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あなたができることは、他の人ができないことだから

昨日、noteに投稿しようと思ってタイトルだけ書いたら満足してしまった。
下書きだけ残っていて、「ピーンときちゃった」とだけ書いてあった。何を書こうとしていたかは忘れた。

ぼくは飽き性なところがあって、たぶん頻繁にnoteへ投稿することはできない。
その一方で、コンスタントに投稿できる人もいる。
できることがあるというのはその人の強みそのものだと思うのだけれど、それが強みだと認識していない人が多いような気がする。できることに関して、みんなハードルを高く設定しすぎじゃない?

企業のコンサルタントができますとか、WEBディレクションができますといったことは間違いなく強みだ。社会で生きていくために必要十分な武器になるのはなんとなくわかる。
ただ、みんなそのレベルを目指しすぎているというか、社会に何かしら影響を与えるような力がないと強みと言えないと思っていて、今手元にある「できること」を低く評価してしまっている。

例えば、ぼくの彼女は裁縫が得意でよくかばんや服を作っている。
学生の頃からデザインのセンスが光っていて、クラスの中でも常に上位にいた彼女。そんな彼女がつくるものの造形や遊び心なんかを見ていると、裁縫ができない僕からするとただただ尊敬するばかりだ。
「すげー!これ世の中に出した方がいいよ!」と毎回言ってるのだけど、「いやいや、こんなの誰でも作れるから」と返ってくる。ここに作れない人がいるんですけどね!

とはいえ、僕も珈琲豆を焙煎していることに対して「すごいね!」と言われると「いやいや、誰でもできますよ」って返してしまう。
主観的に見ると自分ができているという経験があるからこそ「誰でもできる」と錯覚してしまうのだ。

実際はその行為に時間をかけてきたから体得した「できる」なので、他の人にはできない。自分が普通だと思っていることは案外強みや個性になったりする。
あなたができることは他の人にはできないことだから、自分にできることに対してもっと胸を張って良いんじゃないだろうか。

ぼくは珈琲を焙煎して淹れることはできるけど、裁縫はできない。絵を描くことも、アクセサリーを作ることもできない。今こうやってぼくなりに一生懸命文章を書いているけれど、きちんと人に伝えられるほど語彙力のある文章も書けない。
今この投稿を見ているあなたができること、それはきっと僕にはできないことの方が多い。だから凄いと思う。もっと自信を持ってほしいなー。

とまあ、なんでこんなこと書いてるのかというと「自分のつくったものを世の中に出してみたいけど、なんとなく不安」という人のための場所を作りたいと思っていて、その思いを書いてみたかったからだ。もし興味がある、おもしろがってくれる方がいればお気軽にご連絡くださいー。(まだ白紙だけど)

いやあ、ほんとうにお金なくって困ってます。ははは。 いただいたサポートは、いつかお会いした時にコーヒーで返しますね。ありがとうございます。