YouTube「たっちゃんねる」麻雀シーンと気になる勝敗の話
YouTubeの「たっちゃんねる」というチャンネルをご覧になったことはあるでしょうか?
え、YouTubeは観ない?いや、1回観てほしい。
たっちゃんねるの魅力
手短に言えば、壮年のおじさんであるたっちゃんが、飲食店で食事を重ねる暴飲暴食系の動画だ(大食いではない)。私はこのたっちゃんの生きざまが大好きで、すっかり熱心な視聴者になってしまっている。週末の更新が楽しみだ。今から私はたっちゃんが如何に麻雀が好きなのかを語るだろう。
私がこよなく愛するYouTuberたっちゃんは、ご自身のチャンネルの中で、たくさんの飲食店を訪れ、ビールを飲んではひたすら食事を堪能する。たっちゃんは食事が大好きなのだ。ただそれだけ。いや、ただそれだけなのに観ていられる。それがこのチャンネルの魅力と言える。
驚くべきは、見た感じスマートな体型にも関わらず、たっちゃんは、次々と食事を重ねるのだ(たっちゃんはミステリアスな存在なので顔出しはしない)。店を出るや、すぐに次の店に入って、また食事をしてしまう。気になるのは、逆流性食道炎をお持ちのご様子で時々症状が出てしまい、苦しんでおられる。しかし、たっちゃんは食事が大好きなので仕方がない。たっちゃんからしてみれば本望だろう。剛腕ピッチャーが肘に故障をもっているようなものだ。
たっちゃんは麻雀が好き
たっちゃんの興味は食事だけではない。時折、ゴルフに行ったり、キャバクラに行ったり、ゲーセンに行ったり、某所に行ったりする。某所とは雀荘のことだ。
雀荘で勝負に勝つと華やかなクラシックが流れ、動画は優雅な彩になる。負けると雷がなり稲光が走り、雨が降り、悲惨さが際立つ。敢えて結果を文字として記さない時でも、動画を見れば、勝敗は一目瞭然なのだ。
ただ、熱心な視聴者なら薄々感じているかも知れないが、たっちゃんは麻雀であまり勝つことが少なく、負けが込んでいるイメージではなかろうか?
それは、負けた際の動画上のエフェクト効果が大きく、一方、勝った際も「ほんの少し勝ち」のように遠慮がちな表現のため、実際はそんなに負けていないのではないだろうか。
しかし、私を含め、きっと熱心な視聴者であればあるほど、「たっちゃんは麻雀が弱い」と思い込んでいるに違いない。そうだ!もしそうなら、愛するたっちゃんの「麻雀弱い疑惑」の不名誉を晴らすべく、一肌脱ごうではないか。
私は一念発起し、その疑問を払拭するため、まずはこれまでの動画を全て見返してみることにした。全部チェックできれば、具体的な数字をもって、愛するたっちゃんの「麻雀弱い疑惑」を払拭できるかも知れない。熱心な視聴者を自称する私がやるしかない。
たっちゃんねるでの麻雀シーン
麻雀のシーンは毎回出現するわけではない。このチャンネルのメインは、たっちゃんの食事なので、その食事と食事の合間合間にほんの少しだけ雀荘のシーンが挿入されている。たっちゃんにとって、麻雀はおやつなのかも知れない。
しかし、予想通り・・・、いや、予想に反して、麻雀の勝敗は芳しくない。ついに2019年3月16日の金沢へ行った際の動画では「勝てる気がしないので(雀荘に)行かない」と傷心気味だ。2020年2月17日の誕生日の動画では「しばらく(雀荘に)行くのをやめまーす」と宣言してしまう始末。この時、直近2020年1月18日の北九州に行った動画から7連続ラスらしいので無理はない。
その後、負けが込んだことが原因ということもあるだろうが、世の中はコロナが蔓延し、外食シーンもさることながら、さすがに動画中での麻雀シーンは激減する。
その3か月後に東京で久しぶりに雀荘を訪れるも、「もてあそばれた」と被害妄想気味なのが気になる。たっちゃんの麻雀に対するメンタルケアが必要だ。
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