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人間関係音楽論

みなさん、グルーヴしてますか。(?)

グルーヴとは音楽用語のひとつ。形容詞はグルーヴィー。ある種の高揚感を指す言葉であるが、具体的な定義は決まっていない。語源はレコード盤の音楽を記録した溝を指す言葉で、波、うねりの感じからジャズ、ファンク、ソウル、R&Bなどブラックミュージックの音楽・演奏に関する表現に転じた言葉である。(Wikipediaより)

…具体的な定義は決まっていない?

まあたしかにグルーヴって感覚的なものだと思うし感覚的に使ってる言葉だけど、グルーヴって言葉でしか表現できないシーンってあるのよね。

それこそ自分たちみたいなアマチュアバンドマン達のライブに行くと、上手いけどグルーヴしてないなあとか、自分たちも久しぶりにバンド練習入ると全然グルーヴしない感覚とかあって。
(ライブまでにはそこがハマるように調整していくんだけども。)
バンドにおいてグルーヴしてるかどうかってめっちゃ重要だと思うんですよ。
プロのライブ行ってグルーヴしてないって思うことは滅多に無いから、最低ラインってことなのかもしれないけれど。

で、そんなことばっか考えてると、人間関係においてもグルーヴしてるかどうかって感覚で思うことが多くて。

気づくと人間関係をバンドで喩えることがあるんですよ。

何かに向かってチームで動くってことはバンドで曲を演奏するような感覚があって、上手く歯車が回ってくにはグルーヴしてるかどうかが重要だなと。
グルーヴしてないと、曲は完走できたとしても疲れちまうんですよね。


仕事を進めるペースはBPMです。
僕は割と忙しい部署で仕事をさせてもらえることが多いので、基本的には最低でもBPM190くらいで進行してかないといかん感じなんですよね。
多分数カ月したら250くらいを強いられるからツーバス買わんといかんかもしれん。

BPM190で調べたら9mmのこの曲出てきたわ。

でもBPM190の曲でも展開はあるわけじゃないですか。
イントロもAメロもBメロもサビもずっと同じリズムじゃないわけですよ。

チームメンバーはまあバンドのパートなんでそれぞれ役割を担ってるわけですけど、僕はドラマーなんでドラムをやらせてもらいましょ。

横ではロックで育った玄人ベーシストがどっしりベースライン奏でてて、僕はそことグルーヴしながら曲の最後まで駆け抜けようってところです。

よーし曲はまだ序盤だ。
最初は四分でバスドラ打って、ハットも四分で刻んでくぜ~このあとノッてきたとこでおかずいれて手数増やしてくからよろしく~
みたいなのをベースと目配せしながらやってこうとした時に、リードギターがド頭からピロピロ高速弾きキメてきたらどんだけBPM合っててもおかしくなるじゃないですか。
あれそもそももしかして裏打ちでした?って話ですよ。

個人的にブレイクがビシバシ入る曲はかっこいいと思うけど、実際演るとなったらブレイクはたまに入るアクセント程度で、基本的には展開はビートの緩急で作っていきたいぜ~と思ってるところに
超絶技巧のギターリフ!唐突な一瞬のブレイク!何ごとも無かったかのように再開するギター!×∞
とかなるとどんなリズム刻めば良いのかわからんっちゅー話で。

しかもそこボーカル聴かせるとこだよ!みたいな。
そんなギター弾いてたらボーカル薄れちゃうから!
今リズム隊ちょっと抑えてるじゃん!
そのパートはボーカルが1番大事だから!
とかもあるわけで。


まあそもそもBPM190で進行せにゃならんのに1人150でしか追いつけないとかだと、もうそれは曲にもならんのでそれよりは全然良いんだけど。
それでも気持ち良くグルーヴするにはテンポ感というか、気持ちいいと思える感性が似てないと中々難しいんですよね。

上手い人が集まっただけじゃバンドは良くならんのですよ。

曲はまだまだイントロも終わってない状態。

なんとかグルーヴさせていきたいですね。




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