『シビル・ウォー アメリカ最後の日』ネタバレ感想:戦場カメラマンの危険な視点,ラストシーンの意味
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』ネタバレ感想
あらすじ→キルスティン・ダンスト演じる戦場カメラマンのリーが、彼女に憧れる23歳のカメラマン・ジェシー(ケイリー・スピーニー)を連れて内戦中のアメリカを縦断する危険な旅をする物語。
アメリカの内戦を描く作品なので主人公は軍人か政治家?と思いきや、戦場カメラマンだという設定が渋い。銃撃戦は映画館のイスから飛び上がりそうなほどの迫力。
独立軍側にも政府軍側にもどちらにも属さず、人助けなど考えずに死体に向かってシャッタを切り続ける戦場カメラマンの冷徹な姿を見せ、そのカメラで戦争が終わらない理由を切り取るコンセプトが素晴らしいと感じた。
ラスト考察:ジェシーの行く末は?
終盤では目の前で誰が死んでも動じないリーが師匠であるサミーの死により戦場での恐怖に足がすくむなか、最初は怖がっていたジェシーがのめり込んで興奮気味に戦闘シーンや死体を写す狂気が恐ろしい。
最後はまさかのリーがジェシーを〇〇する結末。ラストシーンの解説や、ジャーナリズムの風刺、自分の過去を救おうとしたリーについての考察は次のページへ↓↓
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