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CV-22オスプレイ事故への反応に思う事

大変残念なことに、2023年11月29日、米空軍CV-22オスプレイが鹿児島県の屋久島沖で墜落。お亡くなりになれたジェイコブ・ガリハー氏のご冥福をお祈りしますと共に、未だ捜索中の7名のご無事を心より祈念致します。また、ご家族の皆様のご心痛、ご察し致します。

日本国内では「やっぱりオスプレイは危険だ」と報道されがちで、それに対して有識者が事故率の低さを弁明しているコンテクストが散見されます。

私は、防衛省でオスプレイの安全性に関する説明を担当していたこともあるし、親しい知人の中には、今回の事故機が所属する米空軍特殊作戦コマンド出身の方もいます。

そう言う立場からすると、やはり昨今の報道には違和感を感じますし、個人的に気持ちを踏みにじられた感覚にさえなります。

軍人、自衛官は、自分の生命をかけて他者を守ろうとしている方々です。今回の搭乗員たちも、国は違っても信じるものに命をかけた仲間です。守るべき対象を傷つける皮肉な事態は絶対に避けたい事ですが、まずは彼らへのリスペクトを先に表明すべきなのではないでしょうか。

でも実は、多くの日本の方々は善良で知的であって、その事を理解しているのだと思っています。つまり「オスプレイは危険」と宣伝した方が都合の良い人達がいると考えざるを得ません。

常にそう言う視点を持って情報に接して頂くことが、この国と地域をより強くする基盤になって行くのだと思っています。




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