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ちゃんと伝わってたんだ「堀潤さんに宛てた手紙」

伝えるが、伝わるになった時、本当にうれしい。

恵比寿ガーデンプレイス内のCOMMON EBISUで開催されている、ジャーナリストの堀潤さんと学ぶ「伝える人になろう講座」。

この講座の名前「伝える人になろう講座」を僕が考えたというご縁で、3月15日(水)に開催された講座の最終回にゲスト出演してきました。

写真で伝わる通り、会場にはすごい数のお客さんが。100人近くいたかもしれない。COMMON EBISUの会場で、10回近く開催されており、常連さんもいれば、最終回が初回だったという人も。

みなさん、まっすぐな目で、堀さんの話に耳を傾けていたのがとても印象的だった。

この場に立ち会えて本当に良かった、そう僕は思った。

ふだんの仕事でも、自分の思いを伝える場というのは多く登場する。どうしても打合せやプレゼンに時間が合わないという時は、お手紙を書いて託す。思いを伝える醍醐味は、伝えた時の、相手の表情だと思う。けれどお手紙の場合、そのほとんどはお会いして感想を聞くことがなく、月日は過ぎ去ってしまう。

今回、この講座のネーミングを考えた時も、堀さんと会うことはできなかった。相談をいただいてから、約2週間。その時面識はなかったけれど、力になりたいと思った。考えに考えて、手紙のかたちにして、お送りした。最終回ということで、堀さんの前で改めて「こんな手紙だったんです」という紹介させてもらった。その一部を紹介したい。

スライド1枚ずつ、伝えたい言葉を整理して綴っていく。

この手紙を読み上げている時に、堀さんが添えるように仰ってくださった言葉が、嬉しかった。はっとした。

・あなたはこうですと押し付けるのではなく、相手のことをまず知ることからはじめてくれているのが嬉しかった。「うん、うん」「そう、そう」と頷きながら読むことができた。

・6p目にある「悔しいことに」というたったひと言。その言葉があることで、気持ちに寄り添ってくれていることがよりわかった。

伝えるということは、受け取るを徹底的に考えないといけない。細かい部分ではあるけれど、僕がここが大切だなと思いを巡らしていたことを、堀さんがそこですと、答え合わせのように仰ってくださったのが本当に嬉しかった。

間違ってなかった。伝わってたんだ。その手応えが嬉しかった。

その日、講義で話されたことは多岐に渡る。このイベントを主催している恵比寿新聞高橋ケンジ編集長と、恵比寿・ビール坂商店会の茗荷原剛さんによる「地域とメディア」についてや、仕事との向き合い方についても。


みなさん、上記の思いが共通しているのも発見だった。

そしてなんと、恵比寿新聞の高橋さんからの発表で「伝える人になろう講座」は場所を変えて継続されることに。詳細はまた改めて、だそうなので、ぜひ情報は、堀さんのTwitterや、恵比寿新聞のFacebookなどで! またご一緒できたらうれしいなあ。

僕なりの「伝える」を探求している「企画でメシを食っていく2017」は、2018年もつづけていくぞ、そんな気持ちでいます。

堀さん、高橋さん、茗荷原さん、いい時間をありがとうございました!

★追伸 2018/2/25★

堀潤さんの「伝える人になろう講座」は、講座を積み重ね、ついに書籍化されることになりました。

一通の手紙が、こんな遙か先まで届くんだ。そこに僕はちょっとしたロマンを感じてしまうのです。
SNSで一目置かれる 堀潤の伝える人になろう講座
はやく読みたい。楽しみです。

●2019年1月に追記●

僕からのお誘いで、堀潤さんとイベントをできることになりました…!(一通の手紙からいよいよここまで...涙)

1/14 月 12時〜 阿部広太郎×きたむらけんじ×堀潤×松居大悟
「見えてきた!?ラジオ✕演劇の可能性」 舞台『みみばしる』上演記念

ラジオの話、演劇の話、その魅力をたっぷり話します。もしよろしければぜひ〜!

ありがとうございます◎ 新刊『あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ』(ダイヤモンド社)手にとってもらえたら嬉しいです🙏🏻 https://www.amazon.co.jp/dp/4478117683/