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本当の好きを探す。

自分の好きな事って分かる?

好きな事が無いとか、やりたい事が分からないとか、今までは僕には関係ない事だと思っていた。

最近、自分の内側に矢印を向けてみているのだけれど、今は”実は好きって無いのかもしれない”ってところにいる。つまり絶賛迷子中。

やりたい事はある。これは好奇心。好奇心は昔から強い方だから、とりあえずなんでもやりたがる。それはウクレレを弾いてみたいって小さな事から、海外へ住みたいっていう大きな事まで。

でも、その好奇心の先にあるものが”好き”とは限らない。

”やってみたい”と”好き”は明確に違う。文字にしてみたら、そりゃそうだろ!と言われそうだけれど、結構混同している人多いんじゃないかな?

僕は少しだけ混同している部分があった。いろいろな事に興味を持っていて、「興味を持っている=好き」みたいな方程式が出来上がっていた部分がある事に気が付いた。

興味があってやってみたら、好きだなと思える事もあった。じゃあ今度はそれを人に見せたくなって、SNSや身近な人に公開してみる。すると、評価が付いてくる。それはちゃんと好きで熱が入っているから良いのか、初めての割にはやるじゃんなのか、否定された経験が今まで無い。周りに感謝です。笑

すると今度は目的が「評価されること」になっていく。

それが続くとどうなるかと言うと、「評価されないとやらなくなる」のである。つまり、”それ自体が好き”から”他人から評価される事が好き”に変わってしまうのだ。

そうすると本来の面白さなんかが見えなくなってきてしまって、結局やらなくなってしまう。そうなると本当に好きなものってなんなんだろうか。って疑問に行き着く。←イマココ

以前「多趣味の僕が、趣味の棚卸しをしてみた」というnoteを書いた。ここに書いてある事は嘘じゃない。実際に今の生活の中でよくやっている事で、僅かながらも”僕の写真が好きだ”と言ってくれている人もいる。

しかし写真はここに罠があった。

写真を続けられたきっかけは、実は明確にある。僕がFacebookにアップした写真を高校時代の友人が見て、「こーたの写真見たらカメラ始めたくなったから、カメラ買ったんだよ!」って連絡くれた事。

これはカメラを初めて半年くらい経った頃だったと思う。デザインの世界では勝てないと思って、自分には何も無いと思っていた時に、初めて誰かに認められたような気がして嬉しかった。

その時の嬉しさがまだ心の中に強く残っていて、カメラを続けられているのは、それが一番大きい。

つまりこの時点で”人から評価される事、しかも好評価される事が好き”になっていたのではないかと思う。

じゃあもし、Instagramのイイねがゼロになったら?
それでも僕はカメラを続けるのだろうか?(たぶん続ける気はしてる。)

誰からの評価がなくても、「え?別にいらなくない?好きでやってんだし、自分が楽しければいいじゃん。」って胸を張って言えるのだろうか。

これに関しては、カメラをやり続けてみないと分からない。
というか、なんでもある程度やってみないと分からないと思う。


僕は本当の好きが欲しい。

今のライスワークがマッサージだとしたら、ライクワークは写真で、じゃあライフワークは?と聞かれると「・・・」なのだ。

そのライフワークは、誰に評価されずとも、評価などなくとも、お金など稼げなくとも、気が付いたらついやっている事なんじゃなかろうか。

きっと今大きな転換期にきているような気がする。

今の自分の内側にしっかりと矢印を向けてみて、取捨選択をひとつひとつしていきたい。

”満たされない何か”がずっと心のどこかに引っかかっていて、それがどうしたら満たされるのかも分かっているようでいて、多分その事柄が起きた時にはまた、満たされないと思うのだろう。という事も分かっている。

かと言って机の前で頭を抱えていてもしょうがない。

行動しない限りは見つかるものも見つからないし、好きなんじゃないかな?って今の自分が思ってやっている事も続けてみながら、持ち前の好奇心を活かして新しい事もやってみる。

”手当たり次第”という言葉は、時に悪い意味で捉えられる事があるけれど、今の僕はまさに手当たり次第に鉄砲を撃ってみないと、ヒットするものもヒットしない状態なのだ。

どんなときもどんなときも
迷い探し続ける日々が
答えになること僕は知ってるから
ー どんなときも。 槇原敬之

迷い探し続けてみようと思う。

やってダメなら、やり直せばいい。
アラサーだからとビビる必要は無いし、満たされない今の自分が嫌ならば、満たしてやればいい。シンプルに、好きを探してみようと思う。

キミの”好き”はなんですか?

芸人として活躍していたヒロシ。今では自分の”好き”が形になり、一人キャンプYotuberとして花を咲かせた。いろいろと考えさせられるヒントがつまった1冊です。

こーた

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