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いつかみた夢。

 朝から、夢のお話しです。

私には、昔見た夢が寝床で横たわってまどろみにいる中、意識が落ちる寸前にいきなり脳内に映し出される習慣がある。

急に映し出されるので、見ている私は”おぉ、懐かしい!”と思う。

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それはかなり前(学生時代とか)に一度見た夢で、その同じ夢の続きを見るのかというとそうではなく、全く同じシーン、同じ登場人物、同じ匂い、同じアングルで夢の中の出来事がまた同じように進む。

毎回同じ夢がふっと蘇ってくるのかと言われればそうではなく、全くランダム。一度その時みて、そのまま一度も思い返されたりしないものが突然。

これをなんと名付けよう。

“昔みた夢の再公演”とでも言おうか。

私の脳の構造がどうなっているかわからないが、他で同じ話を聞かないので、これは私の特性なのだと思う。

と、同時に私は小さい頃から自分の夢をみない。

“こうなりたい!”とか”◯◯でありますように!”とかいう具体的な例がない。もちろん進路などはあったが、それもエスカレーターの学園に母が幼稚舎から私を入れたがっていて、考えてみればそれは母の夢だったように思う。子供の頃は『大人は何故、夢を聞きたがるのだろう?』と思っていた。小学生になったら、学校で「将来の夢」について作文を書かされることになったのでしかたがなく書いたりした。「動物園の飼育員さん」だった。

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