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脳はマルチタスクが苦手

いつもは立て込んでいないのだけれども、急に忙しくなることがあります。
また、仕事上で自分一人で完結するものであれば良いのですが、そうでないものも多く、誰かの何かを待たないと進められないタスクも多くあります。

そんなこんなで、あっちいったりこっちいったりしていると、結果的に効率悪くなかなか進まないことってよくありませんか?

脳はマルチタスクが苦手なようです。
何かに集中することが得意かと言われればその限りではないような気がしますが、いろんなことに注意を払うことは苦手なようです。

でも、マルチタスクを求めてませんか?スマホいじりながらテレビ見たり、仕事の合間に別の思い出したことをしてみたり…これって人間の特徴のようです。

そもそも人類の進化を考えるに、脳の特性に関わらず、何かに集中しないように生きてきたわけですね。何かに集中した結果、天敵に襲われてしまっては元も子もないからです。そう言われれば、あらゆる動物の集中力の無さというのは頷けるものがありませんか?

ついついいろんなものに手を伸ばしてしまうのは、そんな人類の進化に基づくプログラミングの影響があるのかもしれません。

スマホというのが格好の餌食です。
この時代、隙あらばスマホをいじっています。
1日のスマホ利用時間の平均は2時間程度のようですが、2時間から3時間、3時間から4時間利用している人の割合最もが多いようです。

そして、それは何かの合間にこまめに入り込んできています。そして、そのたびに取り組んでいるタスクの集中力は削られています。

そもそもスマホはマルチタスクが得意なツールです。ですが、そのことにより、それを扱う人間のパフォーマンスが下がっていると言われています。
そのときのパフォーマンスが下がるだけであればまだしも、睡眠の質は下がり、精神的な疾患を引き起こしやすくなり、学力は高まらず、スマホに期待していることとは裏腹な事態に陥っています。

キャンディと一緒で、あれば食べてしまって糖尿病になると言います。つまり、スマホがあるだけで、注意力が散漫になると言われています。いじっていなくともということです。

何かに集中して取り組むことが人間にとっては大切で、そのためにはスマホを近くに置かないことが必要であるとのことでした。

そういうわたし自身、1日平均が4時間程度の週平均利用時間でした。通勤移動中に何か聴きながらということもありそんな時間です。

便利なスマホの使い方を真剣に考えなければならないかもしれませんね。

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