介護や保育で使える童謡企画『みんなで癒そう』リリース
こんにちは音楽家のこうたろうです。
今日はスタジオで制作した介護や保育で使える童謡企画『みんなで癒そう』を紹介します。
この企画、こんな感じです。
ちょっとだけ専門的に解説
noteでは結構専門的なことも書いていこうと思います。
まず、音源はすべて432hzで調整されています。
432hzは癒しの周波数とも呼ばれ、スタジオでも人気のシリーズとなっています。
またガイドメロディーのバイオリンはGUARNERIという有名なバイオリンを使っています。
バイオリンといえばStradivariusが有名ですが、GUARNERIも負けじ劣らず素晴らしいバイオリンです。
個人的にはGUARNERIの方が熟れたワインのような質感があり、好きな音。
MIDIで調整しているので少し不自然な点もありますが、そこが逆にガイドっぽくなっていて、いい感じ!
調整
人は年齢とともに聞こえる周波数の幅が狭くなっていきます。
高音域はもちろんですが、低域がモコモコしだすため、聞き取りにくくなっていきます。
保育の現場では問題なく子供達は聴こえますが、介護の現場では聴こえずらいといった場面もあるかもしれません。
そこで、今回は音響のプロが介護の現場でもなるべく聴こえにくい方を減らすため、高域が削られて低域がモコモコしないように高齢者向けの音響調整を行っています。
ラジカセやiPhoneで鳴らしても聴き取りやすさがアップしているはず!
想いと願い
長い在宅介護生活の中で音楽はとても大事な存在でした。
特に筆者のおばあちゃんは音楽が大好きでした。
そんなおばあちゃんのベット生活の上での癒しのBGMを作ったのが432hzピアノシリーズのはじまりでした。
こちらは一番最初にアップしたカバー。
もう4年前ですが、10万回も再生していただき嬉しい限り。。。
長期記憶を呼び起こす
音楽療法の世界において、長期記憶を呼び起こすということは最も重要であり、もっとも重視するポイントになります。
童謡はやはりみんな覚えています。
アルツハイマー型の認知症でも歌詞を鮮明に覚えています。
今回はガイド付きの音源とピアノ伴奏だけの音源を交互に聴いてもらうことによって短期記憶と長期記憶を交互にしっかり刺激していってほしいという想いで構成しています。
知っている音楽はやっぱり楽しい。
そして432hzのピアノは癒し効果が期待できます。
そして保育でこれらの音楽を学び、歌うことは子どもたちの100年後の癒しにつながる。
そんな発見があったわけです。
音楽家として、子供の未来、そして国をつくり、私たちを守ってきてくれた高齢者の方々への癒しを届ける一助となれば幸いです。
音源は以下のページで完全無料公開しています。