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【読書の音】古代のお金の知恵は現代にも通用する

【読書の音】とは本を読んで自分が思ったことを読書ノートとしてまとるこ事と、読んだ時の心の音を感じるという事を掛け合わせた言葉です。
本の感想をもとにどんな人に役に立つ本なのか、どんな人におすすめなのかも記載しています。


バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか(著 ジョージ・S・クレイソン)

【この本を一言で表すと】
お金に関する基本原則を教えてくれる本

【こんな方におすすめ】
貯金ができず知らず知らずのうちにお金を使ってしまっている人

【この本を読んで】
・基本原則を守りさえすれば資産は少しずつでも増えることを再認識できた
・「とにかく頑張れば貯まる」が「こうすれば貯まる」という思考に変わった

生きるためにはお金は必要不可欠なものですよね。社会人になってまだ数年しか経っていませんが生活のいろんな部分にお金がかかります。
しかし、将来のためにできるだけ資産は作っておきたい。そんなことを考えていた時に出会ったのがこの本。
何年も前から読み継がれてきたいわゆる名著と言われるお金の本です。
当時の知識や知恵が今の時代に通じるところなんてあるのか、とは思いつつ読み始めます。

物語として話が進んでいくので一般的なビジネス本よりも楽しみながら読み進めることができました。

とりあえず貯金を始めてみる。貯金は大事、誰もが知っていることです。ただ、意識をしていないと気づかないうちに使い切ってしまいます。
そのために収入から一定の割合を貯金するとあらかじめ決めておくと楽だなとこの本を読んで思いました。いわゆる先取り貯金です。
クレジットカードを使っていると支払いが次月になるので、収入がある程度一定であればカードの支払い金額が〜円までになるようにしようと考えます。そして、口座引き落とし後、口座にあるお金を全額、貯金用口座に流してしまいます。実際には後取り貯金です。(笑)でも、仕組みは同じです。
大事なことは収入の何割で生活をまかない、何割を貯金に充てるのかを決めることです。

支出を把握して消費と浪費の区別をつける。
家計簿をつけて1週間ごとに支出をスプレッドシートに記載します。
家計簿を始めると自分に必要な支出なのか、贅沢な支出なのかがはっきりわかります。買う時は必要だと思っていても家計簿に書く時には「別にいらなかったな」と思うことがあります。そのことに気づいてからは、今の欲求にそのまま従わず、消費か浪費か一瞬考えてから買い物ができるようになりました。
家計簿をつけると消費と浪費の区別がついていなくて浪費の部分が膨れ上がっていることに気がつくと思います。
大事なことは必要経費と欲求を区別することです。

目標達成のために、学ぶ。ここで言う目標とはざっくりしたものではなく具体的なものです。例えば、「富豪になりたい」ではなく「〜円の資産を築きたい」のようなイメージです。具体的な目標にすることで進捗具合が把握できたり実践と結果がしっかり目に見えるのでワクワクしながら取り組むことができます。
私は、貯金額や支出額をスプレッドシート上で表やグラフにすることで見える化しています。デジタル家計簿派の方にはおすすめです。
また、目標達成のため読書したり、学びとして既に資産を築いている方のYouTubeを見ています。
知識が増えることで楽しみ方が変わったり、楽な方法に変わったりとメリットはたくさんあります。


この本を読んで、今も昔も原理原則は変わらないということがわかりました。やはり収支を把握して貯金を始めてみることがスタートなのだと思います。始めてから自分なりにやりやすい方法に変えていくと良いです。実際、私も今は続くようになりましたが2、3回挫折した経験があります。
また、きちんとしすぎず気楽にやるのもコツです。楽な方が続きやすいですよね。

何事も気楽にやっていきましょう。






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