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映画『市子』考察ネタバレ,ラスト相関図で解説,冬子や北の謎,歌の意味,エンドロールの会話

杉咲花さん主演の映画『市子』を鑑賞。恋人からプロポーズされた市子(杉咲花)が突然の失踪。背後にはある殺人事件が? 市子の謎に迫るサスペンス×ヒューマンドラマ!
社会における人間の存在について深掘りした良作だった。

※以下、完全ネタバレなので注意

ラスト結末のネタバレ相関図・エンドロール

映画『市子』相関図

市子は母親が元夫との都合により出生届を出せず、無国籍になった。
妹の月子が難病で寝たきりだったため、市子は月子になりすまして小学校から高校まで過ごす。そして、市子は月子の介護に疲れて殺害
(母親が妹を殺害した市子にありがとうと言ったシーンが怖すぎた。)

恋人の長谷川は市子にまつわる衝撃の事実を知った。
市子は自分を好きだった北秀和と自殺志願者の冬子に死ぬように命じた。
その後、鼻歌「虹」を歌いながら海の近くを歩く市子…。

エンドロールの最後には、市子の10歳の誕生日のときの楽しそうな会話がある。写真を撮ったときだろう
義父・小泉が市子に「何歳になった」と聞き、母・なつみが「7歳」と嘘を答え、市子が「10歳!」と正直に答える。小泉「ケーキ楽しみやなあ」。なつみ「なんのケーキでしょう?」という幸せだった頃の会話。

なぜ市子が無国籍になったか法律の説明、あらすじ時系列・ラスト結末までのストーリー詳細はこちら

考察:鼻歌の真の意味

ラストでなぜ市子が歌っていたのか、冬子や北を殺した理由は何だったのか? 無国籍という視点から紐解くと納得のいく解釈ができる。
次のページで、ラストシーンの意味、花火や雨について考察を深めていく↓


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