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【日経225先物】マーケット分析とトレード戦略|2021年7月4日(日)時点 ※毎週水・日曜更新

《サマリ》

米国株は引き続き強いです。
8月のジャクソンホールまでは
サマーラリーが続きそうな雰囲気。

ただ相場というものは、
個人が高値不安を感じる時ほど上がり、
個人が耐え切れず飛びつき買いを
し始めたら下落するというパターン
を繰り返すものです。
いま米国株での飛びつき買いを
否定はしませんが、そのリスクを
よく把握したうえで、
新規ポジションのボリュームは
少な目にするのがよいでしょう。

雇用統計のイベントは無難に消化。
米国市場は調整をこなしながら
引き続き強気で見て行けそうです。

日本は、7月中は経済指標等の
イベント前後で多少反応しつつ
ヨコヨコの展開を予想。

基本は小動きが続くとみていますが、
閑散相場での仕掛けは引き続き警戒ですね。

テクニカル的にも、
全体的に中立的な印象は継続です。

一方で、向こう数日間はチャート形状的に
下目線です。
(理由は記事の下部参照)

総合的に、
米国株はテーパリング開始宣言ギリギリまで引き上げ 
⇒ジャクソンホールでテーパリング開始宣言受けて梯子外し
⇒出遅れている日欧市場に資金流入
というシナリオを
メインシナリオとして堅持します。


《テクニカルベースのシナリオ》

①日足三角保ち合いを形成(60%)
②少し上下に振れたのち上昇開始(20%)
③調整を挟みながら日足200MAまで下落(20%)
※括弧内%は各シナリオの実現可能性の設定値

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 ↓ 以下、詳細な分析 ↓


《ファンダメンタルズ》

・米国株は引き続き強い。8月のジャクソンホールまでは、サマーラリーが続きそう。(個人が高値不安を感じる時ほど上がり、個人が耐え切れず飛びつき買いをし始めたら下落するパターン?)
・雇用統計のイベントも無難に消化、米国市場は調整をこなしながら引き続き強気。
・日本は、短期的には、経済指標前後で多少反応しつつ、ヨコヨコの展開を予想。
・中期的には、米国株をテーパリング開始宣言ギリギリまで引き上げ ⇒ ジャクソンホールでテーパリング開始宣言受けて梯子外し ⇒ 出遅れている日欧市場に資金流入 というシナリオをメインシナリオとして堅持。
・基本は小動きが続くとみているが、閑散相場での仕掛けは引き続き警戒。


■ファンダメンタルズ好材料/悪材料まとめ  ※赤字はアップデート項目

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■経済指標スケジュール

7/6 (火)
23:00 ISM非製造業景況指数

7/9 (金)
15:00 英国 5月 月次国内総生産(GDP)
21:30 カナダ 6月 新規雇用者数

7/13 (火)
21:30 米国 6月 消費者物価指数(CPI)

7/15 (木)
11:00 中国 4-6月期 四半期国内総生産(GDP)

7/16 (金)
18:00 欧州 6月 消費者物価指数
21:30 米国 6月 小売売上高 [前月比]

7/20 (火)
08:30 日本 6月 全国消費者物価指数(CPI)

7/22 (木)
20:45 欧州 ECB政策金利

7/26 (月)
23:00 米国 6月 新築住宅販売件数

7/28 (水)
27:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)

7/29 (木)
21:30 米国 4-6月期 四半期実質GDP(速報値)

7/30 (金)
17:00 ドイツ 4-6月期 GDP(速報値)
18:00 欧州 7月 消費者物価指数(HICP)(速報値)、域内GDP(速報値)
21:30 米国 6月 個人消費支出(PCE)


情報出所

・ロイターニュース(https://jp.reuters.com/investing/markets)
・ブルームバーグニュース(https://www.bloomberg.co.jp/)

・CFTC建玉明細(https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=9107)

・Yahoo!ファイナンス(https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/)


《テクニカル》

・全体的に中立的な印象は継続。
・一方短期的には下目線。
・急激にボラティリティが高まる展開は考えにくいが、薄商いでの仕掛けは引き続き警戒が必要。


■月足

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中立(更新なし)
・上下にヒゲのでている足が続いており方向感のないままヨコヨコ
・引き続き中立的なイメージ。
・時間調整が継続するか、価格調整に移行するかの分かれ道にある状況。
・トレンドラインを割り込んだら本格的な調整になる可能性があるので注意。



■週足

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中立(更新なし)
・6/21週の足が一時トレンドラインを割り込んだものの、週末にかけて上昇し守り切ったことで底堅い印象に。
・当面は大きな上昇の根拠となる要因が見当たらないため、ヨコヨコの動きとなる可能性が高い。
・仮にトレンドラインをブレイクしても、短期的には上値が重いため、ヨコヨコのまま推移すると予想する。
・また中長期的には、日本のバリュー銘柄見直しの流れに乗って上昇すると予想している。



■日足

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中立
・イベント通過もボラティリティ高まらず小動き。
・長期スパンでは、2/17より下降チャネルの中で上下動を繰り返している。
・一方、中期スパンでは再び三角保ち合いを形成しつつあるように見える。
・急激にボラティリティが高まる展開は考えにくいが、薄商いでの仕掛けは引き続き警戒が必要。
・7月中は新たに形成されつつある三角保ち合いの動き ⇨ 8月のジャクソンホールでテーパリング開始宣言に伴い一旦下落 ⇨ 日欧市場への資金シフトにより上昇という展開を予想。


《コータローのトレード戦略》

・短期では、主にチャート形状から売り目線で見ています。
・ファンダメンタルズからは方向感はいまいち掴めていません。
・4時間足では右上がり三尊からのヨコヨコとなっており、天井圏を示唆しています。
・4時間足200MAに頭を抑えられていることもあり、一旦下落を試す展開となる可能性が高いと考えています。
・週明けに200MAを上回らずに寄り付き、その後も上のモメンタムを感じなければショートします。
・逆に、4時間足200MAを上回ってきたら一旦様子見またはロスカットです。その後200MAにブレイクワンタッチするようならロングを検討しようかと思います。

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※この記事は、主に日経225先物等をトレードしている投資家向けにトレード技術や経済、政治などを解説する目的で作成されています。実際の取引はご自身の判断と責任により行って下さい。


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