海

こたつねこ

2020年8月10日 08:52

悲しい事があるとよくひとりで「海」を見に晴海埠頭とか行ってた

もう何十年も行ってないけどね…

一番最後は何時だったろう？

母が亡くなった後かな…

母が亡くなってどの位経ったのか？

あれは自分が38歳の時だったのでかれこれ17年になるのかな。母の葬儀に出る為にオレンジに近かった髪の毛の色を黒く染め直したのを覚えている(38歳のおばさんがその色というのもおかしな話だけど事実です)。

その時から海を見ていない…いやそうでも無いのかな。初めてのロンドン旅行でサウサンプトン(タイタニック号の出航場所)に行った時やその後も海外に行った時に見てるか。

でも一番思い出に残ってるのは母の死後に見た海かもしれない。

一昨日のnoteで「ヒマワリ」を取り上げたので次に夏を連想する物と言ったら「海」しかないだろうと思ってたけど、描き始めたら意外にも難しい。何しろ「海水浴」というものに行ったのは高校時代だし(以後全く行っていない)。
自分にとって「海」とは悲しい事があった時にそれを浄化する為に心の中で流しに行く場所でしか無い。こう書くと如何にも「海」について良い印象を持っていないかの様に思われるだろうけど、実際そうでしか無いから仕方が無い。

寂しい人と思われても良い…

たけど「涙」が塩っぱいのと同じで「海」も塩水だからね…同類に扱っていいと自分は思っています。

「海」に関する詩を書こうと思ったけど、結局はつらつらと綴ってしまいました。「海」に関して良い思い出の無いおばちゃんの独り言みたいな(いや…独り言その物の)noteで申し訳ありませんm(_ _)m
大人になると(歳を重ねてしまうと)楽しい思い出よりも辛かった事しか浮かばなくなってくるのが何ともやるせない今日この頃だったりします。人生半分以上生きて「寿命」も分かってしまうとこんなにも発想が貧困化してしまうのか砂漠化してしまうのかと日々残念に思うこたつねこ(中の人)です。
「人間だもの仕方ないやね」と思う事にしてグダるのを止めます。