ニコラ・テスラ:天才発明家の知られざる秘密
序章:ニコラ・テスラとは?
今回は地味に人気があるスピリチュアル界についてお話しします。ところで、ニコラ・テスラをご存知ですか?発明家といえば真っ先に思いつくのはエジソンですが、実は科学者たちに天才発明家は誰かと問うと、エジソンではなくニコラ・テスラと答える人が多いそうです。
テスラの主要な発明
ニコラ・テスラは交流電流、ラジオ、無線による遠隔操作技術、レントゲン、蛍光灯などを発明した人物です。特に交流電流の発明は画期的でした。エジソンの直流電流というシステムは、正直使いづらく送電ロスが大きいというデメリットがありました。それを使いやすいように電気を変換できるようにしたのがニコラ・テスラです。
フリーエネルギーと反重力システム
この他にも、ニコラ・テスラは地球と太陽を媒介にして、ただで無限に電気を発生させ、それを世界中どこでも受け取ることができる「世界システム」という装置を発明しようとしました。また、反重力システムを使って空飛ぶ円盤の研究をしていたり、脳内に溢れ出るイメージを目の前に3Dのように具現化して脳内で実験を行えたりと、あまりにも天才すぎたために「マッドサイエンティスト」という一面もありました。
不運と評価されなかった天才
結果的に、世界システムを完成させることはなく、石油も石炭も使わない100%フリーエネルギーを発生させる塔は第一次世界大戦を理由に撤去されました。さらに、ニコラ・テスラが研究所にしていたビルが原因不明の火事になり、大切な実験資料も燃えてしまいました。結局、世間からはあまり評価されずに86歳でこの世を去りました。そういうこともあって、ニコラ・テスラは知る人ぞ知る天才という位置にいます。
テスラを尊敬する現代の人々
ですが、ニコラ・テスラを尊敬している人は現代でも多く、その中で一番有名なのがテスラ社です。社名でも分かるように、イーロン・マスクもニコラ・テスラのことを尊敬しているようです。私の友人に工学専攻のやつがいるんですが、そいつも「本当の天才発明家はニコラ・テスラ。エジソンは人の発明をパクるビジネスマン」と言っていました。さすがにディスりすぎだろうと思いますけど、調べれば調べるほど、その友人がそう言うのも頷けるほど、彼は他の天才たちとはちょっと違う異質な存在だったというのが分かってきました。
テスラの周波数と振動の理論
そんな今も熱狂的なファンがいる天才ニコラ・テスラですが、彼が生きている時、ある興味深いことを言っていたんだそうです。それは「宇宙の秘密を知りたければエネルギーの周波数と振動の観点から考えよう」ということです。
テスラコード:369の秘密
今回はニコラ・テスラの言う周波数が世界を創造するということをお話ししていきます。テスラが残した有名な言葉に「369の数字の力を解明してさえすれば、宇宙への鍵を手に入れることになる」というものがあります。これは都市伝説や学の話が好きな人は一度は聞いたことがあるかもしれません。
1から9の数字の中で、1, 2, 4, 5, 7, 8は私たちが暮らす物質世界を表し、3, 6, 9の3つの数字は他の数字とは違い高次元な世界を支配していると言われており、これは通称「テスラコード」と呼ばれています。テスラはこの世界が数字に支配されていると考え、この数字の法則を解き明かせば宇宙すらも解き明かすことができると信じていました。
彼の369へのこだわりは本当に徹底されていて、ホテルに泊まる時は必ず3がつく部屋を選んだり、食事のテーブルには3の倍数の18枚のナプキンを用意させたりしました。自分が3で割り切れる行動でなければ全てやり直していたそうです。
369が持つ特別な意味
では、なぜ369が特別なのかを見ていきます。まず、3, 6, 9以外の数字を見ていきます。この図は数字1から倍にしていった数です。いわゆる2進法で表された数です。例えば、私たちの細胞分裂は1つの細胞からスタートし、2つに分裂、2つから4つ、4つから8つといった感じになります。この2進法は他にもDNAの二重螺旋構造、ニューロンを活動させる電気信号など、自然界では2進法が適用されています。
もう一度図を見てみると、1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128といった感じです。次にこれらの数字を1桁の数字にしていきます。例えば、1+6で7、3+2で5、6+4=10、1+0で1といった感じに1桁になるように計算していきます。すると、1, 2, 4, 8, 7, 5という順番で並びますが、不思議なことにこの先の数字も1, 2, 4, 8, 7, 5を繰り返していきます。しかも、ここに3, 6, 9という数字は出てこないのです。まるで何か特別なものであるかのように。
次に、3, 6, 9を倍にしていきます。すると、3, 6, 12, 24, 48, 96, 192, 384と続いていきますが、これを1桁になるまで足していきます。すると、3, 6, 3, 6, 3, 6と3と6が無限に続いていきます。これは6を同様にやっても3と6が無限に続いていくのです。不思議ですよね。
