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きのこたけのこ戦争よりも仁義なき戦いがある

僕はたけのこ派です。
ビスケット、美味しいよね。


古より伝わるきのこたけのこ戦争。
「きのこ派」vs「たけのこ派」のこの構図は、余りにも有名な対立だと思う。
その割にいざその会話をすれば割と盛り上がるし、案外平和だ。

それはきっと、結局両方美味しいからだ。
お互い両方とも美味しいことはわかった上で、どっちかというと○○って話だから、そこまで過激な争いにはならない。
お互いが相手を認めている上での対立は、比較的平和になる。
僕だって冷やして食べるならきのこの方が美味しいかもな、なんて思う。

チョコの含有量とかを引き合いに出してくる奴はヤンヤンつけボーでも食ってろ。
そして好きなだけチョコをディップして食べれば良い。


そんなきのこの山もたけのこの里もヤンヤンつけボーもきこりの切り株も好きな私msdと妻は、比較的食の好みが合う。

我が家にきのこたけのこ戦争は無い…
しかし、そんな仲睦まじいmsd家にも火種は燻っていたようだ。


梅干しはしょっぱい派か甘い派か


これだ。
これに関しては全くと言って良いほど相容れない。
水と油、不倶戴天、僕と上司…

僕は梅干しはしょっぱい派だ
どれくらいしょっぱい派かというと、しょっぱくない梅干しは梅干しではないと思っているくらいしょっぱい派だ。
ハチミツ漬け、みたいな物がたまに売っているが、あれは梅干しじゃなくてハチミツに漬けた梅干しだった物だろ

僕にとって梅干しは、おばあちゃんがシソと一緒に漬けた、なんかもはやカピカピの噛むと若干のザラつきを覚えるようなあの梅干し。

やたらテカテカして柔らかい、水分豊富ですみたいなツラした奴らがスーパーで偉そうな態度で陳列されてるのは許せねぇんだよ。
梅干しに水分はいらねーよ。
唾液が出るからそれで十分なんだよ


一方で妻はしょっぱい梅干しは嫌い、と断言する。
「梅干しは好きだけどあの梅干しは嫌い」と言うが、お前の言ってるソレは俺にとって梅干しじゃねえって話。

ちなみに妻は梅にんにくが好きだが、僕は梅にんにくは好きじゃない。
なぜなら梅が変に甘いから。

結局どれをとっても僕と妻の梅干しに対する価値観は一生交わることは無い。

きのこたけのこ戦争と違うのは、お互いが相手のことを認めていない点だ。
どっちかと言えば〜なんて話じゃなく、お互いが相手のことを全否定の構えから論争が始まっているから戦うしかない。

しかし夫婦関係は勝った負けたの世界じゃない。
夫婦で並んで歩いていくことに意味がある。

そう考えれば仕事も一緒だ。
組織として動く以上は目指す場所は同じ。
並んで歩んでいくしかない。

と、すれば仕事でもまずは相手を認めるところから始めなきゃいけないんだよなと思う。

例え上司が甘い梅干しが好きだとしても、たけのこの里も好きかもしれない。

僕達が夫婦でいられるように、良い関係を築けるかもしれない。

まずは甘い梅干しも少し食べてみよう。


…あ、やっぱ無理だ。分かり合えねぇわ。

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