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CASE-2:ヤフオクとPayPayフリマが共存出来てない件について

はいどーも、KOSSYです。

ちょっとですね、、ヤフーさんに言いたい事が1つありまして。。


ヤフオクよ、お前いつからそんな使いづらくなったん?


PayPayフリマ出始めた辺りから、我々オークション/フリマアプリユーザーとしてはここの棲み分けをどうするか気になっていた部分であったと思うのですが、

「棲み分け」を諦めたせいでめっっっさ使いづらい。
※フリマ出品の部分

という事でどういった部分が使いづらいと感じたのかつらつらと書かせて頂きます。


■ヤフオクとPayPayフリマは同時出品出来る


簡単に説明させて頂きますと「ヤフオク側からフリマ形式で出品すると自動的にPayPayフリマにも出品されますよー」といったサービス。

という事はPayPayフリマのアプリを開かずに、ヤフオク一つ使ってしまえばPayPayフリマにも自動的に販路が出来るので、その分購入率が上がるといった仕組み。

一見便利じゃん!とも思えるサービスなのですが、「おそらく急ピッチ」でサービスをはじめちゃったんでしょうね。

レギュレーションがちぐはぐです。これ

■同時出品はヤフオクからでしか出来ない


最大の問題がこれ。

同時出品する為には、ヤフオク側から出品しないといけないんですよ。

PayPayモールのアプリから出品してもヤフオク側には出品されないんです。

おそらくですが、ヤフオク側と手数料が違ったりするので、そういった部分で整合性を取るためにPayPayフリマ側ルートは閉じてるんじゃないのかなと思います。
※ヤフオク手数料→プレミアム会員なら8.8%


■ヤフオク側からの出品はヤフオクルールが適用されすぎ問題


ネットで個人売買といえば「ヤフオク」と言うくらい、一つのカルチャーを築き上げたヤフオクなわけですが、おそらくヤフオクを知らない人からすると「なんぞや?これ?」みたいなコンテンツやルールが多いんですよ。

一例を挙げると「商品のアピール」という機能

これは一定の金額(有料)を設定することで検索結果の上位に表示させたりするようなコンテンツ。
例えば「シャツ」で検索した人の検索結果の上位に「注目のオークション」として出すような機能ですね。
アマゾンでいう「スポンサープロダクト」でしょうか。

もう一つは掲載期間という概念。

メルカリやラクマは出品したら出品者が下げない限り半永久的に検索ページに表示される仕様ですが、
PayPayフリマは30日不稼働だと強制非表示になるんですよ。

ヤフオクに関しては、基がオークションサイトだった事もあり、掲載期間は最大「7日」
この掲載ルールが何故かフリマ形式でも適用されるのが本当に謎。。。
(3回まで自動再出品出来る設定はありますが。。)

という事はヤフオク側でPayPayフリマに掲載を試みようとすると、PayPayフリマよりも掲載期間が短くなるんですね。
ヤフオク知識が浅い人からすると気づいたら商品非表示になるって事なので、一番厄介だなーと思います。


■ヤフオク側ではフレキシブルな商品ページ編集と値段調整出来ない


これもオークションの名残で、ヤフオクは一度出品すると、商品ページの修正や出品金額を修正出来ないんですよ。
※商品説明の追記は可能です。

なので、金額を変えたい場合や商品説明を間違えた場合は、「一度出品を取り消してから再出品をする」必要があるんですね。。。

ヤフオク古参ユーザーからしたら慣れたもんではありますが、この機能のせいでメルカリみたいに値下げ交渉のコメントに対してさくっと金額変更出来ないんです。

だから値下げ交渉という独自の機能で持たせて、コメント内では値下げ交渉を禁止にしたんだとは思いますが、メルカリ慣れしてる人からしたら理解できない部分かと。。


**■ヤフオクで出品したデータはPayPayフリマに同期されない

**

これも本当に謎。

ヤフオクもやってて、PayPayフリマをやってる人は両方のアプリを入れてるかと思いますが、
ヤフオクで出品した商品はPayPayフリマで見ても同期されないんですよ。

これは正直頑張ってほしかったなと。。
PayPayフリマアプリ内の「出品した商品」をタップしても、同時出品されてるものは一覧表示ぇ出てきません。

せめて「ヤフオクから出品中(編集不可)」みたいな形で表現することも出来たんじゃないかなと。

なので、同時出品されてるとはいえ、基本的なやり取りはヤフオクのアプリでやる事になります。
(じゃあ、PayPayフリマのアプリ入れてる必要なくね?)


**■ヤフオクはオークションだけでいいのでは。。。。

**

書き出したらキリがないのですが、久々にヤフオクを開いてみて率直に「使いづらい」と思った内容はざっとこんな感じです。

【使いづらい部分】
・同時出品するにはヤフオクからしか出来ない
・フリマ形式でも金額変更や商品ページ編集は一度出品を取り消す必要がある
・掲載期間ヤフオクと同じ
・同時出品された商品はPayPayフリマに同期されない
・ウォッチリストがどっちからついたのか分からない

最後に書いてある「ウォッチリストがどっちからついたのか分からない」というものですが、これはメルカリでいう「いいね」に近いコンテンツ。

ヤフオク側からウォッチリスト登録数はチェック出来るのですが、これがヤフオクからついたのか、PayPayフリマからついたのかがデータが取れないんです。

もしこのデータが取れるのであれば、ヤフオクからつく率が高いのであれば「フリマ形式からオークション形式に再出品して1円でも高く売る」とか対応出来るのになーと。
この棲み分け方式の利点を活かすならですけど。

とはいえ、企業としては"PayPay"というブランドを伸ばしたいとしながらも、フリマアプリ産業において、現在も根強いユーザーが多いヤフオクを「PayPayフリマ」として名義及びサービス変更出来なかったのは分からなくもないですが、結果として使いづらくなるぐらいだったら、変にシナジー意識しなくてもいいのでは。。と思うんですよね。

オークションというサービス自体が唯一無二なんですから、いっその事ヤフオクのフリマ販売形式を廃止にして、今だからこそオークション一本でやってしまった方がPayPayフリマと棲み分け出来たのではと思います。。

個人的にキャッシュレス決済はメルペイよりもPayPayが好きだからこそ、そこらへんをより分かりやすくして、メルカリユーザーをヤフオク然りPayPayフリマの方に流して盛り上げてくれるとありがたいですね。


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