テスラはこの法則に気づき、3, 6, 9を高次元への入り口として「テスラコード」として非常に重要視していたと言います。ちなみにスピリチュアル的には、3は1, 2, 4のプラスの世界を支配している数字で、6は5, 7, 8のマイナスの世界を支配している数字だと言われています。これは中国の陰陽の概念でも磁石のプラスマイナスでも、光と闇、ポジティブとネガティブ、この世界は二元性の側面を持っており、特に中国の陰陽の概念では奇数の3は陽のプラスの世界、偶数の6は陰のマイナスの世界を表しています。そして、それらを足した9という数字は、私たちの上位の世界の入り口となり、1から8までの全ての数字を支配すると言われています。
では、この9を2倍にしていくとどうなるのでしょうか。9を2倍にすると、9, 18, 36, 72, 144, 288, 576と続いていきますが、それを1桁に変換していくと、全て9となります。しかも、この9の法則はこれだけではありません。円は1周360度で
、3+6+0=9。円を半分にしても1+8+0=9。1/4にしても9+0=9。これはどれだけ半分にしても9になります。他にも、三角形の内角の和は180度、これも9になります。四角形の内角の和は360度、これも9。五角形の内角の和は540度、これも9。内角にしても絶対に内角の和は9になります。
地球の直径は7920マイル、これも9。太陽の直径は864,000マイル、これも9。このように、9が宇宙や空間すらも支配しているというのが分かってきました。
周波数とエネルギーの関係
ここまで、都市伝説やスピリチュアルに興味がある人はなんとなく知っていたよ、という人も多いと思います。では、最初に言った「宇宙の秘密を知りたければエネルギーの周波数と振動の観点から考えよう」という言葉がどう繋がってくるのでしょうか。お待たせしました、ここからが本題です。
私たちが普段耳にする周波数という観点から話を深掘りしていきたいと思います。ところで、皆さん、私たちが普段聞いている周波数を気にしたことはありますか?音楽には全ての基準となる音の高さ、基準周波数というものがあり、これは国際標準化機構ISOによって現在は440Hzで統一されています。つまり、私たちが普段聞く音楽のほぼ全ては440Hzで調律されたものを聞いているということです。
432Hzの魅力
ですが、実は440Hzは人間の体に最適ではないという説があります。これはあくまでも都市伝説ですが、ナチス政権が最も恐怖と攻撃性を誘発する周波数の研究を行った結果、440Hzを採用したという説があるそうです。
ここでよく言われるのが、人体にリラックス効果やポジティブな影響を及ぼすのが432Hzだと言われています。432Hzは「世界最高の周波数」と言われており、古代エジプト文明で使われた楽器が発掘された際に、その楽器は432Hzの調律で統一されていたり、他の民族の楽器やインダス文明の楽器も432Hzのものだったそうです。この432Hzをテスラコードに当てはめていくと、4+3+2は9、9という数字が当てはまります。
シーマン共振と地球の周波数
シーマン共振というのを聞いたことがありますか?これは私たちの体を含め、全ての物質は振動しています。その物質ごとに固有の振動数があり、この地球にも独自の振動数があります。地球の外側には電離層と呼ばれる巨大な幕のようなものがあり、これは酸素や窒素が太陽を浴びることにより電離して形成されます。その電離層と地球の表面をずっと往来する電磁波の周波数は7.83Hzです。つまり、7.83Hzの電磁波が私たちが生まれてから死ぬまでずっと体を通り抜けているイメージです。
人間の耳が感じることができる周波数は約20Hzから2万Hzと言われていますので、聞こえてはいないけども私たちは感じています。都市伝説界隈では、地球誕生から現代に至るまでこの7.83Hzが存在していたとされ、この周波数に全ての情報が含まれていると言われています。もし、この7.83Hzにアクセスすることができたなら、私たちの思考がアップグレードされると言われています。
テスラの名言と周波数の関係
そして、この7.83という数字を見てください。7+8+3=18、1+8=9。ここでもテスラコードの9という数字が浮かび上がってきます。
よく引き寄せの法則や波動の法則でも言われるように、周波数を意識すれば理想のものが現実化すると言われています。ニコラ・テスラは、ある時「どうしてそんなアイデアが生まれるのか」と聞かれた時にこう答えたそうです。「私の脳は受信機にすぎない。宇宙には中核となるものがあり、私はそこから知識や力、インスピレーションを得ている。私はこの中核の秘密に立ち入ったことはないが、それが存在することは知っている」。
これがさっき言った7.83Hzに関係があるかどうかは分かりませんが、テスラはきっと本能的にこういった周波数の存在を理解していたのでしょうか。引き寄せの法則や思考は現実化するというスピリチュアルな話では、ラジオのチャンネルが例えにあげられます。私たちはそれぞれ周波数を操るリモコンを持っていて、特定の周波数に合わせることができると、ポジティブな周波数に合わせると目の前にはポジティブな世界が広がり、逆にネガティブな周波数に合わせると目の前にはネガティブな世界が映し出されるというものです。
周波数のコントロール方法
