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ロックの沼 Vol.12

今日は『Heat Wave』の旅。
コレクターズの恋はヒートウェーブって曲が好きだ。
ザ・フーのカバーっていうのは知ってて、それがオリジナルだと思ってんだけど…どうやら違うらしかったので。。。
今日はいろんなアーティストの『Heat Wave』を聴きつつ、オリジナルに迫って行きたいと思った。
聴き比べもできたし、大変おいしい思いつきのような…

じゃ、いってみよ!


マーサ・リーヴス&ザ・ヴァンデラス
Heat Wave

いきなり本家!
元々は、R&B/ソウルの畑の曲だったんですね。
しかも、1963年リリースのアルバムだから、フーとかとそんなに時代がずれてないのは、びっくり。
ロックのヒートウェーブを聴き慣れてるからこれはこれで、新鮮。
そして、バンド編成が違うだけで、意外とみんな原曲に忠実にやってるんだって思った。
他の曲もずっと入ってくるような感じで、聴きやすくて思わず口ずさめるような、ポップさがある曲がたくさん。
ヒートウェーブ以外の曲も、他のロックアーティストに多くカバーされてるみたい。
昨日たまたまYouTubeで見てた、ダンシング・イン・ザ・ストリートもミックジャガーと、デビッドボウイがカバーしてるしね!


The Who
A Quick One

ヒートウェーブをロックに持ち込んだ男たち。
すっかりロックンロールになってるね。
コーラスがロックバンドだね…ここから、Who are youとか出てくると思うと、下地になってる感はある。
恥ずかしながら、このアルバム初めて聴いたんだんだけど…フーはピートが曲作ってるイメージがめっちゃあったんだけど、全員の曲がバランスよく入ってる。
しかしピートは、この後飛び抜けた才能発揮するからな〜
I Need Youって曲、キースムーンが作ってるんだけど、ドラムの音デカすぎてびっくりした。
あ、でもキースムーンやしなぁ〜って納得した。


The Jam
Setting Song

ジャムです!
ヒートウェーブ演奏するバンドを今日ずっと聴いてたけど、モッズ系のバンドが多いのはやっぱり、フーの影響なのだろうか?
でも、ジャムバージョンぶっちゃけ1番良かったかもしれない。
すごーいストレートだったイメージある。
コーラスがゴリゴリなんだよね…フーは裏声使ったりしてたけど、ジャムは直球勝負。
In the cityしか聞いてこなかったから、これを機会にもっと掘ってみようと思った次第。


TH eROCKERS
Rock'n Roll

ロッカーズ!
コレクターズ以外にも、日本でヒートウェーブ、カバーしてるバンドを発見。
陣内孝則がロッカーズというバンドの、ヴォーカリストだったのを知ってる人はどのくらいいらっしゃるでしょう?
とりあえず、25歳の僕は5年くらい前まで知りませんでした。
日本でのヒートウェーブは、日本語の歌詞に作り替えて歌われてるんだけど、コレクターズもロッカーズもどっちも解釈の違いからなのか、歌詞が違うのも面白い。
ロッカーズは、なんか危ない恋の感じがしてて、スリリング。
1st、2ndとライブ版までしかしか、ロッカーズ追えてなくて、2019年にこのアルバムが出てたことなんて知らなかった。
このアルバムめちゃめちゃよかった。
陣内、声こんなにかっこよかったっけ?って思った、昔はすごい無鉄砲な感じの勢いがいいヴォーカルで、パンク的なスタイルだったのに…それを残ししつつ、色気と迫力がパワーアップしてる感じある。
黒田節って曲があるんだけど、演奏ゴリゴリにロックンロールなのに、めっちゃコブシまわしたりしてて歌い方が演歌的なスタンスなの面白い。
この曲はメロディーも日本チックだし。


ザ・コレクターズ
愛ある世界-EP

やっと帰ってきた!俺のホーム!
もはや実家感さえある。
コレクターズの歌詞は、ロッカーズより原曲に忠実だと思う。
やっぱり、モッズ的なヒットウェーブが1番心地いい。
間奏のメリハリがしっかりしてて、落とすとこ落としてるから、なんかあるのか?って期待しちゃう!
コレクターズのが、1番楽しそうかもしれない。
このEPは他にも、NICK!NICK!NICK!とかSummer Of Loveとか入ってるから割と楽しく聴けると思ったら、茂みの中の欲望って言うサイケ感溢れる怪曲がやぶ蛇のように出てきて、なんで?ってなった。
それはそれで嬉しかったけど。


今日はこんな感じ!
聴き比べて原曲に遡るシリーズいいかも!
こう言う聴き方してたら、飽きないわ。
なんか、流れとか特徴とかもわかってくるから面白いや!
そう考えると、大収穫だったね!

さてさて、明日は何を聞こうか?

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