No.116【アドラー心理学】幸せを呼ぶコミュニケーションを考える
こんにちは。
オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。
今日は集中してパソコン作業をするためにファミレスに行ってたのですが、昼間からワインを数杯飲んじゃいました。
ヨーロッパなど海外では昼間から飲酒をするのは当たり前なのかもしれませんが、日本では非常識だと思いますので、なんとも言えない背徳感がたまりません(笑)
パソコン作業は楽しいものではありませんでしたが、おかげで気分は上々でした。
※もちろん飲酒運転はしていませんし、人と絡んだり責任の大きな仕事はない状態です。
さて、僕はアドラー心理学を学んでいるので、今日もそこで得られた気付きをお伝えします
アドラー心理学では「勇気」が重要だとしていますね。
勇気とは、精神的健康で建設的に生きるために必要で、自分という内側からと人という外側から得られます。
得られることもあれば、逆に挫かれることもあります。
その勇気を得られたり挫かれたりする中心は会話ですね。
会話はコミュニケーション行動と言い換えることができ、その行動は挨拶とか暑いやコップに水が入っているなどというように「相手に対する要求を求めないで、ただそこで起きている現象を言葉に置き換える行動」。
あれをしてください、それは止めてくださいなどというように「相手に自分の要求を伝えたり、相手の要求を断ったりと相手に影響を与える行動」の2種類に大きく分けて考えられます。
多くの人が上手くできないのは後者の行動ですね。
ちなみに僕はコミュニケーションについて伝えるからと言って得意なわけではありません。
スポーツだってコーチが必ずしも名選手だというわけではありませんからね…。
いつもいつも毎回毎回、自分と相手の要求が合っていればいいのですが、そんなことはまず有り得ませんね。
自分の要求を相手は断り、相手の要求を自分が断ります。
自分も相手もお互いに自己主張をして、ズレるからこそ上手くいかない場合があるんですよね。
それでズレが生まれた時に自分がどのような態度をするかがポイントであって、大きく分けて4つあります。
まず1つ目は「主張的な自己主張」です。
これが一番、健全で建設的な態度です。
これはどういうことかと言うと、自分の要求をはっきりと伝えると同時に相手の感情を傷つけないようにします。
自分も相手も勇気が得られる、自分と相手の両方の勇気を挫かない態度です。
そのためには、命令口調や拒絶、否定、侮辱、上下関係、優劣関係などの直接的な言葉を使わないのはもちろんのこと、そのようなニュアンスを含む言葉も使わないことですね。
2つ目は「非主張的な自己主張」です。
これは相手が傷つく、もしくは自分が相手に傷つけられるのを恐れて、自分の要求を口に出さないでいる態度です。
言いたいことはあるし、してほしいことはあるけど、それを言うと相手が傷つくのではないか、相手の反応として自分が傷つけられるのではないかと恐れて、何も要求をしないでトラブルを避けようとする、主張しない自己主張です。
これは、その場は取り繕うことはできても、自分の想い考え、意志は反映されないので中長期的にみると、自分の勇気を自分で挫いてしまいます。
3つ目は「攻撃的な自己主張」です。
これは自分の要求をはっきり伝えますが、それと同時に相手を傷つける態度です。
強い口調や命令口調、怒りの感情などで相手を怯ませるなどして、自分の要求を伝える態度です。
この態度は相手の勇気を挫きますし、トラブルの元になりやすいので本当に避けたいですね。
最後の4つ目は「復讐的な自己主張」です。
これは自分の要求は伝えず、相手を傷つける態度です。
相手が攻撃的な自己主張をした時に、自分の自己主張は下げておきながら、相手を傷つける態度です。
復讐的な自己主張は、コミュニケーションの一番最後に起こる態度で「そんなことを言うならもういい。ただ後で覚えておけよ」というようなものです。
これは相手も自分も両方の勇気を挫く態度です。
というようにコミュニケーションでズレが生まれた時の態度には4つあることを紹介しました。
最初にお伝えしたように、相手も自分も勇気を挫くことも挫かれることもない態度は、一つ目の「主張的な自己主張」しかありません。
自分のコミュニケーションの態度がこの4つの分類のうちどれが多いのかを観察して「主張的な自己主張」をできれば全部にするのが理想ですが、それは難しいと思いますので可能な限り多くしていきたいですよね。
また相手がどの態度が多いのか観察してみるのもいいかもしれませんね。
とはいえ、相手を観察をしても相手を変えることは考えず、まずは自分を変えるように意識していくといいですよね。
僕は「主張的な自己主張」をするように意識しながら、多くの時間を「主張的な自己主張」を意識されている人と過ごしていきたいと思います。
精神的健康で建設的に生きるために、勇気を挫くことも挫かれないようにしていきたいですからね。
ということで今日は以上です。
これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。
同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆
また明日(^O^)/
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