昔やっておけば良かった髪型を社会人になってやってみた。

学生のうちにもっといろんな髪型にしておけば良かった。そう感じてる方も多いのではないでしょうか。

社会人になり髪色の制限が増え、無難なものばかりになってしまい、攻めたヘアスタイルになかなかしにくくなります。

いつかはもっと違う髪型にしてみたい。そう思ってもタイミングがなかなかないですよね。

リモートが普及してきた現在は、それを叶えようとする方が多くなってきました。誰にも迷惑をかけず家にずっといるのであれば、髪型の自由度も高まります。

今回のお客さまもこれを機にやってしまおうと思ったそうです。

毛量が多く膨らみやすいため、まとまりやすいヘアスタイルを続けてきました。

手入れは楽だし扱いやすい。問題はないけれど変わらない自分に飽きてしまったそうです。

そこで見せてくれた写真はパーマもカラーもしてオシャレ度の高かった。とにかく変わりたい。そんな思いから、やるからにはとびきり変えようという話になりました。

今までの欲求と現状のもやもやを吹き飛ばしてしまおう！そんなこころいきで。

えりあしの長いショートヘアにして全体に軽さを出し、ブリーチをつかい部分的に明るく、さらにうねるパーマをかけて柔らかい雰囲気に仕上げました。

自分史上最高です！と元気よく言ってくれた表情は、
とても明るくすがすがしいものでした。

毎日を楽しく過ごすために、気にいる髪型は必須です。

自分を見るには鏡や写真を見るしかなく、まず目がいくのはヘアスタイルではないでしょうか。

これが気にいるかどうかで、自分の気分は大きく変わります。仕事もプライベートも充実させるには、まず好きなものにするのが第一ではないかなと思います。

コロナを機に10年時代がすすんだと言われています。

ヘアスタイルも同じく進んでいいのではと。

本当に髪を明るくしたら周りに迷惑をかけてしまうのか。

白髪染めは許されるけど普通のカラーはなぜしてはいけないのか。

新卒は暗くしなくてはいけなくて、なぜ二年目になるとしていいのか。

もちろん会社さんによって事情はあるし理解はしています。でも美容師としてはもっと自由になってもいいのではと感じます。

世代により価値観は多様だが、気にいる髪型にしたときのよろこびや楽しさは共通なんじゃないかな。

一人ひとり背景が違いますので、そんな思いを抱きながら丁寧にヘアスタイルを作っていこうと思います。

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