皆さんも感覚的に分かると思います。いいことが起きるとその先もラッキーなことが連鎖している感じがしますし、悪いことが起きるとドミノ倒しのように悪いことが続けて起きる。合わせる周波数によって世界が全く違うということです。その中の最強の周波数の1つが432Hzだったり7.83Hzだったりします。
ここで皆さんが気になるのは、どうやってその周波数に合わせるのかという点だと思います。次はその周波数の合わせ方についてお話ししていきます。
瞑想とリラックスの重要性
結論から言うと、周波数を操るには脳波をコントロールしてください。脳波って操れるの?と思うかもしれませんが、実は操れます。しかも、割と簡単に操ることができます。脳波はざっくり4つの分類があります。興奮状態のベータ波、リラックス状態のアルファ波、睡眠状態のシータ波、デルタ波です。私たちが狙いたいのはこのリラックス状態のアルファ波以下の領域です。
私たちの脳がクリエイティブに働くのは、実はリラックスしている時なんです。一見興奮状態の方がパフォーマンスを発揮するんじゃないかと感じますが、実は人はリラックスしている時の方が脳も体も100%動きます。実際、アスリートがパフォーマンスを発揮した時、科学者たちが何かを発明した時、アーティストたちが作品のアイデアを思いついた時の共通点はリラックスしていたことです。
逆に、脳波が上がりすぎるとどうなるのか。脳波がベータ波以上に上がりすぎた状態になると、人は緊張してパフォーマンスが発揮できなくなります。これは実際に私も実感があります。高校時代、部活で超強豪校に入っていて、インターハイの剣大会で何連覇もしているレベルのところにいました。ある試合の時、普段の大会では先輩や同級生が座るベンチに、なぜか超怖かった監督が座り始めました。それまでのびのびプレイしていたのが、ビビり散らかして手がガチガチになり、思うようにプレイできませんでした。その試合で負けて、めちゃくちゃ怒られたという経験があります。
リラックスの重要性と具体的な方法
要するに、パフォーマンスを発揮したいならリラックスして脳波
を下げる必要があるということです。有名な言葉で「アイデアの3Bの法則」というものがあります。バスルーム、ベッド、バスの3つの場所でアイデアが思いつきやすいというものです。この3つに共通しているのはリラックスしている時、ぼーっとしている時です。
中国にも似たような言葉があります。アイデアが思いつきやすいのは「三上」、つまり3つの場所の上にいる時だと。1つ目が馬上、2つ目が枕上、3つ目が便所上です。人はリラックスしている時、何もしていない時こそクリエイティブに脳が働いているのです。
しかし、現代人はどうでしょう。お風呂に入っている時、ベッドにいる時、バスや電車で移動している時、トイレの中でさえもスマホをいじっていませんか。現代人は24時間何かしらの情報をインプットし続けているのです。だからアイデアが思いつかない、周波数が切り替わらない、結果として思ったような現実がやってこない。このような悪循環になってしまうのです。
逆に、ぼーっとした時間を作ることが実は脳に良かったというわけです。ちなみに、この脳波の周波数をアルファ波以下にするために最も有効な方法は瞑想と言われています。瞑想している人の脳波を測ってみると、軒並みアルファ波以下の周波数になっていると言います。瞑想を極めているチベットの高僧レベルになると、普通の人であれば睡眠領域のシータ波、ガンマ波の領域に覚醒している状態でアクセスしていると言います。
瞑想の方法は簡単で、リラックスした体勢で呼吸だけに意識を向けて深く深呼吸をする。考えが浮かんできてもすぐに呼吸に意識を戻す。これを繰り返すだけです。最初は3分から瞑想をスタートしてみてください。慣れてくると10分、20分とできるようになります。
瞑想の効果とビジネスエリートたちの活用
世界の巨大IT企業が集うシリコンバレーのビジネスエリートたちは、瞑想や呼吸をスマートドラッグとして活用しています。個人的にも、スマホをいじるよりも瞑想していた方がリラックスできる感覚があります。スピリチュアル的な観点からも、脳をリラックスさせるという観点からも、瞑想は取り入れた方が良い習慣です。
あとは、個人的に周波数を合わせる方法として、自分自身の感情を大事にすることが重要だと思っています。それをやっている時、楽しいのか、逆に疲れるのか、そういう直感的な感情のサインを大切にしてください。同じことをやっていても、人によって感情は違ったりします。例えば、私の場合は知識をまとめたり文章を書いたり発信したりするのは苦痛ではないんですが、イベント系の仕事をやっていた時は全く合いませんでした。
まとめ:ニコラ・テスラの影響と未来
今回はニコラ・テスラをテーマに話を広げました。ニコラ・テスラの人生を見てみると非常に面白く、その分日の目を浴びれなかったのはもったいないと思います。陰謀論的には、利権を握っていた人間たちが彼の発明を止めるために妨害したと言われていますが、真相は未だ闇の中です。ただ、ニコラ・テスラに不運がなければ、もっと人類の科学は進歩していたんじゃないかと個人的には思います。
皆さんはニコラ・テスラについてどう思いますか?
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