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本当にあった怖い話(コーチ選び編)

コーチングは経営者の成長を促し、企業の発展を支える有効な手段です。しかし、適切なコーチを選ばなければ、逆に企業にとって大きなリスクとなる可能性があります。今回は、あるクライアントから聞いた実際に起きた事例をもとに、コーチを選ぶ際に注意すべきポイントをお伝えします。

実例:コーチ選びの失敗が招いた悲劇

ある中小企業の経営者が、コーチングを学んだばかりの新人コーチにコーチングを依頼しました。最初は期待を寄せていましたが、1年後には社員全員が退職。さらに、不手際によって大口契約も解消。会社は存続の危機に直面しているというのです。会社の成長を願って始めたコーチングが、逆に大きな損失をもたらしてしまいました。(ここでは詳しく書けませんが、えっ!ほんと?と思うような、かなりヤバいストーリーでした…)

なぜ適切なコーチ選びが重要なのか

私から一言。くれぐれもコーチングを学んだばかりのコーチに、コーチングを依頼しないで欲しいです。

コーチングは単に質問を投げかけ、経営者のやりたいことやなりたい姿を引き出すだけのものではありません。コーチの資質や経験は、経営者の判断や行動、ひいては会社の業績に大きな影響を与える可能性があります。だからこそ、コーチ選びは慎重に行う必要があります。

コーチを選ぶ際のチェックポイント

適切なコーチを選ぶために、以下のポイントを最低限確認しましょう。

・人材育成の経験があるか
コーチ自身が人材育成の現場で経験を積んでいるかを確認してください。実践的な経験がないコーチは、理論や方法論が先行してしまう可能性があります。

・人材育成に対する自分の考えを持っているか
人材育成に対し、自分なりの考えや意見、軸を持っているかどうかは重要な視点です。また、その考えにあなたが共感できるかどうかも重要なポイントです。

・採用や人事の苦労・経験があるか
人を採用し、組織を運営した経験があるコーチは、現場のリアルな苦労や課題を深く理解しています。

・経営者経験やリーダー経験があるか

・その経営者経験のなかで、具体的な成果を生み出した実績があるか
過去の経営者経験やリーダー経験で、明確な成果を上げた実績があるかを確認しましょう。

以上の項目は最低限のチェックポイントとして、コーチに確認してください。

コーチに求められる本質

優れたコーチには、経営者のビジョンを共に実現しようとする覚悟と確固たる信念が求められます。経営者の課題を深く理解し、的確な支援ができる存在であることが重要です。質問や傾聴は、コーチングを行うためのスキルの一つでしかありません。

まとめ

あなたに合ったコーチと出会うことができれば、経営者としての新たな可能性が開かれる可能性が高まります。実際、私自身も大きく変わる体験をしました。一方で、コーチ選びを誤ると、冒頭の事例のように、企業全体に深刻な影響を及ぼすリスクもあります。上記のポイントを参考に、信頼できるコーチを慎重に選んでほしいと思います。

以前noteで紹介した、このコーチング関連書をぜひ読んでみてください。どんなコーチが経営者やリーダーに必要なのか、より深く理解することができます!

実際にコーチングを導入し、大きく事業が成長した会社についても過去のnoteで書いています。


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