2014年2月11日・韓国二日目★手術当日その4 @ 韓国で自毛植毛してみた18
後半戦、施術を再開です。
時間は15時前になっていました。
今度は額に毛を植える作業ですので、仰向けになります。
目元は隠されますので見えません。
そしてまた麻酔の注射を打たれます。
またも無慈悲な麻酔ですが、後頭部より範囲が狭いので、時間も短いです。
後頭部よりも痛くはないかな。
これで今日の山は越えてホントに安心した。
その後は梨の刺す音とともに、穴を開けられ、少しずつ植毛されていきます。
これはかなり精密作業で、神経を使いますし、集中力が長く続くことが求められます。
イ・デヒ先生は連日連夜までこういう細かな作業をしています。
前日もしていましたし、今日は僕、明日も明後日も予定が詰まっています。
ゼチョンさんが言うには、イ・デヒ先生も「こんな毎日の精密作業が歳をとっても続けていけるかわからない。
あと10年くらいできるかどうか」と言っているようです。
作業中もため息を何回も聞きました。
客も痛くて苦しいですが、先生も一生懸命なんです。
努力が伝わって来ました。
穴を開けている時にまた麻酔が聞いていない個所がありました。
やっぱり植毛範囲の端っこのラインで痛みがありましたので、追加麻酔してもらいました。
特に下記写真の赤いラインの範囲が、何回も麻酔しても効かなくて、4回くらい打ってようやく効き始めました。
その後植毛範囲の穴あけ作業が終わった先生は僕から離れて部屋から出ました。
続きの毛の植える作業はアシスタントの女性二人で左右分担で進めます。
植えている作業は痛みは感じないこともあって、たまに寝てしまいました。
そして起きる度にビクッとしてしまうので、その時だけアシスタントの手が止まりました(笑)すいません(´・ω・`)
作業中はFMラジオが流れていて、K-POPや米国や英国の知っている曲が流れていました。日本の曲は一度も流れませんでした。
たまにCMだと思うのですが変な韓国語を連発するので笑いそうになりました。
仰向けと言えども、4時間くらい長時間じっとしているのはやっぱりつらいものがあります。
ラスト1時間は早く終わらないかなとずっと思ってました。
僕から見て右側の作業が、左側がすでに終わっているにもかかわらず時間がかかって終わるのが遅かったんですが、それはあとから理由が判明します。
ようやく施術が全て終わり、頭に包帯が巻かれました。手術が終わったのはもう19:00は過ぎていたと思います。
植毛範囲が少ないから早く終わると思っていましたが、結局施術時間は7時間くらいに及びました。
起き上がった時には植毛作業をしていた女性2人は部屋から出ていたみたいでした。
一人だけ女性スタッフがいて、「最後に抗生物質をお尻に注射します。お尻出して下さい。」というのでズボンをめくったら、「痛いですよ~と」いうので覚悟していたら、気づいた時には打ち終わってて、「え?こんなもん?痛くない・・・」と言った瞬間に痛みがじわじわ来て、歩くのも大変なくらい激痛に変化しました。
なので変な歩き方でトイレに行きました。
トイレに行く途中、イ・ゼチョンさんがロビーで待ってました。
その後手術着を脱いで、朝来た時の服に着替えて受付にいる女性に挨拶をしてクリニックを後にしました。
そのあとまたイさんのクルマで移動するのかと思いきや、今日は「タクシーで移動しましょう」というのでタクシーを停める。
日本のタクシーと違って自動で後部ドアは開きません。
「タクシーの方がこの時間は早いです。」とイさん。
この時間はまだ交通量が多いですからね。ホテルまで向かいました。
オスロホテル付近に着き、料金をイさんが払い、そこからホテルまで徒歩。
ホテルにイさんのヒュンダイ車が置いてあって、明日は昼の11:00に迎えに来る約束をして、イさんは自分のクルマに乗って帰りました。
僕もそのままホテルに入り、501の自分の部屋に着いたのでした。
※この記事は2014年当時のことを書かれたものです
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