いで
もう最低だって泣いて
人生って何なのって
わかんなくても生きてるだけで
幸せって思えばいいの?
もうわかんないよバカ!

♪アイロニ

もう、全文引用に付けることにしますね。だって、そのままなのですもの。

歩き疲れたんだ

頑張りの上に頑張りを、無理にはさらに無理を重ねて、日々を過ごしました。教室で、無理やり。自己肯定感なんてものは無くなって、何でもかんでもが、私のせいなのだと、本気で思っていました。

忘れ物が無くせないことも、課題をこなせないことも、給食を間食できないことも、全てがクラスの減点対象でした。クラスのみんなの私を見る目が、4月とは明らかに変わっていくのが、分かりました。


クラスメイトの男の子がが通路に脚を出していてつまづいた時。私は心から、
「ごめんなさいっ!!」
と謝罪しました。私が勝手につまづいてしまったと、本気で思ったのです。

後ろにいた幼なじみ・親友に、
「今のは、(琴🍀の本名)が謝らなくてもいいじゃん!」
と言われても理解出来ず、真剣に
「どうして??💦💦」
と言うほど、教室という空間に萎縮していたのです。
(後に、彼は私をつまづかせようと脚を出してきたのだと幼なじみに教えてもらいました。
その上、幼なじみはその彼のことを、私に隠れてすごく強く注意してくれていたことを、別の子から中学を卒業する頃教えてもらうこととなります。)


他の班の子が、お掃除が出来ていないと叱られていること。黒板消しを綺麗にする機械の調子が悪くて係の子がイライラしていること。みんなみんな私のせいだと思っていました。

そんな時期を経て、遅刻がち・休みがちになってから出会ったのが、この曲なのです。


難関に考えてたんだ

『みんなは学校に行っている』
『自分だけ置いていかれている』
『休憩したいのに、時間は待ってくれない、授業は進んで、置いていかれていく』
『進度が、小学校よりずっと速い...頑張っても、追いつけないかもしれない』
『今日こそは行けそうな気がして、頑張って頑張って準備をしたのに、自宅の玄関の扉を、開けられない』
『宿題を知らないまま学校へ行ったら、忘れ物判定にされてしまって、クラスのみんなに迷惑をかけるのではないか』
『ドン底だと思いたいくらいに苦しいけれど、もっと底があるんじゃないか(疑いの念)』
『自分は甘えているんじゃないか(自責の念)』

こんなことを、心に抱いていた時期です。


生きてるだけで

『私は、なぜ生きているの?』と、問いたくて、毎日聞いて、毎日泣きました。曲の始まりから、既に涙は零れているのに、最後のフレーズで、ぶわっと溢れる。そんな涙を、来る日も来る日も、拭っていました。



♪クライヤ/すこっぷP

不安になるとね 涙は自然と溢れて
泣き終われば疲れて眠りについて
そうだよ
そんな夜ばかり繰り返して変わらずに
今日もまた息苦しい朝が来るよ

悩み悔やみ続いてく闇
無闇に人並を羨うらやみ
妬み僻ひがみ心は荒すさみ
また涙に変えていくよ

泣いても泣いても
私は何も変えらんないまま
ただただ惨めで 不安で仕方なくって
何にもないのに欲しがるから
いっそのこともう
この目も心も奪い取ってしまってよ 今すぐ

人は様々な理由で嘘つき
その全てを見抜けやしないから
すがるように君の言葉だけを信じて
だから君の嘘はどんなことでも
深く深く傷ついてしまうんだ
だからもういいよ ほらね
同じとこに同じ傷がひとつ増えただけ
それだけ

何度も何度も 身勝手な言葉に振り回され
傷つく私も 自分勝手なんだけど
何にもないから
気にしないよって聞こえないフリして
何より誰より
気にしちゃっているんだよ
バカだなぁ

諦めたらそこで終わりってさ
どうにもならないことばかりで
優しい言葉に惑わされて
何度突き落とされてきたかな
誰も知らない 誰も知らない!
私がこんなに悩んでいるのも
痛みの数だけ強くなれるっていうなら
あと何回泣けばいいんですか

泣いても泣いても
私は何も変えらんないまま
悲しくて悔しくて
だけど何も出来なくって
何にもないまま
涙は心の傷に沁みて
滲むから痛むから
もう止まんないんだよ

何度も何度も 生きてる意味なんて探しても
涙の理由わけすらよく分かんないまんまで
何にもないけど
泣き止むたび明日が来るから
生きてて良かった
そんなこと思える日を
願ってしまうんだ

♪クライヤ

また涙に

出会った時期は、♪アイロニとほとんど同じです。私の中ではなんとなく、この2曲はセットです。

夜はずっと、泣いていた気がします。明るい時間は焦って焦って、暗くなると耐えきれずに泣く。こんな毎日。
『みんなと同じ』や『普通』を羨んでいた私には、とても刺さる歌詞でした。


奪い取ってしまってよ

疲れ果てて、何も感じたくなかったんですよね、当時。だから本当に、全てを奪い取られたかった...。

目が見えなくなったとしても、耳が聞こえなくなったとしても、構わないから、後ろめたさなく学校を休ませて欲しいと、思った日もありました。

※目や耳、その他身体障害があって不自由な方、これを見てご不快でしたら申し訳ございません。当時の私は、どうも極限に追い込まれていて、幼い発想だったのです。


泣いても泣いても

変わらないんですよ。現実って。残酷だって、すごく思いました。私自身も変われないし、もちろん周りも、変わらない。ただ、時間だけがすぎて、私の涙は、増えていったのです。


優しい言葉に

「大丈夫だよ」
「みんな待ってるよ」
「教室、おいでよ」
「未連絡の分は忘れ物にしないって、○○先生言ってたぞ」

両親、担任の先生、同級生から、かけられた言葉...の一部です。
信じてみたことも、ありました。でもどれも結局...違ったのです。

大丈夫かどうかは、私が決めます。

みんな待ってるかは、分からないじゃないですか。
教室で邪険に扱うのは、
分からなくて聞いて、迷惑そうにするのは、
クラスの貴方たちじゃないですか。

先生、○○先生がそれをすっかり忘れていて、ちゃんと忘れ物判定になり、クラスのみんなの冷たい視線を浴びたのは、私ですよ。
「(琴🍀の本名)が休みなら、今週末は課題、少なかったのにな!!」
私の目の前でこれを発したあなたのことを、私は忘れていませんよ。

生きてる意味なんて探しても

必死で探していました。でもこの歌詞の通り、今のこの自分の涙の正確な理由すら、よく分からないのだから、どうしたってわからないのです。中学1年生には尚更。



後書き

この記事を書くにあたり、3曲とも聴き直しました。私はやっぱり、泣いていました。涙はまだ、心の傷にしみました。

もっともっと、エピソードを盛り込みたかったのですが、どうも言葉として出力されてくれませんでした。
今も苦しい最中だから、苦しいの足し算をしないように、もしかしたら蓋をしてリボンでもかけてあるのかもしれません。この頃の記憶に。

当時の、私の思いに。
嫌な不完全燃焼ではありませんが、完全燃焼でもありません。

この時期のことは、きっともっとたくさん、書きたい、書かなければいけないことが、あると思っています。


歌詞も素敵ですが、メロディも魅力的な曲たちです。もし、この記事で知ってくださったという方がいらっしゃいましたら、ぜひ1度聴いてみて欲しいな、というこの曲を愛する生き物からの願いです。


拝読感謝いたします。
また書きます。

この記事が参加している募集

#私のプレイリスト

10,850件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?