品川皓亮

品川皓亮。「子育て家庭の平和学』を発信するfaaam共同代表。長女は難病のレット症候群…

品川皓亮

品川皓亮。「子育て家庭の平和学』を発信するfaaam共同代表。長女は難病のレット症候群。 女性のライフキャリアを支援するLiBにて、ベンチャー企業の採用支援などに従事。 弁護士でもあり、『日本一やさしい法律の教科書』など著書3冊。 子育てやキャリアについて発信します!

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【自己紹介】「子育て家庭の平和学」に込めた思い

自己紹介記事をご覧いただき、ありがとうございます!長い自己紹介になりますので、お時間がない方は、 ①「子育て家庭の平和学」に込めた思い ②家族のこと だけお読みいただければ幸いです。③以降はお暇な時にお目通しください……^^; ①「子育て家庭の平和学」に込めた思い僕は「ビジネスを通してよりよい社会をつくる」ことを目指し、弁護士の世界からベンチャーの道へとキャリアチェンジをしました。 家庭では3人の子宝に恵まれましたが、1人目(長女)が難病ということもあり、子育てについて

    • 大分からフルリモートで働く僕が、「ご機嫌は礼儀」と考える理由

      LiBでエグゼクティブコンサルタント及びHR事業のサービス開発をしている品川と申します! もともとは大手法律事務所で弁護士をしていましたが、ビジネスの力で社会をよりよくしていく挑戦がしたいと思い、2016年にLiBに入社しました。 はじめに:LiBはフルリモートワークの会社です代表の松本がnoteに書いた様々なハードシングスを経て、LiBは先日、 「ワークシフト支援を行う会社」としてリブランディングの発表を行いました。 「ワークシフト」という言葉には様々な意味が含まれま

      • 子育て家庭の平和学が考える「チーム育児」とは

        子育て家庭の平和学の活動を始めるにあたり、僕らが考えていることを一言で表せるフレーズがないかなと思い色々と探してみました。 いま一番しっくり来ているのは、「チーム育児」という言葉です。 ※子育て家庭の平和学のコンセプトについては、こちらの記事をご覧いただけるとうれしいです。 今日はこのチーム育児について、faaamなりの解釈をお話したいと思います。 「ワンオペ育児」vs「チーム育児」? 僕がチーム育児という言葉に出会ったのは、この本の中でした。 この本では、タイトルに

        • 【怒らない子育て】泣きやまない我が子の対処法

          泣き叫ぶ我が子に対処する3つの「モード」うちは3歳の長男も1歳の次男も、かなり自己主張が強いタイプです。 少しでも自分の思い通りにいかないことがあると大声で泣き叫び、家事をしている親の足にしがみついて自己主張することもよくあります。 (足が重くて)家事が進まない・・・ という風になることもよくあります(笑) 普通、こんな「ギャン泣き」の時には親の方もイライラしてしまうこともあると思いますが、不思議とうちの夫婦は、適当に受け流しながらうまく切り抜けています。(なので、ギャ

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          「女性活躍推進」とかもうやめない?その価値観が闇を深くする

          僕は「女性のライフキャリアを豊かにする仕組みをつくる」をミッションにする会社で働いています。 なので日頃から色々と考えるわけですが、 「日本では男性が活躍しているが、女性が活躍していない。」 「だから女性はもっと活躍すべし。女性をもっと活用すべし。」 という話はおかしいなぁといつも思っています。 「女性活躍推進」とか「女性活用」という言葉は、そろそろ使うのをやめた方がいいと考えています。 女性は「活躍」していない?そもそも「女性活躍を推進しよう!」というメッセージは

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          家事育児のストレスをなくす「子守り生産性」の考え方

          そもそも「生産性」とは?今回は、「子守り生産性」という指標を頭に入れながら生活することで、夫婦2人ともに自分の時間をしっかり持つことができ、家事や育児のモヤモヤが劇的に少なくなるというお話です。 子守り生産性とは、保護者が子どもの子守りをどれだけ生産的に行っているかを表す指数です。 ビジネスでも生産性を重視するアメリカのNAEYC(全米乳幼児教育協会)では、子育て家庭が幸せに生活を送るための最も重要指標として推奨していることでも有名です ・・・・というのは嘘で、僕が勝手

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          【妄想】もし森会長が「女性差別とは」をググって会見を開くなら

