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87 米軍統合ドクトリン5-0を読み解く(その1)

本noteは連載形式です。全部で約100回の予定となります。過去の記事をご覧になるには、想定外を克服する『究極の状況判断力』の以下のマガジンをご参照下さい。

想定外を克服する「究極の状況判断力」(導入編) 1~25
想定外を克服する「究極の状況判断力」(基礎編)26~40
想定外を克服する「究極の状況判断力」(実践編)41~81(有料)
想定外を克服する「究極の状況判断力」(行動編)82~(有料)

想定外を克服する「究極の状況判断」も、いよいよ最終章となります。行動編では、実践編で説明した詳細なロジックをいかに活用していくかについてお伝えします。行動に移すためにカギとなるポイント、実際の使い方をご案内しつつ、あなたが抱える課題を解決するためのメッセージをお送り致します。

【 他セオリーから見るプロセスのクオリティ 】

87 米軍統合ドクトリン5-0を読み解く(その1)

究極の状況判断プロセスを使って行動に移す為のカギとなる、リーダーとスタッフの関係性についてご紹介させて頂いた。どれも当然のように聞こえたかもしれない。だが、状況が困難であればあるほど、リーダーとスタッフには緊張関係が生まれるため、普段からの関係性の構築と実際の場面での着意点について習得することは非常に基礎的で重要だ。

アメリカ軍においても作戦計画を立案する大前提として、リーダーとスタッフの継続的な対話が重要であると認識されている

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