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車両の寄贈のお願い

ライオンズクラブで講演をした後に、車両を寄贈してもらえる機会がありました。その時に使用した書類をシェアします。

車両は買うと地味に高い。乗るだけならば、もらうのが良いと体感した経験でした。

車両の寄贈のお願い

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を受け賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度は、弊団体医療振興会の活動に関してご関心頂き誠にありがとうございます。お陰様で、私たち巡回診療を用いて、診療所の無い地域へ医療提供できるように活動を続けさせて頂いて現在に至っております。活動を開始してから診療所の外来活動だけではなく、寝たきり状況になっている患者様のお宅へ往診をさせて頂く機会が増えてくる中、町の中に訪問看護ステーション等が無いことも分かり、診療所内で訪問看護部門を立ち上げるなど活動を深化させて参りました。活動を進めていくと共に、最近移動手段である車両不足から、巡回先のフィールドワーク及び訪問看護などの活動が制限される状況になっております。今後とも、活動を持続、さらに高いレベルでの成果を実現して社会の期待・要請にお応えいたしてまいる所存であります。何卒、当団体の活動意義に対しましてご理解いただき、車両寄贈のお力添えを賜りますよう、心からお願い申し上げます。

敬具
 

◆団体概要


名称:一般社団法人 医療振興会
設立:2012年11月
理事:坪田康佑
経緯:
日本の高齢者問題を解決することを目的とし、現在地域開業医・住民の高齢化問題から顕在化していきそうな無医地区や準無医地区の住民、通院困難者などの医療難民へ、医療を提供する新しい医療の仕組み化、普及を行うことを目的とする。活動を通し、2012年10月1日、厚生労働省医政局通知によって、民間団体でも巡回診療の実施ができるようになったことから11月に法人化。

受賞

慶應ビジネスプランコンテスト受賞
NEC社会起業塾2013年度メンバー
財団法人救急振興財団助成団体
ETIC社会起業イニシアティブ2013年度メンバー、

概要・のべ患者数

家から出ることができない寝たきり患者の往診が増えてきたこと、及び町内に訪問看護ステーションがないことから2014年訪問看護ステーション設立準備中。
2014年3月まで のべ患者数  約800名
          在宅医療患者    5名(看取り1名)

活動拠点


約5000名の人口がある田野地区が、2011年3月より開業医師の高齢引退により、日本最大級の無医地区(半径4km以内に50人以上の人口があり、医師がいない地区)化したこと、また、栃木県・茨城県の県境に位置し、関東の他の無医地区へのアクセスが容易なことから、活動拠点場所とする。


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