見出し画像

お酒を飲めない僕の飲み会回避術

お酒を飲めないから行きたくない。

飲めるけど行きたくない。

できれば行きたくない。

飲み会についてのヒアリング調査では6割の人はこのように思っているそうだ。

ここでは、そんな大多数の悩みをお酒を飲めない僕の事例を踏まえながら、そのノウハウを余すところなくお伝えするので断り方に困っている人は是非最後まで読んでいただきたい。


飲み会に行きたくない理由

お酒を飲めない人にとって飲み会は地獄だ。

高い会費には飲み放題コースが紐づけされており、料理は猫でも満足しないほどお粗末なものばかり。

店員への注文をまとめたり、空いたお皿やグラスを下げるのに翻弄され、まともに席に座ることはできない。

上司や古参の社員の愚痴や説教を聞かされ、最後には酔いつぶれた人を介抱して自宅まで送り届ける。

飲み会が終わるたびに失った時間とお金で何ができたのかを考える。

これが理由で僕は飲み会を断るようになる。

でも断るのは勇気がいるし、誘ってくれた人を嫌な気持ちにさせる。

そこでどうやればいいか自分なりに考え実践することにした。

断るときの心構え

まず最初に大事になるのが誘ってくれた人への配慮だ。

断って喜ぶ人などいないだろう。

むしろ、気を遣って誘っているのかもしれない。

そういった相手の思いを受け止めずにぶっきらぼうに断ってしまうとその後の人間関係もうまくいかずに職場で孤立する恐れがある。

僕は相手に少しでも嫌な思いをさせないような心配りで断るようにした。

実例紹介

アリバイ工作した回避術

嘘をつくことが一般的な回避術だろう。

僕も嘘をついて飲み会を断ったことがあるが、それには用意周到なアリバイ工作を働かせた。

飲み会の誘いが来た時に、

「すいません。明日、地元の友達と茨城に釣りに行く予定がありまして……」

と言って回避したが、誘った先輩が少し疑った顔をしたことがあった。

もちろんこれは完全な嘘で茨城に行ってもないし、釣りもしていない。

僕は事前に茨城のアンテナショップで納豆味のスナックを買っていた。

休み明けに職場にお土産として献上すれば、誰も文句を言わない。

560円のお土産代が掛かるが、飲み会の会費と疲労に比べれば、僅かばかりの出費である。

もちろん、茨城の釣り場やその道のり、グルメ情報まで徹底的に調べて何を聞かれてもいいくらい準備しておいた。

巧みな返しで曖昧にした回避術

これは飲み会ではないが、とにかく行きたくなっかった食事会を回避した話。

ある先輩が

「今度、○○と○○とその他何人かで回転寿司大食いバトルやるけど参加する?」

って聞かれたことがある。

その先輩は一年に一回はこうしたフードバトルを開催する。

一番、皿の枚数が少なかった奴が全部おごるという最悪の食事会だ。

僕は以前からその大会の噂は聞いていて、絶対行きたくないと思った。

僕は咄嗟に

「いいですねー。それは何年か前に○○さんが知らない人の家の前で嘔吐したって逸話が残るあの大会ですか⁉」

と興味を持った表情で聞き返した。

「そうなんだよー。あいつ知らない人ん家の前でゲロ吐いちゃってさー、もう大変だったよー」

とご機嫌に反応してくれたので、そこから話を少しずつ逸らしていった。

結局、行くのか行かないのか、回答を曖昧にしてその場を乗り切ったことがある。

でも、この回避術はレアケースでうまくいくことはほとんどない。

趣味を生かした回避術

これが一番おすすめの回避術。

僕はもともとこれといった趣味が無く、趣味貯金といじられてたが上司から勧められサイクリングにハマった。

ロードバイクを購入し、サイクリングに熱中していることは周知の事実だったので、

「すいません。明日、朝からサイクリングに行く予定があるので」

と言えば、回避できた。

誘った方から、

「えーどこにいくのー?」

と聞かれれば、そこから会話に花を咲かせ、相手に不快な思いをさせずに断ることができる。

さらに、この回避術のいいところはお土産を買う必要がないこと。

趣味というのは、個人が自由時間を好んで習慣的に繰り返し行う行為の事をいうので職場に気を遣う必要が全くないのだ。


新入社員おすすめ回避術

上の項目では入社二年目以上の人を対象にしてきたがここでは新入社員に向きの回避術をお伝えする。

しかし、新入社員は職場の人が親睦を深めようと思って誘う場合が多く、会費も無料の場合が大半を占める。

よっぽど行きたくないのであれば別だが、僕個人としてはタダ飯が食べれると思って積極的に参加することをお勧めする。

言い訳① 冷蔵庫(又は洗濯機)が届くので行けません。

新生活を始めたての春に使うと有効。
家に居ないと搬入できないので、行きたくない場合はそのタイミングで冷蔵庫、洗濯機を買おう。

言い訳② 同期と飲みに行く予定なので行けません。

新入社員は入社後すぐに研修があるのでそこで同期と仲良くなります。
職場の人も同期と飲むと言えば、納得してくれるでしょう。

言い訳③ すいません。今日実家に帰るので行けません。

まだ新生活に慣れていない為、通用する。
もうホームシックになったのかー と可愛がってくれるでしょう。
ただし、お土産は必須。


まとめ

様々な回避術をお伝えしたが、大事なのは誘ってくれた人への配慮だ。
行きたくないかもしれないが、誰も誘ってくれないほど悪い関係はない。
職場の上司や同僚と冷え切った関係になれば自分の仕事に影響が出てしまう。
そうならないよう年に何回かの飲み会には参加し、断る際も細心の注意を払うようにしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?