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僕が起業した理由とできた理由

本当にやめちゃうの?

生活するお金はあるの?

お客さんはもういるの?

起業なんて、まだ早いんじゃない?

社会経験が浅いけど、大丈夫?

夢を追うのはいいけど、失敗したらどうするの?


社会人2年目、先月退職したばかりのパイラスアカデミー小林です。

幼少期より野球をやっており、大学はアメリカで、卒業後はドミニカで野球をやってきた生粋の野球バカです(笑)

ただずっと野球の世界にいたので、一度野球から離れて社会の仕組みを知り、また野球界に戻ってこようと思い、新卒で投資銀行に入りました。

その投資銀行も野球好きが高じて、すぐに辞めてしまったわけですが、将来振り返ることができるよう、ここに起業したきっかけや日々の活動を書き留めておくことにしました。

冒頭の言葉は、投資銀行を辞める際にいただいた言葉です。

「自分でやってやる」と意気込んでいたはいたものの、いろいろな人に会うたびに心配されたので、正直「本当に大丈夫かな・・・」と不安に思ってばかりでした(笑)

ただ、こういう風に僕のことを想って言ってくれた周りには、感謝しています。そして、ごもっともだなとも思っています。

僕がいいと思っていることが世の中に受け入れられるかはわからないですし、机上の空論で終わってしまうことも十分にあり得るので。

それでも、起業する決意をしたのは、純粋に野球を通して「幸せ」な人を一人でも増やしたいと思ったから。そして、本当に起業ができたのは経済的に余裕があったからです。

あくまで僕の価値観ですが、「幸せ」は心が満たされている状態だと思っていて、もっと噛み砕くと、自分が興味・関心のある「好き」なことに対して、とことん時間とパワーを注げている状態です。

たとえどんなに辛くても、好きなことだと頑張れる。そんな経験をしたことがある人も少なくないと思います。

辛いとか、大変って、できれば避けたいことですけど、そういう瞬間があるからこそ、嬉しいだったり、楽しいを感じることができて、また頑張れる。

僕はこういう瞬間に、心が満たされるのかなと思っています。

社会人になってからのエピソードをここに書くと、周囲から仕事の内容や会社での人間関係など、いろいろなことに対する不満を聞くことが多くなりました。

働くって、大切なことですね。

働かないとお金がもらえない、お金がもらえないと生活ができない。

でも、生活するために無理したり、我慢したりして、お金を稼ぐ。これで本当に心は満たされるのかな、と思うようになりました。

僕は、無理したり、我慢したりせず、好きなことを好きとはっきりと言えること、そして好きにとことんパワーを注げる人を増やしたい。

そうしたら、心が満たされて、どんな状況でも自分の人生を全力で楽しめると思っているからです。

一方で、以前の僕は「事業が上手くいかなくなったら?」を考えると、起業=かなりリスキーと思っていました。事業が上手くいかない、お金が稼げない、生活が苦しくなる、と負のスパイラルに陥る、と。だから、起業するまでに少し時間がかかったのも事実です。

でも、これって見方を変えたら起業した後も不自由なく生活できるお金さえあれば、起業って何のリスクもないことに気付きました。

だから、僕はいま”できること”と”やりたいこと”の二軸で働いています。起業して好きなことをしつつも、自分ができることでまずは生活に困らないお金を稼げば、ずっと好きなことを続けていけると思ったからです。

もちろん、起業して最初からうまくいく方や最初から好きなことだけで生活できている方もいると思います。そういう方をすごいと思う一方で、誰にでもできることではなく、少数の方に限ったことなのかな、と。

僕はおそらくその少数には入ってないと思ったので、とにかく”できること”と”やりたいこと”の二軸で自分の夢を追いかけています。

そして、幸せな人を僕の周りから少しずつ増やしていって「あの時、起業して良かった」といつか振り返った時に思えたらいいなと思っています。


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