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Kosuke、始まります

Experience Transporters、株式会社イーティー、加藤康祐企画設計、これまでに色々な事業名で仕事をして来たが、この4月1日から屋号を変えることとした。6年ほど使用して来た加藤康祐企画設計は、仕事の中身に割と素直というか、自分の名前で仕事するということと、プランニングとデザインを企画設計と表現したのは良かったと思うのだけれど、ちょっと建築の仕事と勘違いされちゃったりで、変えることとした。

新しい屋号はシンプルにそのものズバリ「Kosuke」「コースケ」だ。自分の名前そのままなのだが、「Show that you are healthy next to you.」というタグラインをつけた。これが味噌で、「康祐」というのは父方の祖母がつけてくれた名前だが、「隣人に自分の健康を示す」という意味があり、つまり「Show that you are healthy next to you.」ということになる。

この「Show that you are healthy next to you.」、デザインの仕事そのものかなあと思うんだよな。いや、デザインには色々な定義があるし、色々なアプローチ、芸風、趣向があって良いと思うのだけれど、企業が、個人が、自分たちが事業体として「ヘルシー」であることを周囲に示すために必要なこと、それがデザインだ。これ、20年ほどフリーランスをやって来たが、割としっくり来る。かっこいいとか、おしゃれとか、かわいいとか、色々形容詞がある時に、健康的であることを一義とするというのは、なんかまともな感じがする。

僕も歳を取った。44歳だ。歳を取ったなりのデザインへの関わり方、携わり方があるな、という気がしていて、今回の屋号の変更は、そういう意味で、僕も大分「こなれて来た」かな、という気がしている。

ロゴは手書きをスキャンして、Illustratorでラインに抑揚をつけて整えた。僕のサインである。やっぱり、手書き最強、という気がしていて、ティザー的に既にこのロゴは使っているが、周囲の評判もなかなか良い。長く愛でていきたい。

何度も書いて来たと思うが、来年、45歳、フリーランス20周年である。20周年というとすごそうだが、仮に65歳まで仕事するとしても、まだ、折り返し地点だ。これからも良い仕事ができるよう。

Show that you are healthy next to you.

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