          先日書いたこの記事の中で、森氏の「ズレ」について指摘しました。 ただ、記事でも述べたとおり、今回の件は決して森氏個人の問題ではなく、社会全体の問題として捉えないといけないだろうな…と思っています。 日本社会が変わるため、例えば森氏本人によって、以下のような会見が開かれたらどうだろうと妄想してみました。 こういう変化が起きるような社会になっていくとよいのではないかと思います。 以下、森氏による会見の全文です! (100%妄想の文章です。小説的にお読みください。) 冒頭の挨

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          森会長 ”女性蔑視発言” の刃は「あなた」に向けられている

          東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長がJOCの臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」と発言したと報じられ、波紋を呼んでいます。 個人的には、今回の騒動は、一般的にいわゆる「政治家の失言や不祥事」と呼ばれる事案とは別の問題を孕んでいるように思います。 そして、だからこそ私達にとても重いテーマを投げかけているように感じるのです。 それが一体何なのか、少し考えてみました。 (1)「女性が…」発言の3つの衝撃森氏の一連の発

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          御御御付けを作るように「家族のかたち」を作る

          "前前前世"みたいなタイトルになってしまいましたが(笑) 「御御御付け」と書いて「おみおつけ」と読む、つまりは「お味噌汁」のことですね。 赤の他人が共同生活を始めるのは大変夫婦がどんなにお互いのことを大切に思っていても、究極的には「出会うまでまったく赤の他人だった2人が共同生活を始める」ということに変わりはありません。 赤の他人だった2人が新しい家族を作るとき、そこに新しい「家族のかたち」も生まれます。 ここでいう「家族のかたち」は、家庭の中での決まり事や約束事、家事を

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          【簡単】パートナーの家事分担をナチュラルに増やす方法

          先日、家事や育児の分担の方法についての記事を書きました。 でも実際には、今でもただでさえ忙しいので、家事育児はパートナーにできるだけ多くやってもらいたいですよね😅 そこで今回は、相手に気持ちよく、ナチュラルに家事育児の時間を増やしてもらう方法についてです(笑) 相手にやってもらうには「2K+2H」その方法とは、 コミュニケーションという「減らない資源」を使い倒す! というもの。 ※おそらくこの方法は、女性(お母さん)が男性(お父さん)に向けてやる方が効果が高い場合が多

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          【こんなに違う】「家族のための時間」の妻と夫の捉え方

          同じモノを見ていても、"どう見えているか"は人によって全く違うもの。 家族(夫婦)であっても、それは当てはまります。 今日は、 ・お父さんの1日の時間の使い方 ・お母さんの1日の時間の使い方 それぞれの見え方について、夫婦の間に生じやすいギャップの典型例(あるある)をご紹介したいと思います。 ここでは、生後10ヶ月くらいの子どもが1人いるようなご家庭を例にしてみます。 ※この記事は、「見方は人によって違う」ということをわかりやすく示すために、典型例(あるある)を強調し

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          【家事分担】好き/嫌いで分ける1番シンプルな方法

          今日は、「好き/嫌い」という直感で家事や育児をシンプルに分担してみるのはいかがですかという話です。 家の中の仕事を夫婦それぞれの好き嫌いで分けてみると、意外な発見があります。 家事を「4つのエリア」に分類する方法はとっても簡単。 こんな図を用意してみましょう。 縦軸と横軸を、妻と夫の「その家事が好きか嫌いか」で分けています。 ここでいう「嫌い」は、「やるとストレス」とか「できればやりたくない」といった気持ち的な面の他に、スキル的に苦手・下手というのも含みます。 「好

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          【曲名あり】イヤイヤ期、手こずる朝のお支度を『運動会ソング』で解決

          朝のお支度は時間との戦い保育園・幼稚園に通う子を持つ親にとって、朝のお支度は時間との戦いじゃないですか?^^; 特に2~4歳くらいのイヤイヤ期。 布団から出てきて、ご飯を食べて、お着替えをして、登園に必要な準備物を揃えて、歯を磨いて、家を出る…という一連の流れですが、これがなかなかスムーズにいきません。 そもそも子どもの機嫌が悪かったり、他の遊びに夢中になっていたり、ダラダラしていて前に進まなかったり…。 とはいえ「○時○分までには出発したい」というのも親の都合なので、あ

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