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応援されるチームであれ
とある学生さんが駅の階段でうずくまっていたそうです。通りすがりの方が、大丈夫ですか?と声をかけたそうです。すると、その学生は、あっ大丈夫ですと全然平気そうな様子。よく見ると、その学生さんはゴミを拾っていたそうです。
その学生は、高校生で運動部に所属していたようです。そして、登校中や下校中のゴミを拾い集めては捨てていたということでした。
その声をかけた方も実は、その高校生の近隣の高校の先生で、それ以来そのチームのことをずっと応援しているということのようです。
運を拾うようにゴミを拾え。
目の前のゴミに気づけないヤツがコート上のチャンスに気付けるはずかない。
そう言いながら、チームとして取り組んでいるようです。ゴミをたくさん集めた時ほど、強いようです。
技術だけでなく、心や人間性を重要視するという話はどの種目やどの場面でも大切にされていることなんだなと改めて思いました。
誰からも応援される人、応援されるチームでありなさい。
そういうことなんですね。この逆はやってはならないことなんだと思います。
とあるチームでは、応援したい人投票というのがあるようです。
これは、選手が選手の投票をするもののようで、人気者投票に近いのかもしれません。ただ、人気者投票と違うのは、票を入れるのは応援したい人なので、それぞれ見るところが変わることでしょう。
どんな言葉がけをしているのか、準備や片付けをどう取り組むのか、先輩や後輩とどう向き合うのか。ある意味では、先生やコーチよりももっと見えるところがあるんだと思います。
狙うのは、信頼の可視化です。
応援される人は、やはり信頼のおける責任感を持って取り組んでいる人になります。だから、キャプテンとかに集まる傾向にあるようです。
ですが、どのチームにもその信頼を集められない人がいます。気付いてないんです。その気づきへの一つの物差しとなったらするのがこの方法になります。
先輩からは票を集められるけども、同級生からは集められない、または先輩からの票が集められなかったり、さまざまな結果が出るようです。
結果が出ることが少々残酷かつリアルなものを突きつけるような気がしますが、それを受け入れてこそ、改善してこそ、信頼の集められる人になるということなんだと思います。
そして、そんな人の集まりが真に応援されるチームになることでしょう。
応援されないような振る舞いはしてはならないことだとおもいます。
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