見出し画像

第7回 高音域の練習方法①

こんにちは!今回はクラリネットの"高音域"について話していきたいと思います。
高い音がキレイに出ず、つまずく事は本当に良くありますよね。
私自身もなかなか難しいです…リードの調子にもよりますし、色々な原因が重なっているものです。
でもそれは逆にいうと、しっかりとした奏法を身につけて正しいセッティングで挑めば安定して美しい音色で演奏できるということも言えますよね!
今回は様々な視点から"高音域"について考えていきたいと思います。

対面レッスン、オンラインレッスンを随時募集中です!
下記、公式webサイトよりいつでもご連絡お待ちしています!
https://kosukehara.com

そもそも"高音域"って?

クラリネットの魅力の一つに音域の広さがあります。
その音域が広い理由は、クラリネットが閉管構造であること、レジスターキーの発明による事、など色々あるのですが今回はそこは省かせてもらって、
まずは、クラリネットの音域にはそれぞれ名前があるのをご存じでしょうか。
最近中高生のレッスンでこの質問をすると案外知らないことも多いので、お伝えさせて頂きます!

クラリネット音域名称

このように各音域にかっこいい名前がついています!
これは、覚えていて損はないのでこの機会に覚えてしまいましょう!
そして、各音域に名前がついていることは珍しいことで、
それぞれの音域に応じて、実は音色も大幅に変化する楽器と言われておりました。ただ最近では楽器メーカーの企業努力により、概ね平均的な鳴り方にはなっていると思います。それに加えて、奏法を各音域に合わせて整える事でより安定的な音色、ピッチ、音程感で演奏できるようになると思います。

ここから先は

3,025字 / 1画像 / 3ファイル

¥ 500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?